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〈クリスマスの想い出〉

独り言のような記事です。
ハッピーな話ではありません。

私の家族の一番先頭を走っていた祖母は
12/25生まれだった

クリスマスの想い出と言えば
クリスマスケーキにメリークリスマスの文字と
ハッピーバースデーの両方が書かれたケーキを食べることだ

私は昔からおばあちゃんが大好きで
それは小学生の頃から帰宅したら
家に祖母しかいなかったというのもある

両親とは違う距離感。
無心で愛してくれる存在。
学校の友達や先生の関係、
バイト先のこと、楽しかったなんてひと言ではなく
どうして楽しかったのか、
どうして悲しい気持ちになったのか、
どんなことも話せる相手だった。

そんな祖母も私が結婚をして家を出るとき
少し寂しそうにしながら
とても温かい眼差しで送ってくれた
離れてもいつも心配してくれてるのが分かった。

私がいなくなったあの家で
祖母はどういう気持ちで過ごしていたのだろうか。

やがで癌がみつかり、
時期早々に空へと旅立ってしまった。
家を出て2年と言う間、とても幸せな時間を過ごさせてもらいました。
それはもしかしたら、離れた祖母からの恩恵を受けながら、新しい主人の側で暮らせたからなのかもしれない。

ただそんな楽しい生活も長くは続かず
祖母を亡くしたことで
心の中にぽっかりと穴が空いてしまいました。
第二の母でもあり大親友といえた祖母の存在は
あまりにも大き過ぎて代わりがありませんでした。


私も旅立ちたいとも思いました。
ここで生きる意味はもうないと
大親友と母を一度に両方を亡くしてしまった私はもう生きていく価値を見出せずにいました。

主人はとても明るく前向きな人でしたので
今までしてくれた想い出を大切にしようと
毎日声をかけてくれました。

あれから早5年。
まだ毎日祖母の存在を忘れることが出来ません。心の中でどこかでいつも大好きな祖母の存在があります。

安心感を手放したくなかったんですよね。

また母親の事も
なぜか娘のように感じたりして
母親が困っているととても心配で心配で..

そんな母とも最近電話の数が減りました。
母はあなたが忙しくしてるならいいわ.と
充実してるなら嬉しい.と言ってくれました。嬉しかったです。

またこの季節がやってきました。
もう何年もクリスマスケーキにハッピーバースデーの文字を飾ることはありませんでした。
今年はもう一度クリスマスケーキに
ハッピーバースデーの文字を飾ってみようかな。
皆さんはどのようなクリスマスを過ごされましたか?


#家族のお話
#メリークリスマス
#実家 #ハッピーバースデー
#レクイエム

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