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お金のリスクとは何か〜その3〜


 今まで資産形成について不安や解決のための糸口など紹介してきましたが、今回はその続きをお話しさせていただきます。

1 資産形成でやってはいけない2つの間
 違い


(1)高い値段で買うこと

  対策1
   景気の先を読み、将来から見て安い時期に
   購入する。
   ※「言うは易し、行うは難し」
    はっきり言ってこれが一番難しい。

  対策2
   毎月、同額を積み立てる(安い時は多く買
   うことができ、高い時には買う量が少なく
   なる。結果、安い時に口数が増やすことが
   できる。)。

(2)積立投資で値下がり時にやめること
  (特に前半)

   何故やめてしまうのか?

    自信がない。
    他人が勧めたものを購入した。
    積立投資を理解していない。

  対策
   リスクを抑える。

    バランス投資
    インデックス投資
    中長期の経済成長に注目する。

2 積立投資方法を考える。

(1)投資前半期
   まず口数を増やすことを考えましょう。
   不景気なほど、購入できる口数は増えやす
   いです。

   ポイント…将来、上昇すると考えられる商
        品をコツコツ買い続けるだけ。
        ※この見極めが難しいんですけ
         ど😆

(2)後半期間
   基準価額が上昇したら。
   景気が良い時ほど基準価額が上がりやす
   い。
   基準価額が上がったら、

   ◯ 期待利益が得られたら売却して利益を
    確定する。
   ◯ 高値から◯%下がったら、売却して利
    益確定する。
   ◯ 余裕資金があれば、次の好景気を待
    つ。

 などの方法があります。

3 でもでも 

 以上、ポイントを挙げてみましたが、実際に投資を始めてみると、下がった時に自分のメンタルが結構耐えられなくなる時があります。

 投資信託などでも始めたばかりの時は、何度かマイナスになる時がやってきます。

 そうすると、人はこれ以上損失を広げたくない心理から、すぐに売却してしまう人が出てきます。

 私も、初めたばかりの時、暫くの間マイナスが続いた時、

   買い間違えたかな。 
   もっといい銘柄があったんじゃないの?



など、色々考えたものですが、毎月1万円を4年9ヶ月買い続けた結果、今(11/23現在)はなんと、

   投資信託 つみたてNISA
   eMAXIS Slim
   バランス(8資産均等型) +21.81 %

で推移しています。

 なので、

 長期で考えるほど、一度は良い局面があるはず

という前向きな考えのもと、

 ◯リスクを抑えたバランスファンド
  (分散投資)

 ◯インデックスファンド(平均値に投資)

を意識してみてはいかがでしょうか?

4 リスクを嫌う人向けの検索キーワード

 何に投資をしようかな?と思っている人に、参考になればいいかなぁと思うキーワードを挙げてみますと、

◯ 積立NISA
  金融庁が長期、積立に適した商品を選んでい
  る。相対的にローコスト、ローリスクであ
  る。

◯ バランス
  株式、債券等異なる値動きをするものを組み
  合わせることができます。

◯ グローバル
  世界中にリスクを分散できます。

◯ 購入時手数料
  安い方が良い。

◯ 根拠を持つ
  自分の中で、色々ある銘柄の中でその銘柄を
  選んだ根拠を明確にする(失敗した場合、成
  功した場合の原因分析ができる。)。

などです。

 次は、上記2で記載した内容を意識しながら、一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける投資の手法の一つである「ドルコスト平均法」についてお話ししたいと思います。

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