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ゲームコラム異聞録~千織さんととある着物クリエイターの夢にあふれた雄大なお話~

原神。全世界で億を超えるダウンロードを突破し、日本のX(旧Twitter)フォローワ数は300万人を突破している巨大なコンテンツだ。

今回は、ver.4.5のアップデートで実装される千織さんを記念して、着物クリエイターのみさまるさんについて個人的に紹介していきたいと思う。


「歩む道も、なりたい姿も、全部自分自身で決めるの。誰も私に指図なんかできないわ。」

特設サイト「鋒刃、錦を裁つ」より抜粋


・型にとらわれず自分の好きを貫く生き方

X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

自分自身が、みさまる氏のことを知ったのが、大体3年ほど前にTwitterのタイムラインを追っていた時にお勧めに彼女の投稿が流れてきたときに見たのが彼女を知ったきっかけだった。

第一印象で投稿を見たときに思ったのは、ほえー可愛くてええやんというのが忌憚のない感想である。

たしか、この投稿だった。↓

X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

「黒紋付の着物とシルバーアクセって相性良いのでは!?」と思ってチェーンネックレスと指輪を使った現代風着物コーデ。 帯代わりのハーネスも金具部分はシルバーで統一。着物とアクセのゴツくてカッコいい雰囲気とフワフワなチュールスカートの柔らかい雰囲気のバランスも好き…!

X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

当時、自分はアニメやゲームなどで和洋折衷なスタイルをよく見ていたのでまるで、アニメのかっこいいキャラクターたちが着ていた服が現実に現れたようなそんな高揚感があったのが学生ながらにあったのだと今でも覚えている。

当時の自分が思う着物にスカートというのは、大正時代に流行していた着物に女袴というスタイルばかりだったので、今の時代に着るにはどこか、格式があって日常着にするには周囲の目が厳しく、この投稿を見たときは、そういう着方もあるんだ!という、純粋な驚きだった。

着物オンリーだと、今の時代にはあわないことも多々あり、仕事で幾度か着たこともあったが、正直な所、着物が好きでもそれに似合ったスタイルではないためきつかったり、着慣れない為移動が大変だったりとあったり。そして、着物を着ていて一番思ったのが、余り着る機会に恵まれなさそうだなと思ったことだ。周りの視線がどこか物珍しく見てくることが多かったりしたり、あるので、普段使いにはむかないだろうなぁ…と思うことが多かったりしていたことが多かった。


そんな中、彼女のスタイルを見ていく中で、純粋に思ったことがあった。

銭が…銭がないのだ…

当時、バイト禁止なこともあって、自分自身少ないお小遣い制なのもあって、こういったスタイルを真似したくても手持ちがあまりなかったため内心うおおおおおくやしいい!と悶絶していた。学生時代の苦い思い出でもある。

今、懐にも金銭的にも少し余裕が生まれて、自分のスタイルを研究する中で思ったのが、自分の好きを追求するのって、とってもイイナ!って思ったことだ。

彼女の型にとらわれない好きを貫く生き方にちょっぴり共感できた部分でもあった。


・筆者のイチオシ!みさまるさんの着物コーデ

ここからは、筆者がイイナ!って思ったみさまるさんのコーディネートをご紹介していきたい。

X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

金魚みたいな着物コーデ👘
涼しげな透け感ある夏着物にヒラヒラしたスカートが金魚の尾びれみたいで好き…!

X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

まず最初に、自分はこれが一番推したいコーデだ。
既存の着物らしさを崩さずに、尚且つそれを美しく魅せる着物ファッションを熟知した着方だと思う。化粧品を取り扱う職についてる母や、周りの人が常にお化粧は何かを足したらその分他は控えめにするべしと常々言っていたので、これを見て、思わずほへぇ…お化粧みたいな配色だなあっと思ったりもした。(自分自身の例えが少々変ですが、純粋な美しさを表現してみたらこうなりました…)みさまる氏が金魚みたいと言っていたように、日本庭園を歩いても違和感のないスタイルだなぁと思ったりもした。
シンプルなスタイルでこれほど素敵なコーデが出来るというのを驚きと共に、一つ学びにもなった筆者の一推しコーデの一つだ。



X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

大好きな伝説ポケモン3匹(カイオーガ、レックウザ 、グラードン)を刺繍した着物の羽織が完成!
#pokemon

X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

これを見たときに思ったのが、好きをここまで昇華出来るのって凄いな…と思ったことである。自分も刺繍に挑戦したことがあるのだが、設計から、刺繍まで途方もない時間が掛かり、自分もさすがに計画性のなくチャレンジしたこともあって、途中で投げてしまいました…完成出来る人が凄いなと思う素晴らしい作品だと、思ったスタイルの一つである。キャラの愛の昇華を好きなことで表すことが出来るのってすごい!!

・美しいって何だろう?伝統ってなんだろう?


X(旧Twitterより)

既存に囚われないファッションの開拓は結構厳しいことも多かったり、価値観を新しく生み出すのも大変だったりと障害も多い。それは、ゲーム業界も同じように、昔は、人を堕落させる、ダメにすると忌避されてきて、当時のゲームも中々に世間に受け入れられるには、中々に障害が多く、ここ最近、インターネットが主流になってきて、ゲームが世間に広くその存在が認知されたのもここ十年ほどで、少しづつながら周囲の反応が変わってきているのも見て、インターネットの存在が大きいと改めて認識するとともに、世間に知って貰うということのインパクトの大きさをこうして纏めることで改めて知ることができた。


X(旧Twitterより)

そして、伝統を継承するというのは、少なくとも杓子通りに受け継ぐばかりでもないのだというのを、今回記事にする中で思うようになってきたりもした。自分自身、時代の変化というものは、少なからず随所に出てきており、容認されてきたことが違法になったり、古い物が、新しくなったりと、自分も知らない内に変わっていっているのだなぁと感じたりすることもあった。

そんな中で自分の好きで美しさを追求していく、というのはとても雄大で、途方もないことだと、夢を追う自分もまた、輝かしくて途方もない道のりだと思うこともあったりする。

ただ、その着やすさ、そして沢山の人がそれに関心を持ち、それを手にすること、これは、どんなに時代を変わらないことの一つであり、その伝統がもともと持っていた美しさを昇華して、時代に合わせて次の段階に引き上げていく。


X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

パンクなショート丈着物コーデ👘
自分の欲しい着物を作ったり、自由に着物を楽しんでると「着物好きを名乗らないでほしい」ってコメントが来て落ち込むこともある。
でも私は応援してくれる人たちに感謝しながらこれからも全力で自分らしい着物を作りたいし楽しみたい…!

X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

すでに、下火になっている文化も多い中で、既存の文化を熟知して沢山の美を取り入れて新しい美しさを生み出していく。ただ伝統を受け継いでいくのではなく、誰にでもできないことに挑戦し、世間に美しく新しい伝統を発信していくみさまる氏はれっきとしたプロのクリエイターの一人なのだ。

自分もいつか、彼女の様に自分の好きを胸を張って追求していけるような人間でありたいと思っている。


・宣伝タイムーーーーーーーーー!!!


X(旧Twitterより)

今回、実装記念で記事にした千織さんは3月13日のアップデートで実装だ!!この記事で千織さんにチョッピッとでも興味もっていただいた原神プレイヤーの皆さんは是非、石を片手にガチャへgo!!



X 【旧Twitter】@misamaru_bocより

そして、Amazonでもみさまるさんの著書が販売されているので気になった方は是非こちらの↓リンクから飛んでみていただきたい。http://amazon.co.jp/dp/4046056258

そして、みさまるさんのXがこちらになる。
https://x.com/misamaru_boc?s=20
今回紹介した物も含めて素敵なコーデが沢山載っているので、ぜひ!!ぜひ!!覗いてみて欲しい。




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