生楽器と機械の融合を一早く完成させた男
55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第23弾!
1987年発売
「FUTER FILE」 佐藤博
佐藤さん名前を知ったのはテイン・パン・アレーに参加していた時。
腕こそあるものの、スタジオミュージィシャン的立ち位置の人だと勝手に思ってました。
その後アメリカに渡りシーケンサーやサンプリング系のリズムマシーンやPCでの音楽制作と出会い衝撃を受け、自身の目指す道が決まったそうです。
帰国後の80年代には一年に一枚ペースでソロアルバムを出していたのですが、今回紹介するが7枚目です。
デジタルの音メインにした作りですが、要所要所は凄腕のメンバーの生音が際立つ作りで、このアルバム位から機械と生音の見事な融合を見せてくれた気がします。
佐藤氏の打ち込み以外は、ポール・ジャクソン・Jr(G) ネイザン・イースト(B) 青山純(Dr) 鳥山雄司(G)などなどの豪華メンバーです。
TVのCM曲も多く手掛けていたので音自体は聞いた事ある人居ると思うけど、一般的には余り知られないまま65歳で亡くなってしまったのは残念でした。
個人的には今作と次作(AQUA)を本当によく聞きました。
皆様には女性ボーカルとのデュエット曲を。
初めて聞いた時は洋楽か?と思ったほどオシャレで驚いた記憶が蘇ります。
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