スティーリーダンの変態性は実はこの男のせい
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第57弾!
「CIRCUS MONEY」 Walter Becker
2008年発売
私の音楽人生で影響を受けたミュージィシャンンのベスト3にスティーリーダンは必ず入ります。
特に後期の二人だけのスティ―リーダンのアルバムには、自身の音楽を制作する際に物凄く影響を受けています。
世の中的にはドナルド・フェイゲンの方が有名だし、彼が中心人物というイメージがあります。
私もnote始めて直ぐに彼の歴史的名盤は紹介しています。
本日紹介するのは彼の陰に隠れたもう一人のスティーリダンであるウォルター・ベッカー。
ドナルドの(ナイトフライ)が世間を席巻した後、1994年にベッカーも(11の心象)というファーストソロを出してるのですが、フェイゲン程話題にならず、内容的にもちょっと、とっ散らかった印象(すごい内容でしたけどね)。
15年経って出たのがこのセカンド。
前作と違い洗練され、レゲエのリズムを基本とした楽曲が並びます。
(ナイトフライ)が極上で耳心地の良いアレンジなのに対して、変態的なリズムとアレンジが今作。
普段刺激されない脳の部分を触られるような感じになります。
でもちゃんと聞きやすいのは流石。
今作を聞くとスティーリーダンの変態性は、フェイゲンではなくベッカーのせいではないかと感じます。
勿論この二人が居た事が凄い事なんで、ジョンとポール以来の奇跡のコンビだと思います。
決して口ずさめるようなキャッチーな楽曲が並ぶわけではないけど、ズーッと聞いてられる一枚だと思います。
この記事を書くにあったて、久々に聞き直したのですが、全然古く感じないし、新たな発見もありました。
やっぱり凄いアルバムだと思います。
皆様にはこの曲を
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?