ロッコ&ガリバルディは鉄壁のリズム隊にかかる枕詞
55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第78弾!
「Soul Vaccination:Tower Op Power Live」 Tower Of Power
1999年発売
大・大・大好きなバンドを要約紹介出来ます。
デビューは1970年(私が三才の時ですよ!)。
管楽器を主体にしたFUNKバンドとしてデビューしたのですが、ボーカル以外は白人と言う、その当時は珍しい布陣でした。
あっという間に人気が出て、1974年に出した(バック・トゥ・オークランド)は名盤として誉れの高い一枚です。
私が初めてTOP(略)を知ったのは高校生の時。
MTV全盛期時代で、今でいう大バズリしていたヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの後ろで、物凄い切れの良いホーンを吹いてたのが出会いでした。
今になって思うとTOPとしての仕事が全然なかった不遇時代で、売れているバンドの裏方として生活をしていた時代でした。
でもあのカッコイイ演奏を聞き、本人達の演奏も聞きたくなり、聞いたのが(バック・トゥ・オークランド)でした。
全身に電気が走るぐらいの衝撃でした(笑)
その後遡って全部聞いたのですが、やはり絶頂期は70年代のアルバム。
キレと勢いが違います。
80年代から90年代後半まで今一つなのは理由がありました。
そうです鉄壁のリズム隊である、ベースのフランシスコ・ロッコ・プレシャスと、ドラムのデビット・ガリバルディがメンバーに居なかったからです。
TOPは当然管楽器が最大の売り何だけど、この二人の変態的で完璧なリズムがあっての事。
この二人が居ないTOPはTOPとは認めたくないです。
紆余曲折あり二人が復帰し、日本の渋谷ON AIR EASTで開催されたLIVEを録音したのがこの一枚。
もう初期の名曲の連続で泣けてくるほど素晴らしい!
後期の代表作だと勝手に思ってます。
やっぱFUNK BANDはLIVEだな!
そう実感させてくれる一枚です。
意外と知られていないのですが、ぜひFUNK好き、SOUL好き、音楽好きには聞いて貰いたい傑作です。
皆様にはこの曲を聞くとライブハウスやクラブに行きたくなる初期の御機嫌な一曲を。
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