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現実が突然動き出す。

あらすじ。

突然離婚することになった子持ちシュフが実家に飛び込んだ結果、アレヤコレヤ起こったが、雨降って地固まる形に収まった。
スピ本とか引き寄せとかたくさん読んで、そろそろ人生を変化させてみようと、嫌なことをやめ始める。


【できごと】
◯誰かの機嫌をみて、いろいろ思うことを辞める。そもそも他人の機嫌を私がどうにかできることはないと悟る。
《経緯》
ずっと思っていたこと。
こんなに気をつけてるのに、
こんなに先回りして迷惑かけないようにしてるのに、どうしてうまくいかないんだろう。

うまくいかない、というのは、誰かの機嫌を悪くしてしまうこと。(または、そう思い込むこと)

前回の記事で「あっさり早起きを辞めた」とか「ごはんの支度はしない」などと書いたが、それを両親が快諾していたかというと、違う。

世代的にも性格的にも、
「〇〇すべき」
が強いのが私の両親の特徴で、
小言は当たり前に付いてくるし、謂れのない不満をぶつけられたりもしょっちゅうだ。
しかし、父と衝突をしてから私は決心をする。

父の機嫌も母の機嫌も、避けられない自然現象だと思うことにしたのだ。

世代的にも性格的にも、父や母は不満や愚痴を隠さない。嫌なことがあったら怒りたいのだ。愚痴りたいのだ。泣きたいときは泣きたいし、面白かったら大笑いしたいのだ。人間らしいのだ。

つまり、ただそれだけなのだ。

それに対し
「私が何をしたっていうんだろう」とか、
時には「大人げないな」とか、
批判めいた反応をしていたのは私で、そういったことは無駄なので辞めればいいのだ。

私が先回りしたら、ためた感情を出せなくなるだろう。
思う存分出してもらったほうがマジではないか。

怒っているときは雷だと思えばいいし、
出ていけと言われたら風が吹いたと思ってそのようにするし、
ただただ、父はそこら辺に落ちているであろう怒りの感情を拾い上げて
反応しているに過ぎないのだ。

私は決心した。
すると、父は不思議と穏やかになった。なぜなのかはわからない。怒らなくなった。爆発しなくなった。


◯別れを予感していた仕事関係の方とお別れをする。

《経緯》
両親のことを自然現象だと思うことにしてから、さらに調子に乗った私は、職場の人、出会う人たち全てにそう思うことにした。

機嫌を取らない、ほうっておく。

すると、モヤモヤしていた人の態度がエスカレートする。
あからさまに私を追い出すような流れができた。

それに乗っかる形で、私はあっさりその方との関係を解消することになった。

突然辞めるので非難轟々だろうと覚悟していたが、最後の勤務日に退職の旨をスタッフに伝えると、
実は私の服がとてもかわいいと思っていて、よかったら一緒に飲みに行きませんかと飲み会に誘われる。

自分がしたいと思った格好を褒められた上に、飲みに行きたいと言われるのは生まれて初めてだったので、過去最高と言っていいほどに、舞い上がって喜ぶ。

◯なんとなくモヤモヤすると思ったお客様から連絡が来なくなる。
《経緯》
退職する直前くらいに出会った上客で、
お二人ともお金持ち。

性にもお金にも奔放で、自由で楽しい。

けれど、私はモヤモヤする。

基本自分からお客様をお断りすることはない。
(1回だけこちらからサヨナラをお伝えした方はいた。)

このまま予約が入らなければいいのに〜と思っていたら、本当に予約が入らなくなる。


◯レンタルスペースに脱毛機がたまたま置いてあり、お客様にやってほしいと言われ、脱毛もやることになる。メンズのVIO(股間肛門周り)も、頼まれたのでやることになる。
《経緯》
借りてるスペースに脱毛機が置いてあったことに気がつく。
以前「ついていきます」と言ってくださった方が、脱毛やりたいんですよね〜と。
そんならやりますか、という流れで脱毛が始まる。
また別の日に、仲良しの男性のお客様がVIO脱毛を考えているけれど、普通のサロンでやってくれる人がいないときく。
お互いに何の感情もないので(笑)、そんならやりましょうとメンズ脱毛が始まる。

このあと、紹介でお客様が2名増え、

さらに脱毛に興味がある、と言っていた友達がお客様になる。



続く。




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