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消臭剤はトイレ用とお部屋用で違うってさ!

化学物質過敏症を発症しつつ
ドラッグストアで働いているさのつきです。

今回は、置き型消臭剤の話。
トイレの〜とか、お部屋の〜とかあって、
それぞれいろんな香りを
発売してくれちゃってるアレです。

近年はそれらの売場に滞在することができず、
息をとめて通り過ぎたり買い物したりで、
じっくり眺めることはないです。
せいぜい30秒です。
毎回息止めして売場へ行き、
限界がくると一度離れて呼吸、の繰り返し。

それなのに、職場のトイレ
(お客様も使うトイレ)の消臭剤に、
お部屋用金木犀の香りが置かれて大打撃。
なんで金木犀⁈
なんでお部屋用⁈

自分がトイレを使う間、
疑問と香りがぐーるぐる。
短時間だから大丈夫か?
と思ったけど、全然大丈夫じゃなかった。
その後3時間くらい
もやもやとした頭痛、倦怠感。

他の人に頼んで、
男子トイレの無香料タイプと
交換してもらいました。
でもこれもお部屋用。
なんで?
女子トイレはしばらく窓開けて換気。

お店のトイレは個室が複数あり
家庭よりも広いトイレなので、
今までトイレ用消臭剤が置かれても、
そんなに気分が悪くなることはなかったです。
新品の時はちょっとつらいけど。

そこで、お部屋用とトイレ用の違いを
ネットで調べてみました。
被曝の危険なく調べられる、ネット最高。

トイレ用はアンモニア臭や便臭など、
トイレのニオイに効果的。
お部屋用は汗や生ゴミ、タバコなど
いろんなニオイに効果的。
同じ香りでも、それぞれの場所に
適した香料を使っているとのこと。

しかも、
トイレ用は狭い空間で、短い滞在時間用、
お部屋用は広い空間で、長い滞在時間用。
どちらがより有毒性かはわからないけど、
広い空間に広がってしまうのは
よくない気がする。

ニオイ消しの観点からいえば、
トイレにお部屋用を置いても
あまり効果ないってさ。
たぶん間違えたんだと思うけど。
しかも金木犀って、香りが暴力的すぎる。

化学物質過敏症にとっては、
空気で殴られているようなものです。
常に社会に殴られています。

ドラッグストアは具合の悪い人も
来るのだから、無香料にすればいいのに。
調剤薬局も町医者も同じく。 

追記。
食品関係の仕事をしている方は、
洗濯洗剤と柔軟剤を無香料にするよう
言われているそうです。
ありがとうございます。
おかげさまで息ができます。

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