見出し画像

監視カメラを設置する際の注意点

監視カメラをマンション共用部に設置するために調査を行ったところ、いくつか考慮しなければいポイントがある事がわかりました。(今回は撮影された動画をスマホで見る事を前提に考えています。)

①動画データの保存場所
監視カメラで撮ったデータを保存する方法として、大きく2つの方法が考えられます。一つは、カメラのそばにレコーダーを設置し、そのレコーダーに動画を保存する方法です。この方法は、画像データはマンション内にあるレコーダーに保存します。スマホで動画を見る際には、基地局経由で、共用部のレコーダにアクセスしてデータを見る事になります。レコーダーはSIMカードを使用して通信を行います。

もう一つの方法は、共用部に光回線を設置し、オンライン上のストレージにデータを送信する方法です。この方式では、常時データをオンラインストレージに送り保管します。そして、スマホはオンラインストレージのデータにアクセスしてを動画を見る事になります。

レコーダーを設置する場合は、比較的大容量の動画を保存することができるので、長期間の保存に向いてるようです。勿論、オンラインストレージでも長期間の保存が可能です。しかし、オンラインストレージに保存するためのコストが高い為、長期間動画を保存しようとする場合は割高になる可能性が高いです。このため限られた予算の中で、どの程度の期間の動画を保存したいかによって、どちらの方式を選択するかが決まってくるのではないかと思われます。

また、オンラインストレージを使用した場合ですが、光回線を新たに設置する必要がある場合は、マンションの共用部では月額7000円近くかかるようですので、意外にコストが高いです。

②画角について
カメラは何度の範囲で撮影できるか(画角)が重要です。カメラによっては94度だったり、117度だったり微妙に違っています。このため実際に設置するカメラでどういう映像が見れるのかを、設置前に確認する必要があります。

一方、360度カメラと言うのがあって、全方向を撮影することも可能です。この場合は便利ですが、データー量も増えるため、オンラインストレージでの保存はコスト高になると思われます。

③費用の比較の仕方
費用ですが、業者によって機器を設置するための初期費用と、毎月かかる費用を別々に計上してくる業者があります。また一方では初期費用も含めて毎月の支払いに平均化し、サブスク方式で見積もりを出してくるところもあります。このため、どちらが安いかは、例えば5~ 6年の間の総費用で比較する必要があるのではないかと思われます。

又、使用した設備の保証期間は1年あるいは5年など、業者によっていろいろです。またレンタルにするとそういった費用も全て含まれた支払いになりますので、保守費用も考慮にいれて比較する事が必要です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今後もあなたのお役に立てる記事を投稿していきますので、スキ・コメント・フォローなどを頂けますと感謝感激です。宜しくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?