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30年間使い続けた「ガラリ」はこんなに目詰まりをおこしていました

当マンションの外壁の修繕工事が、現在進められており、予定したガラリの交換が先週行われました。私も外された「ガラリ」をチェックしてみましたが、酷いものは下の写真にありますように、ゴミが付着し、換気が全く出来ないような状態である事がわかりました。

お陰様で「ガラリ」交換後、私の部屋のバスの吸い込み口の風速が3倍くらい速くなり、「ガラリ」を交換した効果は絶大であることがわかりました。

これで全ての住戸の換気が改善されたと思っていましたら、ある住戸で、 バスの換気が全く良くなっていないとの連絡がありました。確認したところ、吸気口から空気を全く吸っていない状態でした。このバスの換気扇は 数ヶ月前に新品に交換しており、ガラリも新品ですので、換気が出来ないとすれば、ダクトの中に何か換気を阻害する要因がある事になります。

このためこの住戸については、来週ファイバースコープでダクト内を覗いて原因を調べる事にしました。ちなみに、今回設置したガラリは、フードを外して、ダクトの中が覗けるような設計になっています。

なお念の為、他にも換気が改善されていない住戸がないか確認する事にしました。そして、私から全ての居住者さんにメールを送り、換気状態のチェックの依頼をしました。

チェックは下記の2点で行いました。
①ティッシュペーパーを吸気口にあて、ティッシュペーパーが張り付くかどうか確認する。
②熱線風速計を使って風速の値を測定する。

ティッシュが吸い込み口に張り付き、風速がある一定以上の値を示せば、 オッケーと言うことになります。これまでのところ、大半の住戸は換気が 良好でした。中には「換気が良くなり、今まであったカビ臭くなさも無くなった」と言う良い情報も入ってきました。

一方で、換気扇を30年間も変えてない住戸もありました。この住戸は換気扇そのものが全く機能しておりませんでしたので、まずは換気扇の交換を至急していただくようにお願いしました。

ガラリには鳥や大きな虫が入らないよう網が付いていますので、時間とともにゴミなどが堆積していきますので、定期的に清掃する必要があります。 この清掃については、大規模修繕の周期にとらわれず、ロープ工法などを用いて、もっと短い期間で定期的な清掃をしていくことをが望ましいと感じました。

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