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マンション管理会社を変更してみた  その2(調査編)

皆さんはご自分のマンションの管理会社以外にどんな管理会社があるか調査をされたことがありますか。今回私達は自分達に合った管理会社を探す為、一般社団法人マンション管理業協会の会員に登録されたマンション管理会社の調査を行ないました。そこには管理戸数が1000戸代の小規模管理会社から、40万戸を超える大手のマンション管理会社まで登録されていました。

問い合わせをしてみると管理戸数 2万件を超える大手・準大手のマンション管理会社につきましては、当マンションのように世帯数が16個というような小規模マンションについては全く興味がないことが改めて確認できました。見積もりも現状よりも増加してしまうと事も分かり、2万戸を超えないマンション管理会社にターゲットを絞る事にしました。
一つ発見したのは、当マンションの近くに管理戸数が3000戸ぐらい、従業員100名を超えるような管理会社があり、丁度良さそうに思いました。しかし、実際に問い合わせしてみると、そこは現在管理を依頼している会社の下請けとしてやっている会社であること分かり、直接契約は出来ないと断られてしまいました。このように大手の下請けをする会社もある事がわかりました。

その後、いろいろな管理会社に見積りを取ってみると、現状よりコストが思うように下がらず、「これぞ」という会社を探しきれませんでした。そこで、いつもお世話になっている 一般社団法人マンション管理支援センター(東京都千代田区東神田2-8-7)さんに相談する事にしました。支援センターさんにはいろいろなアドバイスをいただいており、修繕などでどこの業者を採用するのが良いかといった事も重要な相談事項です。支援センターさんからはS社を紹介頂きました。
一般社団法人マンション管理組合支援センター (kanri-kumiai.jp)

この会社の特徴は大手とは異なり、小規模のマンションの管理を積極的に行っている事です。そして、基本的に大規模修繕を行わないことにあります。通常の管理会社は大規模修繕を請負、そこでマージンを取っていくということがビジネスの基本になっていると思いますが、大規模修繕を行わない事で、中間マージンを出来るだけ減らしてマンション理事会の修繕費の負担を低くしようという政策でした。これはマンション理事会が自分たちで大規模修繕を企画実行しなければならないと言う事ですから私達理事会の責任と負担がより増えるわけですが、当マンションは自分たちでやっていく事を前提としておりますので、私達にとっては「持って来い」です。最終的にこのS社が当マンションには一番合っているのではないかと考えS社に変更する事にしました。S社に変更する事で、現状の事務管理費90万円/年が54万円/年になり、年間40%のコストダウンを実現することができました。次回はS社に変更して変更前とどのように変わったかを報告させていただきます。

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