=情報リテラシー論 その3=
こんにちは。今週もこの時間がやってきましたね!
第3回情報リテラシー論のテーマは『検索エンジンの変遷と進化』です。
検索エンジンの中で、Yahoo!はなぜ衰退し、Googleが主流となってきているのかについて書いていきたいと思います。
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Yahoo!は世界で最も人気のあるWebサイトだった
2001年、Yahoo!は世界中で最も人気のあるWebサイトでした。
しかし、2006年の6月にはYahoo!を抜かし、Googleが1位に躍り出ました。
ーそこにはどんな理由があったのでしょう?
Yahoo! JAPANはブラウザを「ホームに設定する」でポータルサイト(インターネット上にあるさまざまなページの玄関口となる巨大なWebサイトのこと)として成功しました。
世界各国でGoogleの検索エンジンのシェアが高い中、日本では圧倒的にYahoo!が人気でした。
しかし、Yahoo!はこのポータルサービスを超える事業を生み出すことができなかったのです。
また、Yahoo!ではカテゴリ検索が人気でしたが……
2005年 Yahoo!検索結果でカテゴリ登録の優先表示が消滅
2008年 Yahoo! JAPANトップページからカテゴリ検索が消滅
2009年〜 Yahoo!検索エンジンの根幹であるカテゴリサービスが破綻
2018年 日本でもYahoo!カテゴリ登録サービスが3月29日に終了
時代が進むと共に、Yahoo!検索やGoogle検索などのロボット型検索(キーワードをもとにページを検索する方法)が主流となり、カテゴリ検索の価値がなくなってきてしまいました。
こうしてYahoo!の人気は落ちていく一方でGoogleはというと…
Googleが検索エンジンのシェアを独占できた”ページランク”とは
ページランクとは、Googleの検索エンジンがWebページの重要度をはかる指標のことです。被リンク数とその質によって決められます。
0〜10の11段階に分けられていて、数字が高いほど検索エンジンからの評価が高いことを意味しています。
Google、iPhoneのブラウザで初期設定の検索エンジンとなる
これにより、iPhone利用者はGoogle利用率が高いのではないでしょうか…?
GoogleはiOSデバイスの検索契約により、Googleの売り上げ全体の10%に相当する、2021年は約150億ドル(約1兆6,500億円)をAppleに支払っています。
2018年:78億ドル
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2022年:180億ドル→200億ドルに…?
このように様々な理由が絡み合いながら、GoogleはYahoo!を超える人気を持つ検索エンジンとなっていったのです。
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講義を聞いていて、私たちは検索することに頼りすぎているな…と感じました。
わからないことがあったら検索する というのが当たり前になってきてしまっています。。
なんでもググれば出てくるというのはとても便利ですが、その分自分で考えるという能力が衰えてしまっているのでしょうか……
今回の講義を機に、何でもかんでも調べるのではなく、一度立ち止まって、”自分の頭で考える”ということを大事にしたいなと思いました。(反省。。)
今回はこのへんで…!またね~~
講義をしてくれているよこたんこと横田秀珠先生のホームページはこちら⤵️
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