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メッサーシュミット BF109 速度記録機

ダイムラー・ベンツの航空エンジン DB603 を搭載したクルマが実在し、
現在、ベンツ・ミュージアムに展示されています。
それを踏まえた上で、戦闘機 Bf109 にDB603を2基搭載した航空機をデザインしました。

【説明】 ベンツ T-80 フェルディナント・ポルシェは、世界速度記録を作るクルマに興味があり、設計を完成させていました。
ポルシェ設計のクルマは、すでにクルマの世界速度記録は時速500Km超えるレベルであった為、時速750Kmが目標速度設定となっていました。
で、
エンジンは航空機用DB601の拡大版のDB603を搭載し、製作はベンツがするというのですが・・・
私の記憶では確か、ベンツとポルシェは仲が悪いはず。。

しかし現実に、ポルシェ設計の速度記録車は、メルセデス・ベンツ T-80 としてこの世に誕生したのでした。
ところが直後に、第二次世界大戦勃発。
ドイツは世界速度記録どころではなくなってしまい、
完成したものの計画は頓挫し、

現在ではシュツットガルトにある メルセデス・ベンツ博物館 に展示されて、人気展示物となっています。

◆ここまでが実在する話です。・・・
そしてここからが、架空飛行機のお話。

同時に、メッサーシュミットは大排気量のDB603エンジンに興味を持ち、
このエンジンをタンデムに2基搭載する Bf109W を設計、完成させています。
ですがもちろん、
これも戦争勃発によって計画は頓挫してしまった、
という、架空設定で作ったのが本機です。
(SA スケールアヴィエーション、連載の第7回に掲載されました。) 『2012年9月号 宮崎駿 特集号』。

今日は、もう、寝ます。
では、おやすみなさい・・・

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