2024年はバリュー優位それを踏まえての投資戦略

グロース株かバリュー株か?
現在グロース推してる人が多い状況の様に見えます。
昨年末の利下げ折り込みで、年末はグロース優位の様にも見えました。
ひるがえって、バリュー株もそれなりに上昇していた様に見えます。
では今後、さらなる伸びを見せるのはどちらの株になるか。

これは、

Vanguard Russell 1000 Growth ETF

Vanguard Russell 1000 Value ETF

で割ったチャートになります。

2023年11月頃までグロース優位、12月から現在進行形でバリュー優位になっている様にも見えます。

さて、ここから今後を勝手に妄想するのですが、3つの事を起こりやすい順に①から③まで勝手に想像していきます。

①利下げ開始のずれ込み(遅れる)
②マグニフィセント7の成長の鈍化(ドル高継続による)
③ハードランディング

①利下げ開始のずれ込み(遅れる)について

2024年のCPI目標インフレは2.4%。現在3.1%。

これは、前年同月比で見ています。
このデータより、
2023年1月から6月にかけて、インフレは6%台から3%台へと鎮静化しています。
これは2024年1月(現在)から6月にかけて

“前年同月比が難しくなる事”

を示唆しています。

インフレは意外としぶとい可能性が示唆されている状況で、それをもちろんFRBも認識しているという事。

FRBは、インフレ退治を最優先。その上での経済のソフトランディングも”可能であれば”目指すでしょう。
優先順位としては、インフレ退治が最重要事項。

この事から、FRBが胸を張って利下げ開始を決断できるのは、5月のCPI発表の結果を確認し、しっかりとインフレの鎮静化がデータとして示されてから、6月に満を持して利下げ。
となるのが自然なのではないでしょうか?

以上の理由により、現在の市場の折り込みに反して、利下げが遅れると妄想している理由となります。

②マグニフィセント7の成長の鈍化(ドル高継続による)
について。

2024.1.7現在、為替は再びドル高にふれています。
これは、利下げ開始時期のずれ込みを市場が折り込みはじめた事が、理由の1つとしてあげられるかと思われます。

これはあくまで利下げの遅れが原因であり、利上げではありません。
よって、1ドル151円よりもドル高に大きくふれる可能性は低く、Xにて

今後1ドル170円まで行く。

と言った発言が散見されますが、それは外れる可能性が高めではないかと私は考えています。

現在は、レンジを形成していると考えるのが自然であり、結果として、1ドル140~151あたりをうろつく事になりると妄想します。
これは今後、

①FRBが利下げ開始をより明確にできるデータが示される。
②日銀が利上げを決定するに足るニュースが出る。

以上の2点の条件を満たす事で、自然とドル安トレンドが形成される可能性が高いと思われます。

結果として、為替の影響により、次期決算もマグニフィセント7は為替を味方につけた決算を報告できないと妄想します。

これは余談です。
もし、ドル安に今後ゆっくりトレンド転換するのであれば、我ら日本人はドル円のヘッジをしたくなる事でしょう。
私のドル円ヘッジの方法を紹介致します。
それは、

信用取引での、ダメ株の空売り。です。

FXで単純に売りエントリーしても、スワップとられるので、信用手数料払って株の値下がり益と、為替損益の両方ともとってしまう作戦となります。

ダメ株としましては、

高校生でもわかる米国株
にて、はなこさんが、
2024年ダメ株トップ10

https://youtu.be/JvLlh-q1m9E?si=xOP-dDIExu7YYzUS

を発表されておりますので、参考にされてみては?

③ハードランディング。について。

これを見て、ハードランディングなんて、適当な事言ってるんじゃない。どっちに転ぶかわからない。時期尚早である。
という意見を持ったのであれば、それが正解だと私も思います。

アメリカ10年国債引く事のアメリカ2年国債のチャートになります。
このチャートは将来のリセッションを予想できると言われます。

リセッション到来の条件として、

①この数値が0を割り込んで、半年間以上0より下で推移する。

②0以上に戻る。

③条件①、②が満たされてから約半年以上経過(時間経過が必要)する。

現在、②が未達の状況。

ハードランディングだのソフトランディングだの騒いでも無意味。

となります。

強いて言うのであれば、市場ではソフトランディング肯定派が増えている様にも見えますから、実際に条件が満たされた場合、ハードランディングが到来するんじゃないか?

なんて妄想しております。

それを踏まえての投資戦略。
指数では
①FM
②S&P500
③VT
④NASDAQ100
①>②>③>④
の順で良いリターンになると考えます。

個別では
SCCO
GFI
CVX
SQM
UL
BHP
HSBC

COIN
PYPL
TSLA

を推します。

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