文化間コミュニケーション研究会

大学の日本語教師数名によって運営しています。 私たちは、 「海外をルーツとする人々と日…

文化間コミュニケーション研究会

大学の日本語教師数名によって運営しています。 私たちは、 「海外をルーツとする人々と日本人との間に生じるコミュニケーションギャップ」を通して、 相互理解の道を探っていきたいと思います。

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このページの目的について

このページは、 2023年12月現在、 日本の大学に勤務する日本語教師数名で、 海外をルーツとする人々と日本人との間に生じる コミュニケーションギャップについての事例を調べていこう、 という目的で作られました。 これからどんどんと、 海外をルーツとする人々が増えていく日本。 それぞれが持つ文化的背景に影響される コミュニケーションギャップについて、 お互いにどのように理解し、どのように共生していくのか。 この場所が、考えられる場所となることを願って。

    • ケース2 : はい、始めましょう                  ~授業中の飲食~

      〈ストーリー〉 授業が始まるベルがなった時、Bさんがモグモグ何か食べています。このクラスのルールは食事禁止になっていますが・・・。 (Bさん ☹なんか食べて、口をもぐもぐしている)  Bさん :あー、今日漢字クイズがあるんだっけ?(食べながら・・・)  授業開始のベルが鳴る(キンコンカンコン~~)  先生  :はい、授業をはじめましょう。クイズをしますよ。  (Bさん 食べながら、クイズの準備している)  あなた :①(              )  〈話し合

      • 自分時間と他人時間                頼むことは他人の時間を奪って​​​​いる?

        人間の時間は1日24時間と決まっています。その中で、 それぞれ自分時間と他人時間を使いながら生活しています。 自分時間とは、「自分のために積極的に時間を使うこと」 他人時間とは「他の人から自分の時間を使われること」 と言ってもいいでしょう。 実は、この自分時間と他人時間は相対的です。 例えば、大学のある講義について、 「この講義から何か一つでも学ぼう」と感じるときは自分時間になり、 「ああ。また今日もこの講義か。つまらないなあ。」と感じたら、 他人時間になります。 さ

        • 教材ケース1 えっ、あさって? ~頼み方~

          〈ストーリー〉 Aさんが奨学金のことで悩んでいます。奨学金のパンフレットを見たら先生からの推薦状が必要だそうです。 しかも、しめきりが・・・・・。 あなた:Aさん、どうしたの? Aさん: 奨学金の申し込みを見たらあさってでさ。 先生の推薦状(すいせんじょう:letter of recommendation)がいるん   だよね。 どうしようかな。 あなた:①(                    )。 〈話し合ってみよう〉 ①あなたなら、A

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