寧根

詩、短歌、自由律俳句をつくっています。身のまわりの自然にインスパイアされながらの創作活…

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詩、短歌、自由律俳句をつくっています。身のまわりの自然にインスパイアされながらの創作活動です。

最近の記事

ふんわりと美しく

ふんわりと笑顔で風にのって飛ぶ 夜には夜の中を心地よく 朝には朝の中を心地よく 純粋さという美しさを持ったまま 地球の構成要素になってくれて ありがとう

    • 【詩】桜のうつくしさから

      ひと晩でいつもの景色を 別の場所に変えてしまうほどの 美しさの勢い 満開の桜 ほんとうは これほどに美しい世界にいる 自分も他をも傷つけない 優しさを伴った美しさ 憧れの姿に向かって 一心に励んでいる君の姿は 満開の花を咲かせる桜のようだ 君のままで美しい

      • 【詩】春へ向かう意志

        寒さはもう 十分に感じたから そろそろ ここから飛び立とう こわばりついた体を緩めたい 空に向かって 風に聞いてみよう あたたかい生活をしてみたいのです 僕の向かう先はどこですか いつでも 羽を広げて飛び立つのは僕自身 僕は風に乗って 新たな春というステージへ向かう ほほえみとともに 僕は飛び立つ 寒さで培った強さを 確かに胸に抱いて

        • 【詩】うめのはな

          同じ時期に同じ花が咲くという 当たり前すぎて 奇跡と気づかない奇跡 「この世はまだまだ捨てたものじゃない」 「僕はひとりだけどひとりじゃない」 ・・・そんな言葉が浮かび上がる 僕は梅の花に顔を近づけて 思いっきり大好きな香りを吸い込んだ 僕と花の確かなつながり

        ふんわりと美しく

          【詩】シンプルさにあこがれて

          あれもこれもと したいことは次から次へと湧いてくる だけど この手はひとりぶん 僕は人知を超えた特殊な逸材ではないから ひとりぶん以上のことはできない 僕は僕が手を使ってできることをするだけだ この手で出来ることをひとつずつ 穏やかな心と優しさを携えて 無駄なものを持たずに軽く 公園のベンチに座って そんなことを思っていたら 目の前に小さなセキレイが歩いてきた ”余裕のある心で優しくいなよ” しっぽを振りながら ご機嫌にセキレイは歩いていった 自分以上でも以下

          【詩】シンプルさにあこがれて

          【自由律俳句】渡り鳥

          「ユリカモメ」と「ヒドリガモ」が接近しているところに遭遇しました。 <自由律俳句>  長旅の疲れ 微塵もなくて のんびり渡り鳥  鳥との旅路 あこがれ見ていた ”ニルスのふしぎな旅” ”ニルスのふしぎな旅” のアニメが大好きでした。 テーマソングも優しい歌詞と曲がぴったりで、一緒に歌っていたものです。 聞くだけで伝わってくる「歌」っていいものですね。 タケカワユキヒデさんが歌っているものがありました。 何度聞いても いつ聞いても いい歌はいいなあ

          【自由律俳句】渡り鳥

          【詩】紺碧の海へ

          地下深くから染み出る湧き水のように あるとき生まれた 微かな「思い」 微かな「思い」は  太陽の光を虹に変えながら  小川となって広い海へ流れ続ける   流れ続ける思いが  海という到達点まで 希望を持っていられますように 思いの原点を知る森の木々は そよ風に葉を揺らす 僕たちがくじけてしまわないように

          【詩】紺碧の海へ

          だめじゃないのに

          効率的な生き方が出来なくて・・・ 貢献度の高い生き方が出来なくて・・・ 計画性の高い生き方が出来なくて・・・ ・・・不思議だね。出来ない出来ないって言ってばかり。 そんなこと言わなくていいのに。 どこかで君は ”出来ない人” って思い込まされたのかな。 ダメだダメだって言われ続けていたのかな。 誰かに ”出来る人” って言われて  一体それが何なのだろう。 君はとっても優しい心を持っているのに。 それじゃダメなのかな。 生涯 ほんとうの優しさを持てない 

          だめじゃないのに

          【詩】無垢のチカラ

           ジョウビタキに見つめられて 思わず微笑んだ ほんのひとときのことだったけど  僕は笑ったんだ ただ純粋に生きている鳥の姿は なんとも可愛くて 余計なものがなかった 人間の世界に疲れ切っていた僕は ジョウビタキからチカラをもらったんだ 無垢のチカラ さあ これからまた 一歩をふみ出そうかな よいしょっと

          【詩】無垢のチカラ

          【短歌】1年の終わりに

           年の瀬に 登る山道 歩を止めて    よく乗り越えられたと 青空を見る 今年は心身ともに様々な困難を経験した1年でした。 なんとか日常に戻って新年を迎えられるのは、キセキ的な展開です。 良い意味で先のことはわかりません。 今年最後の歌は、山に登ったときに、今年の自分に思いを馳せて作った短歌です。 2024年は、穏やかに力強く、新たな気持ちで過ごせますように。

          【短歌】1年の終わりに

          【詩】この壁の向こうに

          この壁の向こうに 知らなかった世界がある はっきりとはしないけれど それは多分 僕だと思っていた僕が 僕じゃないってわかって 「え? これが僕だったんだ」って気がつく 今はまだ 知らない世界 誰にも気がつかれずに  ひっそりと 僕は あたらしい僕につながる扉を開ける そろそろ あたらしい風に吹かれに行こう

          【詩】この壁の向こうに

          【短歌】波

          波模様 どれひとつとて 同じものなし  心模様も その時その場で 波模様 同じものは なけれども  動き変わらず 寄せては返し 整然と並んだサプリメントを前にして  絵を描き続けた 北斎思う

          【短歌】波

          【詩】上空から観察

          あなたが悲しみ 寂しさを感じ続けるのは何故? 静かに観察してみると見えてくるはず あなたが悲しむ姿を見て  ツマラナイ快を感じている誰かがいる 誰かの歪んだコンプレックスに  巻き込まれるのはもう終わり 決断できるのは誰?

          【詩】上空から観察

          【自由律俳句】空もよう

            曇りの日 青空もとめても 曇り空  ニンゲンは とくべつでなし 晴れくもり  雪降る空 見上げて吸い込まれそうになる

          【自由律俳句】空もよう

          【詩】結構長く生きてきて気が付いた

          一緒にいて 居心地よくいられるのが  自分自身で在れば 結構 しあわせでいられる そこそこ長く生きてきて 誰かの言うしあわせの形に わたしを当てはめなくてもいいという 当たり前のことに ふと気が付いた 長いあいだ 無意識に 誰かの言うしあわせを正解にしていた 誰かの言うしあわせの形に わたしを当てはめようとして当てはまらない  当てはまるわけもない 無理矢理に当てはめたところで  しあわせを感じない わけの分からない価値観のなかにいると 違和感

          【詩】結構長く生きてきて気が付いた

          【詩】こんなときもある

          やる気のないときは やる気がでない だら~ん やれるときは やれる キリリ! とりあえず  深呼吸でもしましょうか ス~ フィ~ やる気3%に急上昇

          【詩】こんなときもある