春の日の陽だまりくらいの幸せを

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ときには意味のないことが価値になる

誰にでも動けない時期はある 漫画『左利きのエレン』の一節にこの言葉があった。  これは広告代理店にデザイナーとして勤めている主人公が、営業とクライアント双方からの無茶を被り2日ロクに寝れず体調がすこぶる悪いなかで上司からかけられた言葉だった。  このセリフを読んだ私(学生時代)はプロ意識の厳しさを感じ取ると同時に、プロでも上手くいかない日があるんだと衝撃を受けた。考えてみれば当たり前のことではあるが、あまり知らないとどうしても人間として遠い存在だと思ってしまう。彼らもま

    • 言葉のすれ違いで擦れがちな人間関係

      言葉で話していると、お互い正しく使っていても間違った伝わり方をしてしまう。  「10時5分前には準備を終わらせておいてね。」  この指示を受けた時、2つの解釈が生まれる。   ・10時5分の前、大体10時くらいに準備を終わらせる。   ・10時の5分前、大体9時55分くらいに準備を終わらせる。  普段わたし達が使っている「言葉」(自然言語)では、間違った使い方をしなくても、間違った読み方をしなくても思いが伝わらないことがよくある。  「あなたと二人で出かけるのは困っ

    ときには意味のないことが価値になる