ホロウホロウ鳥

座右の銘:世界は まさしく 演算装置 聴覚過敏の青年

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座右の銘:世界は まさしく 演算装置 聴覚過敏の青年

最近の記事

まだ、 役目を果たせていない………

    • 生存理由を諦める

      要らない命. そうして生まれた 己の可能性など ないに等しいと 現実は示す. 眠るだけの残骸は どこにも いてはならなかった. 病める者に 居場所などない. 人助けなど もう、 しない.

      • 夫婦愛について

        なにをもって 夫婦と 定義するかは 人それぞれながら きっと、 法の定めた 契約 を越えない 限りは 夫婦ではなく 腐れ縁の 範囲になってしまうのではないか 互いの 苦痛を 軽くするための 答えを 見つけ 現実において 適応していく その努力が 互いから 互いへと 向いてる限り 法の規定 を 越えて 夫婦(めおと)と呼ぶに ふさわしくなり かつ なにゆえ人が 霊長の冠を 授かりうる生き物なのかを 知り続ける ことが 出来るのだろ

        • 目を覚ませど、歴史は黙す

          耳を守るため 音を探し 眼を守るため 盾を探し 負った傷を  知恵に換えども 身体の中身は擦り減っていく。 悔やむことが多すぎる。 あの場面、これがあったら。 その場面に立ち会えたなら。 …………物語として この世を見るほど、 僅かな揺れすら 欠けると 先の  奇跡を 消してしまうと実感する。 生き延びること。 覚悟すること。 なれるようにしか、なれないと 自分に 聞かせ 進み続ける。 …………それでも脳裏に木霊するのは もし、あんなことが起き

        まだ、 役目を果たせていない………

          何も 楽しめない

          何も 楽しめない

          冬は眠り、 春を待つ………

          冬は眠り、 春を待つ………

          頭痛がひどい 黙すのみ

          頭痛がひどい 黙すのみ

          己が 命の 片割れにこそ 元気にしてるよ、と伝えたい 口下手な自分だからこそ

          己が 命の 片割れにこそ 元気にしてるよ、と伝えたい 口下手な自分だからこそ

          ・・・睡眠というよりは 気絶に近い。 それでも、 かろうじて、 身体は休んでいた。

          ・・・睡眠というよりは 気絶に近い。 それでも、 かろうじて、 身体は休んでいた。

          梅雨なれど夏の香

          ヘルマン・ハウスクネヒトが 物語に触れた日々は、 闇のような毎日の中であった。 現実よりも魅力に満ちた世界 それでいて、届かない。 どうすれば届くだろうと くだらない言葉に囲まれながら 身と心は すり減っていった。 そこに正気があるとすれば、 狂気に呑まれぬ 意地ひとつ 故にこそヘルマンは 物語の続きへと現れる術を得たのだろう。 グリム「なんだ、生きてるじゃないか」 壊死しかけていた体をさすりながら、 ヴァレンティン・グリムは ヘルマンに語り

          梅雨なれど夏の香

          どうすれば、 会えるのだろう。 雨と朝に 問いかける

          どうすれば、 会えるのだろう。 雨と朝に 問いかける

          眠り と 疲れ が この身体 に 宿る。 久々の、夜 の眠り…………… 会うべき時に、 また会いましょう 初恋に 従う者より

          眠り と 疲れ が この身体 に 宿る。 久々の、夜 の眠り…………… 会うべき時に、 また会いましょう 初恋に 従う者より

          声を出すことが痛みとなり、 話を聞くことも痛みとなる。 この身体は、 どうすれば生きていける………

          声を出すことが痛みとなり、 話を聞くことも痛みとなる。 この身体は、 どうすれば生きていける………

          小説家になろう の 運営関係者 の 皆さま、 長らく お世話になりました。 双方の負担を軽減するため、 一度、距離感を模索します。 再び、良縁に恵まれた際には、 どうか、よろしくおねがいします。

          小説家になろう の 運営関係者 の 皆さま、 長らく お世話になりました。 双方の負担を軽減するため、 一度、距離感を模索します。 再び、良縁に恵まれた際には、 どうか、よろしくおねがいします。

          グリムの手稿

          我が盟友HHの研究成果の 断片をまとめたもの ……………………………………………………… モルペウス ポベートール パンタソス これを三羽烏という 言い回しに変えると、 神経によく馴染む。 ……………………………………………………… つい、数日前の話だ。 桜の木の下でギーゼラの 寂しそうな声を感じた。 風のような、涙のような音。 饒舌に語ることなく、 盟友たるヘルマンは覚えがあると答えた。 もはや呼吸が乱れた喉(のど)から、 初恋の少女との再会のような音