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教えて!!専門学生

今回は現役専門学生の私が専門学校で感じたメリットデメリットとともに、こんなところが成長したよ(これは物作りが趣味だって人にも聞いて欲しいな)という話をしていこうと思います!

あくまで、個人の感想ですしデザイン系の話なので、そこはあしからず、、、
進学で悩む少年少女!ちょっとでも参考にしてや!!


メリット「現役の教師陣と話せる!」

早速メリットからお話します。
私が専門学校で感じる最大のメリット!それがコレ!教師の方たちは現役のプロの方が大多数!

普段学んでいることって、IllustratorにPhotoshopにLive2DにBlenderにデザインに、、、って正直に言うとほぼすべて独学でできる範囲だと思うんですよ。
これらの参考書って書店にいくらでもありますし、無料のHow To動画なんかも沢山投稿されていますから。

じゃあ、何でわざわざ専門学校に通うのか?って言うと先述の「現役の教師陣と話せる!」ってところ。

「こう言う仕事をした」「これが大変だった」「こう言うことを考えている」「分からない?ちょっと見せてごらん?」って話を一対一ですることもできるんです!

この経験は参考書からは得られませんからね。
私の中ではコレが一番のメリット!

デメリット「とにかく時間が無い!」

時間は自分で作るものなんてよく言われますが、今回はそんなじゃなくて修業期間の話ね。

私の通ってる所は2年制の専門学校なんですが、まぁ時間が無い、、、
特に就活に関しては、、、
それもそのはず、修業期間が2年しかないってことは入学してすぐ大学3年生と同じ就活を求められるわけです。

詳しく言うと、
1年目4月・・・入学
   6月・・・就職の話
   12月・・・合説、インターンシップ等
   3月・・・就活本番

みたいな感じ
要するに、1年生の内に就活の下準備をすべて終えたうえで就活に突入しちゃうわけです。
夢や目標を持たずに専門学校に来ちゃうと少し大変です。
私みたいに。

専門学校で学んだこと

「私は専門学校で専門的な技術を学びました!!」なんて言うと思いましたか?
そんな当たり前のことを話す人間じゃありません。
今回は専門学校で感じた「物作りに重要なこと」を2つお話したいと思います。
あくまで、専門学校1年目のペーペーの意見です。それは前提にね!

重要な事それは……
1.「常に全力を尽くすこと!」
2.「手を抜く技術を身に付けること!」


「常に全力を尽くすこと」

相反することを言っていますが、これはアレです。印象付けるための言葉の綾です。
詳しく話していきますね。

「常に全力を尽くすこと」
とは言いましたが、「何事にも一所懸命に取り組め!」って話じゃないんです。一所懸命に取り組むことも大事ですが、

ここで言いたいのは
「常に頭の引き出しを全開にして、知識を総動員しようぜ」
ってこと。

専門学校で学んでいると「この科目とこの科目で習ったことって通じてるよね」とか、「この科目のあの知識ここでも活かせるじゃん」ってことがよくあります。
デザインを学んでいるので当たり前っちゃ当たり前ですけどね。
分かりやすいやつだと、デッサンとLive2Dで学ぶ顔の角度や、Live2DとBlenderでのアニメーションの作り方とか。もっと些細なものも当然あります。
これは、学んだことをパッと取り出せるようにしとくと気付きやすいように思います。

これにふと気付くと世の中の見方が変わります。何を見ても「これ応用できるじゃん!」って思うようになります。全てを何かに活かしたいと思うようになります。なりました。
常に目の前のものを観察している感覚。常に知識を蓄え、さらに欲している状態。これ結構楽しいです。

「手を抜く意識を身に付けること!」

先述の目がギラギラ状態、アレは楽しいんですが、非常に疲れます。特に私は精神的にもキツイ時期がありました。

意識的に観察していると、いつしか無意識に観察するようになります。多分良いことなんですけど私には辛い状態でした。
人の筋肉の動きだったり、机の影の伸び方だったりを見ているときはまだ楽しかったです。

まず、アニメやマンガなんかを見たときに絵に目が行きます。
それは、可愛いな~とかカッコいいな~とかの目線じゃなくて、どうやって描いてるんだろう?ここの線とあそこの線の太さの違いはどんな理由だろう?と言った目線です。
次第に映画でもそう言った目線になってきます。
構図やカメラワークに注目したり、「この映画3影まである!どんな比率で描いてるんだ?」とかが気になったりします。
こうなると、ストーリーが頭に入ってきません。

これが悔しくて仕方がありませんでした。
ずっとこのままなんじゃないか?と言う焦りも生まれてきました。

この状態から抜けれたのが、この前の秋のことでした。

「カラーバス効果」と言うのを授業内で学んだんです。
私にはこれが上手く扱えていないのだろうと思い、意識的に拾う情報を選ぶようにしました。
具体的には、授業の情報はすべて拾う、それ以外の作品等は感動を感じたときに筆跡や演出を見て、普段は目がいかないように意識しました。意図的に手を抜いたわけです。

これを意識すると次は情報にメリハリがついてきました。欲しい情報が鮮明に見えてくるのです。

例えば、イラスト一つとってもキャラクターを描き込んで、背景も描き込んで、前景まで描き込んで、ハイ完成!って無いですよね。これじゃ見せたいものが埋もれてしまいます。魅力的な画は描き飛ばす、ぼかすなどで見せたいところが際立っていると思います。

世の中がそんなイラストさながら見えるようになりました。
まだ、正しい取捨選択が出来ているかは分かりません。今でも意識的に情報を拾うときもあります。
でも凄く楽になりました。凄く役にも立っています。

専門学校で学んだ中で一番共有したいな!と思ったのはこんな話。

終わりに

専門学校のメリット、デメリット学んだことをまとめてみました。
何度も言うようですが「あくまで個人の感想です」。でも参考になったと思ってくれたら嬉しいです。

今回は普段とは少々違うテイストでしたがいかがでしたでしょうか?
noteの方はこれで一段落ですね。気にしないでくださいコッチの話です。
これからも不定期に更新する予定です。これまで以上にいろんなお話をね。

お相手はブルーマウンテンでした!
お後がよろしいようで。。。


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