父からの…


#創作大賞2024

私が小学4年生になった頃だっただろうか⁇
ある日の夜いつものように、妹達を寝かせ付け、疲れきってた私はそのまま寝落ちしていた。。

夜中、なにかが私の体に触れてる💦
『ん?』
酒の匂いが凄くて……
寝惚けて私はそれが父の手だと気付くまでに時間がかかった。。
これは抵抗すると殴られてしまう?
叫ぶべき?
何が起きてる⁇
頭の中はパニックで涙が溢れてきて…

書きながらまた涙が出てくる位辛くて辛くて…
自分凄く汚くなった気持ちと、明日からどうすれば良いのか?
祖母にも相談できずに、私は
『ばぁちゃんの部屋で寝かせて』何度もお願いしたけど、祖母は継母の連れ子が可哀想で(育児放棄)ずっと祖母が部屋で育てていたから、もう大きい私を寝かせてはくれなかった。。
完全に孤立していた。。寂しい。苦しい。悲しい。死にたい。。。

中学生になった頃はもう悪戯は無くなってはいたが、私は男の人が嫌いになっていた。。

中2で不良仲間達と夜中抜け出しては毎日の様にケンカ、喧嘩、ケンカ続きで毎日生傷だらけでした。

水泳だけは続けていましたが、流石に後半は傷だらけの身体に水着姿はね〜
段々と大会に出ることも少なくなり、もうやめても良いかなぁ〜なんて考える様になりました。

でもね、中学生3年間担任が熱血先生でね。

私をかなり気にかけてくれて、授業中に早退する私を追いかけてきてくれたりね、、

私が先生に放った言葉
『先生も男やんか!』
腫れものに触れるかのような対応も、私には何も響きはしなかった。。

そう、、私はもう半分死んでいたんだと今ではハッキリ理解できる。
卒業式も私は出してもらえず、校長室で終わるまで待っていた位。。
グレてはいたけどね、朝五時半に起きて朝ごはんと夕方のご飯作りはずっと作ってましたよ。
祖母と一緒に立つ台所だけは本当の私だった。確かに‼️間違いなく‼️生きていた。

今、こんな明るくてケラケラ笑ってる私は、中学卒業後、親元を離れたお陰で生まれ変われたんです。。。

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