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Sci/ARTパーソナルカラー受診レポ

まだ暑さががっつり続いていた9月の上旬、旧TwitterことXで以前から気になっていたイメージコンサルタント、まいこさんのsalon Maideaに出かけてきました。


【私のこれまでのイメコンスペック】

PC:〈4シーズン〉冬
  〈16タイプ〉1stクール冬2ndクール夏
骨格診断(3): ストレート
顔タイプ診断:フェミニン(エレガント寄せ)←2つのサロンで受けていずれも同じく「診断はフェミニンでエレガント寄せ推奨」
PD: 本家フェミニンロマンス(5:5)
パリ流: Mエレガント Sドラマティック Aナチュラル
(2023年9月上旬時点)

私が受けたのは、salon Maideaさんが提供している診断メニューのうちの「Maideaコース」(3.5h)
★Sci/ARTパーソナルカラー診断
★顔タイプ診断
★おすすめコスメ紹介
★メイクレクチャー
★個別カルテ作成(後日渡し)
※公式LINEで無期限サポート付き

+オプションで診断後ショップクルーズ(1h)もお願いしました。

顔タイプ診断は過去2回受診歴ありなので、サイアートPCだけの単品メニューでも良いかなーと思ったものの、コスメとメイクのアドバイスも受けたかったし、診断後もLINEで無期限サポートが付くのが魅力的だったのでトータルパッケージのコースを選びました。
(受診から2カ月以上経っていますが、まいこさんからアドバイスいただけているので、トータルにしておいて本当に良かったです)

【受診動機】

①Sci/Art(サイアート)パーソナルカラー診断に興味があったから。
②まいこさんにお会いしてみたかったから。

①について。
イメコンとの付き合いも10年近いし、各診断結果には概ね納得できている。
でもコスメ選びが難しい
なかなか色の合うファンデーションが見つけられない(黄味肌ブルベ?)
「ブルベ冬(16PC冬)におすすめ!人気!」とされるアイシャドウ・リップがなんとなく似合わないことがある(明るすぎ?青味が足りない?)
なんでだろう?と悩んでいました。

そんな折、Xのイメコンアカウントさんでサイアートについて
「ドレープあてだけでなく直接元の肌の色を見てくれるので、ファンデ選びがしやすくなった」
と言っている方がいて、私も受けてみたいなと思いました。

サイアートPCについての詳細はMaideaさんのnoteにありますが、

一般的な4シーズンのPCとの違いとして、
 ウォーム(イエローベース)、クール(ブルーベース)の他に「ニュートラル」がある
 春夏秋冬それぞれ3タイプずつ、計12のタイプがある
 その人の目や髪、肌の色もチェックして、明度や彩度、清濁の得意不得意をみて診断する
といったところ。


②について。
まいこさんがSNSで「顔タイプはフェミニンだけどカジュアルが好き!」とオシャレで素敵なデニムやTシャツのコーデをupされていて。
私も同じく顔タイプフェミニン(PDは違いますが…)だけど、カジュアルも着たいと思っていたので、直接お話を聞いてみたい、コンサルティングを受けてみたいと思いました。

【事前予想】

顔タイプ:フェミニン
サイアートPC: 青み重視の「クール(トゥルー)ウィンター」か、暗さ重視の「ダークウィンター」か、どっち??
(他サロンのPCで青みと暗さが大事と言われている)

【診断開始】

診断は顔タイプ→サイアートPCの順で行いますが、まず事前アンケートの答えを元にしながら受診の動機やどんなおしゃれがしたいのかを確認します。
アンケートの答えを深掘りして、うまく言語化しきれなかった希望やイメージを明確にしていく感じ。

まいこさん、私よりひと回りお若いけど、前職でコンサルティング営業をされていただけあって、とってもしっかりしていらっしゃる。
タブレットやパソコンを駆使しててきぱきとお仕事されてました。頼もしい。

ちなみに「(各種イメコンを受けて『上品で華やかな女性らしい装い』が似合うのはわかっているけれど)動きやすい服が好きだしパンツも履きたい。カジュアルな服装もしたい」(というかむしろカジュアル色の強い職場なため、イメコン自スペバチバチの格好したら逆に浮く!でも仕事できる人には見られたいデス。助けて!!)というのが私の希望。

まいこさんに「以前は、ボーダーにジーンズ、コンバースのスニーカーやバレエシューズがほぼ制服の人間でした」と伝えると、
ボーダー着ましょう!!!お似合いになるものきっと見つかりますよ!」と力強く仰って。
「70%くらい似合うものを取り入れていれば、他はイメコン結果と違うものを着ていてもおかしく見えませんから!」とのこと。
苦手なアイテムでも得意なものと組み合わせることで着こなせるので、好きなものを着ましょうと仰っていました。

【顔タイプ診断】

顔タイプ診断、サイアートPCについて説明を受けたら、顔タイプ用の写真撮影。
これはメイクしたままで行います。

その後まいこさんが私の顔面の計測と分析をしている間に、私はメイクを落とし、お借りしたタブレットでいくつか雑誌の中から「いいな」「着てみたいな」と思うコーデを選びます。

最初『InRed』(昔かーなーり愛読していた)を久々に開いてみて、衝撃。

「いいと思うコーデがひとつもない!!!」

(そもそも昔よりページが薄くなって、載ってるコーデの数も少なくなったなあ)
私、服の好みだいぶ変わったんだ…と実感。

続けて『BAILA』(対象年齢からは外れつつあるけど)、あと曲線タイプにとよく薦められている『andGirl』もチェック。
この2冊からいくつかピックアップしたところで、診断結果発表のお時間。


顔タイプは「フェミニン」
変わらず。
パーツはほぼ全て曲線
だけど子供要素と大人要素が半々
(目と鼻の横幅の割合、顔の長さに対してのパーツ配置バランスから「大人タイプ」にはなる)

まいこさんの分析によると、両目が離れ気味(子供要素)なので、マスクをしていると子供っぽくみえるかもとのこと。

私はフェミニン全振りの格好(雑誌でいうと『美人百花』のような)が似合わないと感じていて、その理由はPC冬と骨格ストレートのせいだと思っていたのですが、まいこさんによると、子供顔要素が半分くらいあって、「ザ・フェミニン」の人たちと比べると顔のパーツが小さいことも影響していると思うとのこと。
(確かに顔タイプフェミニンのまいこさんより私の顔面パーツ、一つ一つは小さい)

そして「アクティブキュートやソフトエレガント方向に寄せると、カジュアルも取り入れやすくなるかも」とアドバイスをいただきました。

【好きなコーデはどれですか?】

ここで先ほど選んだ雑誌のコーデを見ていきます。
私、カジュアル寄せしたいと言いつつも結構コンサバな服を選んでいて、頭のどこかに「大人っぽい・エレガント」を無意識にセットしているんだろうな、もう。

で、ここからがまいこさんの診断の真骨頂だと私は思った。

「このコーデは(ふれすかさんには)シンプルすぎますね。アクセサリーを足したいです。ネックレスとか大きめのピアスとか。こういう感じの!(ご自身がつけているピアスを指す)」
「このバッグかわいいですよね!×××のやつ!(←すぐにセレクトショップの名前が出てくる。詳しい!)」
「これは靴のリボンが大きすぎるように感じます。一つ前に見たコーデの、レオパードの靴、あちらがいいですね。その方がかわいい」
「ツイードは流行りですけど、全体的に着丈が長めなので(ふれすかさんには)もっと短い方がいいです。あとこの写真のだと生地が厚すぎます。もっと薄くていい」
等々、どんどんどんどんコーデのアイデアや、アイテム選びの注意点が湧き出てくる。

まいこさん、お洋服がとってもお好きなんだなあと感心するとともに、診断お願いして良かった!と思いました。


【いよいよサイアートPC】

まずは私の外見の色=瞳や髪、肌の色を、診断用のカラースケールを使いながらチェックしていきます。

明度、彩度、色相をかなり細かく見ていくのであまり詳しいことまでちゃんと覚えていないのですが…(診断後の資料にはしっかり書いてあるのでご安心を)
「髪の色は真っ黒、だけど赤みがある(→微クール)」
「髪のボリュームが横方向に出る(→ブライト)」
といった具合で見た目の色の特徴を、「クール」「ブライト」「ダーク」などの各タイプの要素に分析していきます。

私の場合、肌の色はウォームかクールかでいうと「ニュートラルで、ややクール寄り
(おや?すごい黄味肌という訳ではなさそう。でもやっぱりピンク肌ではないよね。そうだよね)
「明るさは標準」で、「彩度が高い」と。

この「肌の彩度が高い」ということ、つまり肌の色みが濃いということなのですが(顔色が暗いとか地黒とかそういうことではなくて)、
「ルナソルなど透明感のある発色(シアー)がウリのコスメだと色が出にくい」んだそうで。韓国コスメも彩度の低いものが多いんだとか。

どうりでブルベ冬(もしくは16タイプクール冬)に似合うとされるルナソルのアイシャドウが、なーんかしっくりこないわけだ。原因がここにあったのか!!!と合点がいきました。
バタフライウィングも、限定カラーのミスティックもなんとなく明るかったり白っぽくなったり、ミスティックオーロラに至っては全く発色しなかったし。
「ブルベさん(冬さん、クール冬さん)逹絶賛なのに、なんでーーー」と思っていたのですが。
これ、肌の彩度のせいだったのね!

さらにさらにおでこや顎まわりに比べて頬の色が一段階明るいので、「ファンデーションは頬に合わせて選ぶといい」とのこと。
コスメカウンターでおすすめされる顎・首の境目あたりの色にしてしまうと全体的に暗くなりすぎるので、BAさんのお勧めに乗っからないように注意。
長年のファンデの色選びの悩みが解決しそう!

他「髪色に赤みがある」や、目の色についても実は真っ黒じゃないとか、自分で思っていたのと違うことがいくつかあり、客観的に見てもらって自分を知るって、サイアートって面白いなと思いました。

【ドレーピング】

外見の特徴チェックを終えたら、ドレープあてに移ります。
まず12色の赤いドレープをあてていきます。
明度、彩度の異なる赤で得意不得意を探り、どのシーズンから見ていくかを絞るのだそう。

まいこさんは「ブライトかダークか…」と予想。
赤のドレープのあとは、さらに各タイプごとのドレープをあてて確認していきます。

サイアートでは、「顔と調和する色」(=顔色の変化があまり起きない色)を「似合う」と捉えるのだそうです。
4シーズンでいうイエベカラーで健康的で血色が良く見えるとか、ブルベカラーで肌トーンが上がり透明感が出るとか、そういう見方ではないのだそう。

私の場合、ウォーム(イエローベース)の色だと顔に黄色がのってしまう。
かといって青みが強いクール(トゥルー)冬の色だと白く抜けてしまう。
冬の「ブライト」「ダーク」「トゥルー(クール)」のドレープを重ねて順に当てたときに、「ダーク」のドレープが最も変化が少ないのがはっきりとわかりました。

結果
「ダークウィンター」
となりました。

明度 > 彩度 > 色相 の順で優先し、
「明るい」「黄色い」「濁色」は顔まわりは避けるべし。

16PCの時は、ディープ冬(秋)の色だと黒が強すぎる色には負けるのと、黄色味絶許だったので「クール冬(夏)」になったんだけど、サイアートでは「暗さ」が最も大事な「ダークウィンター」という結果に。

【コスメの色をチェック】

持参した手持ちコスメの色もチェックしてもらいました。
リップはあまり選ぶのに悩まないので、アイシャドウをどっさり20個近く持って行きましが、合格したのはこの4つだけ。



「黒を感じる色」を選ぶことが大事なのだそう。

彩度、完全に盲点だったなあー。
お陰で私、すっぱりルナソルはお別れしようと決めました(気に入ってるもの3つ4つを除いて)

【メイクタイム】

似合う色がわかったら、ダークウィンターカラーの色でメイク。

ファンデーションはNARS。
自分で使っているファンデは明るすぎた。
NARSはアイシャドウなどしっかり発色するものが多いので、私のように肌の彩度高い人におすすめのコスメブランドだそう。

眉はまいこさんおすすめのCelvokeで仕上げてもらいました(黒を感じる色出しなのでオススメだそう)

アイシャドウはいくつか候補の中から赤茶〜紫系のパレットで。
これまであまり使ってこなかった色味だけど、曲線顔を生かすならこういう色の方が良さそう。
寒色メイクも好きだけど、これはこれでちゃんと似合っている。

この時使った資生堂のアイシャドウブラシがものすごく使いやすくて、後日買いに行きました(SNSでも話題になってたやつです)

チークはハイライトのみでなしに。つけるならしっかり発色する色をうすーくが良いそう(これは初めてPC受けたときに教わったなあ。やっぱり私の基本っだったんだなあ)

リップは私の場合青みが出やすいので、やや黄色味を感じる色の方がおすすめとのこと。

メイクが仕上がったら似合う色のドレープを当てた状態で写真撮影。

画像も診断終わってからすぐに頂戴しましたが、私、ダークカラー似合うな…と。
青みも大事だと思ってたけど暗さも大事だわと改めて思いました。

【最後のアドバイス】

診断はここで終了。
最後に、カラーを踏まえたファッションへの取り入れ方、アクセサリー選びのコツを教えてもらいます。
「ダークウィンター」だけど、「ブライト」の要素も持っているので、全身暗い服のときはアクセサリーで明るさを足すとよい。
明るい色は苦手傾向なので、明るい色の服を着るなら必ずダークカラーと組み合わせる。
アクセサリーはシルバー>ゴールド。イヤリング・ピアスの大きさは3〜4センチくらいがちょうど良い…etc.

そして最後に「帰宅されたらお持ちのお洋服を『これはフェミニンかな?』『これは曲線?直線?大人?子供?』って確認してみてくださいね」とアドバイス。
手持ちのアイテムがイメコン的に何の要素を持っているか、しっかり落とし込むことで、診断結果の理解が進むはずですから、とのこと。

衣替え&理想のクローゼット作りのためにこれは絶対にやらなくちゃと思いました。

【同行ショップクルーズ】

さて、いったんサロンを後にして休憩してからオプションでお願いしていたショップクルーズに向かいます。

私は何も買わなかったし、試着もしなかったけど、実際にお洋服を見ながらどういうものが似合うのか、どのように組み合わせたらいいのか、どのブランドがお勧めかといったようなことが目で見てわかるのですごく良かったです。

一見「似合わないのでは?」と思うようなアイテムも、「もう少し丈が短いものなら大丈夫です」「これはフェミニンの要素入ってますし、色もOKです」「このニットはどの色も似合います。選び放題!」などとさくさくジャッジしていくまいこさん。

「皆さんだいたいイメコンを受けて『あれが着られない、これも着られない』って悩んでいらっしゃる。でもぜんぜんそんなことないんです。診断受けたらこの色もOK、こういうアイテムもこう着ればOKって、使える色、着られるものの範囲が広がるんですよ!!」と力を込めて仰っていました。

【生地命!】

印象的だったのはまいこさんがとにかくまず生地を触って厚みや質感を確かめていたこと。

「生地感はとても大事です。必ず触って確かめます。すぐ触っちゃう」と言いながら、二つのブラウスを手に取って「こっちはふれすかさんには柔らかすぎるけど、これくらい目が詰まっていればOK」と私も実際に触って確認。

そのほか、綺麗め得意の人がTシャツを選ぶときのポイントを教えてもらったり、カジュアルに寄せたいならソフトエレガントさん向けのお店で曲線的なアイテムを探すのが良さそうと教えていただき、これはものすごいヒントになった。

たったの1時間はあっという間に過ぎてしまったけど、理屈と感覚で確認できるのが良かったので、イメコン資金と時間に余裕のある方は絶対につけた方がいいサービスだと思う。
(というか余裕なくてもつけた方がいいです!)

一緒にお店を回りながら、自分で無意識に手にした服で「ああこういう服が好きだったんだ」と思ったり、「このお店には私が着られるものはなさそう」と思っていたショップでも大丈夫なものがったり、
「あれ?私、着られるもの、案外あるじゃん?」と思えたのが何より楽しかったです。

【資料(カルテ)到着】

かくして診断&同行ショッピングが終わり、後日といってもほぼ翌日には立派な資料(カルテ)が届きました。

カラー分析の細かい内容も、おすすめのコーデも入っていて大変充実。

おすすめコーデはポイントがぎっしり詰まっていて、まいこさんのイメコン愛・ファッション愛を感じる内容。
私は視覚優位なタイプだからコーデ例があるととてもイメージしやすく、嬉しかったです。

【まとめ】

診断受けて良かったです。
特に良かったのは似合うコスメがよくわかったこと、カジュアル寄せしたいときのコツがわかったこと、あと何より好きなものを着ていいのだと思えたことでしょうか。


今回の同行ショッピングでは見つけられなかったけれど、似合うボーダーも見つけたい。出会うの楽しみです。
改めて、「私、服が好きだったんだな」という気持ちが甦ってきて、そんなにたくさんアレコレ買えないけれど、手にした洋服を大事に大事にしていこうと思いました。
もちろん、これから買うものについては教えていただいたことを参考にしながら選んでいきたいなと思います。
服選び、コスメ選びに対する不安が軽くなり、楽しみが増えた気がする。


とりあえず今は、ダークブラウンのお仕事バッグと、レオパードの靴が欲しいな。

サイアートに関して言えば、イエベ・ブルベに捉われないPC診断なので、なんだか普通のPCの結果にしっくりこないなと思っている方や、あと私同様コスメの色に違和感ある方は受診してみると答えやヒントが見つかるかもしれません(直接肌の色を見てもらえるのがほんっとうにためになりました!)

以上、長くなりましたが、salon Maideaさんでの受信レポでした。
お読みくださりありがとうございました!

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