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お遍路さんをやっとりました・ラスト

あっというまに梅雨に。  


むしむしジメジメ自分の体にキノコが生える前に食べておしまい!!


寒いのとか嫌いなボクは永遠に5月の太陽と風を自分だけのものにして


11月とかにたまに使いたいよね。  


ポケットから小さな5月をヒョイと持ちながらね。


何はともあれお遍路さんの集大成「香川」に踏み入るとモチベーションが誰でも変わると思う。


ソコは八十八か所最後の札所があり、日々そのゴールに近づく安心感。

劇場で例えればエピローグであり、なんか全て許せて寛大になり毎日の宿屋での晩飯をみんなで囲いながら「今年のお遠路じぶんはこうでした」って感じでツアーの打ち上げみたいな報告会が毎晩だったかもしれない。



あそこのお寺の感じが悪かった~

おもったより時間がかかったぁ~

杉の木が大きくなかったあそこ?


などなど、自分が体験できた話を宿で話したり総合的な答え合わせみたいな会話であるが別にみんな普通でした。


ボク自身特別大きく考え方や生き方が変わるわけでもなく、もちろんコノお遍路さんから20年経って今のコウメさんですから・・・・わかるよねww


お味噌汁の中にワサビが入っているのが普通だった四国地方。


朝起きていきなりワサビ入りお味噌汁で目を覚まされ歯を磨きスニーカーを履く。


CDプレーヤーにエンドレスに聴けるCDを入れて歩き始める。


この朝のルーティンも終わりが来る。


香川の札所はとても優しい。 優しくしか見えない!


テンポのよい札所の場所。  にぎわう札所周辺の商店街・大型バスのツアーお遍路さん一行。


札所から離れると消える雑踏音。イヤホン越しに耳に入ってくる好きなバンドの音。


この繰り返しも終わりか~~


と思いながら歩き続けとったんやろなぁ。


ラスト札所の前日夜は87番札所の近くの宿に泊まり最後の情報収集を。


① どうやら88番札所最後のルートは険しい修験者コースとなだらか~の2パターンあるらしい。


② 88番札所が終わったら1番札所に戻り四国で歩いた大きな円を繋いでこそ意味があるらしい。


③ 高野山行かなあかんやろ~最後は。


この3点がどうもお遍路最終者としての締め方のようでした。



① は個人的に歩きである方は最後にチャレンジしてほしいです。


まぁ~自己満足ですけどジャッキーチェンの映画のエンディングみたいな思い出になると思います。(わからんかったら聞いてくれ)



② は完全にガセネタらしいです。


上級者はココで「杖を札所に置いてこそ成就の印なり」なんて言いそうですけど、そんなルールはどこにもなく自然発生した色のついたガセネタですって。


14番札所くらいが丁度右回りお遍路さんには丁度良い四国を円で囲む感じになると思うんで1番に戻らなくても良いだろうし。


③ そりゃ行きたくなりますよ~  徳島からかな?和歌山行のフェリーが出てますので完全にノリで行きましょ。


四国を歩いて移動する距離が大体トータルで1400キロ。


時間的にトータル2か月。


ラストの札所では感動の嵐が~~~~~


一応ゴールの札所前の門で写真を撮ってもらえました。


あんまり感情を出さないコウメさん



変わりなかった。  普通に普通だった。


やり遂げた感とかボクは感じなかったです残念。


なんや~  終わったらヒュっともう高野山のこと考えとったんかあっさり終わってしまった。



拍子抜けな終わり方でビックリしたのはボクやわwww


当時は余裕なかったからカメラもインスタントカメラだけだった。


今だったら完全に毎日インスタのストーリーにupしてるだろうなぁ~


お寺の中の壁の絵や天井画とか街並み、奇麗なところが多く写真は撮っておいたほうがよかったなぁ。


最後にどうしようもない旅もいいと思います。


生きてる中でちよっぴり時間があれば四国お遍路もおすすめします。


なんも考えんでなんにも縛られなくてなんも変わらんでええとおもいます。


つかれたら休む。


締まりのない終わり方と次回からネタがないからどうしようとか、


他人の評価はしらんですが、なにか思いついたら書き記そうと思います。


ではではみなさんココまでよんでくれてありがとう!


んじゃ!!












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