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嬉しい

「花束みたいな恋をした」を観た。
2回目だった。1年前映画館でみて、昨日配信がスタートされたAmazonプライムで観た。

映画の内容はサブカル好きの2人が出会って恋をして〜〜〜というもの。
ヒロインの絹が初めて主人公の麦の家に行った際、麦の家の本棚を前にして「ほぼうちの本棚じゃん」と呟くシーンで前回同様幸せな気持ちになった。なぜなら6割ほど僕の本棚でもあるからだ。大友克洋があり、鉄コン筋クリートがあり、今村夏子があり、行ったことのない海外の街並みの雑誌がある。実家に帰ればゴールデンカムイも宝石の国も小川洋子もある。

僕の狭い世界には見当たらないだけで僕に似た変な趣味嗜好を持つ人間もいるんだなぁと思う。いや、案外近くにいるかもしれない。僕が探そうとしないだけで。

まぁそういうの仲間がいる的なことを実感できるだけで、すごく嬉しい。
本当は麦くんの「あなたたちか、この世に数多くの実写版を生み出しているのは」というセリフとか、「片道30分の帰路を大切にしている」こととか、彼の好きなところを挙げるときりがないのだけれど。
まぁ、嬉しい日ということで。🎥

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