林山将佐

統合失調症を患いつつ、病み病みしながら、考えを整理する日記のように書こうと思います。(…

林山将佐

統合失調症を患いつつ、病み病みしながら、考えを整理する日記のように書こうと思います。(不定期更新) note初心者です。基本、長文だと思います。1記事で1000文字くらいを目安に書いています。

最近の記事

半径1mを守ることは、難しい。

こんにちは、統合失調症の林山将佐です。GW中にこんな話を書くのはちょっと面目ないですが、思ったことを正直に書こうと思います。 元ヒキニートだった林山は、今のパートをしながら思うことがあります。「半径1mを守ることはこんなにも難しいのか…」と。アルツハイマー型認知症の祖母と二人暮らしですが、他人から見ると関係性が良く暮らせているのが不思議らしいです。 半径1m…。林山自身の年収や家事労働を総合すると、ふと思うことがあります。「平凡だな」と思った亡き祖父と元養父の凄さです。漢

    • ちょっとした旅行記(統合失調症と東京)

      こんにちは。統合失調症の林山将佐です。先日、軽い気持ちで東京で散歩をしてきました。行楽日和だったので食事に出かけるついでに「あの頃の場所はどうなっているかな?」と20代の時の情景が浮かんで、都内を歩いてきました。 厳密に言うと三嶋大社をお参りしてから東京へ行ったのですが、計3万歩を歩くことが出来ました。多少の疲れはあるものの、むしろぐっすりと眠れました。距離にすると20kmくらい歩いていた様子なので、そういう意味ではやっと身体がリカバリーしたと思います。 さて、都内のどこ

      • ああ…そういう理由か…。

        こんにちは、統合失調症の林山将佐です。今日は仕事帰りにふと考えることがありました。「何故、林山は研究者の道に進まないのだろう…?」 研究者というのは食べていくことが大変な職業です。正直、今の林山と総収入が変わらない方も多いと思います。今の林山は月80時間くらいの勤務に障害年金を足して暮らしています。 だがしかし、多くの研究者…特に若手の研究者はそのくらいの収入だと思うのです。それだったらピアスタッフよりも研究者の方が…同じ収入ならば嬉しいです。 ただ、何故に研究の世界へ

        • 例え彼女が出来なくても。

          こんばんは。統合失調症の林山将佐です。最近、心境の変化がありました。 中学生くらいのときに林山は実母に「何で再婚したの?」と尋ねたことがあります。実母は「寂しかったのかな。心が弱かったんだと思う。」というような回答だったと記憶しています。 その後に実母は二度目の離婚をし、林山としては、ちゃんと経済的なことを考えて結婚しないと多くの人や子に迷惑を掛ける、と学びました。そんな想いで「まぁ、統合失調症で年間給与所得が100万円ないから、彼女いない歴=年齢も仕方ないね。」と考えて

        半径1mを守ることは、難しい。

          ピアサポーターが潰れる前に。

          おはようございます。統合失調症の林山将佐です。今朝は寝起きで考えてしまいました。ピアサポーターが潰れてしまうかな…。と、予兆を感じました。 何故、ピアサポーターが潰れてしまうかは色々と研究者が考えて下さるので、この記事では林山なりの実感を書こうと思います。 先ず一つに「守秘義務という重さ」についてです。仕事の内容をネットに書いてはいけないと注意されますし、ケース共有できる相手も限られます。 次に「ファシリテーション技術」について悩むピアサポーターもいるかと思います。今の

          ピアサポーターが潰れる前に。

          「当事者が潰れること」について。

          おはようございます。統合失調症の林山将佐です。今日の今日で解ったことがありました。 よく「当事者に頑張ってもらったら、その方方が潰れてしまった」という話し、または「当事者が長距離旅行をするのは如何なものか(潰れないか心配)」という話しを聞きます。 林山にとってはその理由の糸口をやっと掴みました。これは今まで支えて下さった皆様、また教育虐待気味ではあったけども実母に感謝します。 さて、どういうことが分かったのか。林山は先日にちょっとした旅行へと行ってきました。3泊4日程、

          「当事者が潰れること」について。

          ピアサポートの研究課題(助けてー!)

          こんばんは。統合失調症の林山将佐です。今のところピアサポーターとして悩むことが3点程ありますので、それを備忘録のように書いて置きます。 もしかしたら林山よりも詳しい方がいると思いますので、議論の切っ掛け作りのような位置付けで宜しいかと思います。実際に林山は研究スキルがないです。 先ず第一に、「リカバリーの日本的文脈とは何か?」が気に掛かるところです。 精神科においてリカバリーという言葉が輸入され、そしてピアスタッフという職種も散見される様になった今。ではリカバリーという

          ピアサポートの研究課題(助けてー!)

          ピアサポーターとして長く活躍して欲しいので、注意点を2点ほどだけ。

          こんにちは。統合失調症の林山将佐です。三寒四温と言いますか、体調管理が難しい季節です。新年度に向けた準備がありつつ、林山は風邪を引いております。 気が付いたらボランティア時代を含めてピアサポーターとして9年目になろうとしています。様々な方との出会いがあり、別れもありました。「ピアサポーターをやりたい」という方もリアルでいる一方で、特にインターネットでは「ピアサポーターを辞めたい」という意見も目立つ様になりました。 林山として出来ることは何か…無力ながらもインターネットで…

          ピアサポーターとして長く活躍して欲しいので、注意点を2点ほどだけ。

          精神科ピアスタッフとあれこれ

          こんにちは。統合失調症の林山将佐です。今日は仕事上の発見…というよりは、何か原点を見つめた日になりました。精神科ピアスタッフという業種で働いておりますが、どんな業種にも基本となるものがある…と思いました。 昨今、『障害者ピアサポート養成研修』などがありますが、そこで養成されるピアスタッフは「支援者としての側面もある当事者職員」という色合いで研修を受講します。「リカバリー」を軸に勉強して、ピアサポート活動の有効性を確かめ合うような…そんな研修だと思います。 だがしかし、ピア

          精神科ピアスタッフとあれこれ