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夜の喫茶店で自分を取り戻す

夜の喫茶店は、僕にとって「背徳感を感じることができる貴重な場所」です。

バーで働いていると、夜はお酒ありきな世界観の中で暮らします。僕も実際、夜はお酒ありきな日々が年中だし、そんな日々の中でポツンと1日、喫茶店で過ごす夜はHPの回復に最適です。

ススキノの夜の喫茶店はそれなりに騒がしい。だからこそ、本を手に取り文章を目で追う。ざわめきの中でもスッと頭に入ってくる、意外と気にならない、いや、静かすぎないほうが集中できるような気さえしています。独りな人、友達恋人と戯れている人、さまざまな人間模様が作る独特な空気感の中、僕は僕を取り戻す作業を淡々と進める。気付けば本のページはスピード感を上げてめくられていき、読み進めることができた満足感を味わえる。

お酒が入っちゃうとシンプルに楽しくなりすぎちゃうので(←弱いから故なのでしょうか、血筋故なのでしょうか、双方の掛け算故なのでしょうか笑)、たまにはこうした時間を自分の為に与えることは生きてくうえで重要なのです。

そして、HPが回復した暁には、次の日の活動量が増えます。実に素晴らしい、求めてた結果、まさにこれ。正解だった、夜の時間の過ごし方って思えて幸せ。

ま、翌週はきっと飲みに行ってしまう僕なのですが・・・。

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