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海外旅行トラブル 私の場合

note初心者がハノイ旅行記にチャレンジしたら、スキをいただき嬉しいです。
読んでいただきありがとうございます。ぺこり。


私の海外渡航歴は多分30回くらいで、そんなに多いわけでもないけど、あらら困った!どうしよう、みたいなプチトラブルは何度か。

そんな私の経験した個人的トラブル度▲〜▲▲▲でまとめてみたので、よかったら読んでください。


ヒースロー空港で謎通路に迷い込む

トラブル度▲

初めての海外旅行は、30年(!)くらい前。
当時親戚一家が住んでいたスコットランドのグラスゴー、ついでにロンドンだった。
学生のうちに遊びに行くことになり、人生で初めてパスポートを取得し、親がヒースロー経由グラスゴーまでの航空券とロンドンのホテルを手配してくれた。同じく初海外である高校生の年下従姉妹(ハノイに行った旅友の従姉妹ではない)と2人旅だ。
今考えると、だだっ広いヒースロー空港で国内線に乗り継ぎというミッションは、何も知らない状態だったから無心でクリアできたのだと思う。
トランスファーの矢印方向を間違えたような気がしたが、どこかでまた合流するだろうという安易な考えで突き進んだ。そのうちなんだか地下通路のようなところに出た。薄暗くてあまり人もいない。これは道を間違えてる…でも、もう今更戻るのも…

なんとかなるだろう精神で延々と歩き続けて国内線まで辿り着けたけど、今だったら絶対戻るわ。こわっ。
国内線への乗り継ぎに未だ苦手意識があるのは多分このせい。


グラスゴー空港でオープン!

トラブル度?

↑の旅で、親戚一家の家に数日滞在させてもらった後に、グラスゴー空港で涙のお別れ。
の、直後にボディチェックでひっかかる。
洋服の下のお腹に巻いたセキュリティポーチの中身だった。
何が入ってるんだ?と聞かれて見せることになったけど、運悪く膝丈ワンピースだったのである…
衝立の影でスカートをたくしあげて、オープン!係員もOH〜と笑っていたけど、そりゃ笑うしかないだろう。(当然だけど女性の係員です)
ちなみにこの時引っかかったのはただの小銭とスーツケースの鍵。従姉妹は、おかげで流した涙が乾いた、と言っていた。
ウエストポーチタイプの場合、ワンピースだとやばい。てか、普通に考えてポーチの中身を使いたい時にも取り出せないじゃないか。


サムイ島で入院

トラブル度▲▲▲

結婚後、主人と2人で行ったサムイ島。(新婚旅行ではない)
今や高級リゾートで庶民の我が家は行けそうもないが、当時はそんなに高くなかったのだ。雨季だったし。
現地で申し込んだナンユアン島のツアーについていたビュッフェにあたってしまった。
主人は、見るからにこんな湿度高くて暑いところに放置されている料理は怪しい、と避けていたので助かったらしい(後で聞いた)
ホテルのトイレにて上からも下からもえらいこっちゃとなり、加入していた保険に連絡したところ、ドクターが来てくれた。どういう訳か、バンコクにいる日本人の方が電話で通訳してくれていたのを朦朧とした意識の中で覚えている。(しかも医療関係者じゃなかったような)
そして食中毒なので入院した方がいいと言ってます、と日本語訳をしていただき救急車で運ばれたのだった…

ちなみに観光客向けの病院で綺麗だった。ホテルの部屋より広いうえに、寝ながら見ることのできるテレビもあった。冷蔵庫にはスニッカーズもあった。しかし早く退院したい私は点滴の速度を勝手に早め、熱も下がったと嘘をついて1日でホテルに戻ったのだった。ごめんなさい。
タイ料理が食べたくてサムイ島に行ったのにこれがトラウマとなり、この日以降パスタばかり食べて過ごしていた。意外と宿泊していたホテルのレストランのパスタが一番美味しかった。

フィジーでサイクロン

トラブル度▲▲

これも主人との2人旅。多分サムイ島の翌年くらいだった。
ロマニライライ島という離島に滞在して帰国の前日に本島に戻る時だった。
サイクロンがきているとホテルの人に言われたが、船は出航した。そしてもちろん船内は地獄だった。
若い女の子は恐怖で失神し船員さんに水をかけられ、他の欧米人も嘔吐しまくりだったらしい。らしい、というのは私も相当ヤバい状態だったので、ずっと目を閉じて何も見ないし何も考えないようにしていたのだ。船酔いに強い主人が後で教えてくれた。
船を降りたら、冷や汗でTシャツがびっしょりだった。
やっと本島に着いたのに、本島もサイクロンの影響で停電していて、エアコンが効かず照明も点かず大変だった。


ボラカイ島のち松葉杖

トラブル度▲▲

フィリピンのボラカイ島に家族で行った。世界のホワイトサンドベストビーチと言われるくらい、さらさらの砂が美しい風景だった。

ホテル目の前のビーチの様子

ここで、街スパの勧誘にのり足の踵のケアをしてもらう。スパはあんまり綺麗じゃなかったけど、まあ値段的にこんなもんかレベル。
ここで足を洗った水がいけなかったのか、ボラカイの海水がいけなかったのか…
翌日、羽田に帰着して飛行機を降りた瞬間から左脚に激痛が走る。
宙に浮かせていれば平気なのだが、地面に足をつくことができないのだ。スーツケースに捕まって片足でぴょんぴょん跳ねて移動するしかない。何か(おもに主人)に捕まってないと歩けない状態(というか片足跳び)で大変だった。座る時も足をつくことができない。
なんとか家まで帰り、病院にてレントゲンを撮る。骨はなんともないが、確かに腫れている。なんでだろう?と医者もわからない。(この時点では、スパのことを忘れていた)
湿布を出してもらい、固定して松葉杖で少し様子見することにした。杖のおかげで主人がいなくても移動できるようになったが、翌日になっても痛みはひかない。
結局、原因不明だが、化膿止め飲んでみる?と出された飲み薬で、一晩で腫れがさーーーっとひいた。
化膿止めが効いたということは、どこかで雑菌でも入ったな…と、ここでやっと思い出したのが、あの(小汚い)街スパのフットケアだった。
踵を雑に削り、そこから菌が入ったのだろう。
実は私たちが訪れた直後に、ボラカイ島のホテルが汚水を海に垂れ流しているとニュースになり、フィリピン大統領が怒って、しばらく海が綺麗になるまで観光客の入島禁止となったのだ…
これは私的に辛さとしてはトラブル度▲▲▲だったが、帰国後で日本の病院に行けたため▲▲。

人生初の松葉杖

※今は海水綺麗になっていると思います。原因も海水かどうか不明です。どっちかというと、怪しいのはあのスパの水かなあ。


バリ島で親子揃って病院に運ばれる

トラブル度▲▲▲

コロナ前に、当時小学校3年生だった娘と初めての2人旅でバリ島に行った。
バリ島は家族で何度か行っているので、2人でも大丈夫だろうと選んだ。

特典航空券で取ったが、往路はジャカルタ乗り継ぎしかとれず、そこで悲劇が起こる。
ジャカルタの国内線ターミナルに移動した頃から娘の嘔吐が止まらない。乗り継ぎ時間が長かったので空港の医務室にも行くが、バリ島までの機内でも嘔吐し続ける。(幸いビジネスだったので周りからあまり見えなかったと思う。というか思いたい。)
CAさんが何枚もゲロ袋くれた。
夜、バリ島に到着後病院へ直行。食中毒だろうと点滴を朝4時頃までかけて打ってもらう。
(娘は羽田からの機内で食べたチョコかクッキーが原因じゃないか、と言っていたが、4年経った今考えると、前日の夜に寄ったお店の明太子丼だったんじゃないかと……)

ベッドから落ちるんじゃないかと、
明け方まで目が離せなかった長い夜

なんとか夜が明けてウブドのホテルに行くが、今度は高熱となり、ウブドのクリニックのドクターに往診をお願いした。

翌々日、娘は平熱に戻り、そろそろ次のスミニャックのホテルへ移動しよう、となったところで今度は私が、目の前真っ白で立てなくなり娘を診てくれたウブドのクリニックに運ばれる。
低血圧と熱中症だった……クリニックは綺麗だったが、天井にいるヤモリが落ちてきませんようにと思いながら点滴を受けた。復活した娘は、ねぇママ、プールは?とずっと言っていた。申し訳ないが入れるわけない。
幸いいつもより長い滞在だったため旅の終盤は念願のプール遊びができたが、なんだか消化不良な、でも忘れられない旅となったのだった。そのため翌年リベンジしようとまた予約したのだがコロナ禍となり、数年お預け。
ちなみに、この時はカードの利用付帯の保険利用で一旦立て替え払いだったのだが、払い戻された日の保険金のレートが良く少しだけ得をした。
(特典航空券だったが、燃油サーチャージをカードで支払えば利用付帯となった。)

コロナ後のバリ島でまた病院へ運ばれる

トラブル度▲▲

つい数ヶ月前の春休みに、中学生になった娘とついにバリ島リベンジ旅に出かけた。久々の海外旅行。

しかしまたもや、娘がジェンガラケラミック(食器)のショップにて、顔面蒼白とはこのことか!という顔色になり立てなくなってしまった。カーチャーター中だったのでそのまま病院に運んでもらうことに。
今度は娘が低血圧と熱中症だった。直前の暑い中での観光が応えたらしい。
運ばれたのは数年前にお世話になった同じ病院で、当時のカルテも残っていた…

診察を待つ間になぜか(ほんとになんでだ)私のバッグにあったスシローの塩を舐めさせるが、ドクターにそれは一体何!?と非常に怪しまれた。まあ確かに白い粉だし。

スシローありがとう
ちなみにワサビも入ってた

この時はとりあえずなるべく安静にして、水に溶かして飲むように、と粉薬をもらった。とてもまずかったそうだ。
病院はBIMCホスピタルで、観光客向けのところ。スタッフに日本人の方がいるようで、前回も今回も薬については電話で日本語にて説明してもらった。
知らない土地での体調不良は、日本にいる時の10倍くらい焦る。
カーチャーター中、しかも日本語が話せるガイドさん付きだったということもあり、すぐ対応していただけて助かった。

やっぱり海外旅行保険は超大事!
病気だけではなく、携行品が破損して修理も何度か経験ある。直近のハノイ旅行ではミラーレスカメラが初日に壊れてしまい、現在保険で修理中。


イタリアでは日本人が目の前でスリにやられるのを見たし、イギリスのヒースローで乗り継ぎできなかったこともある。
こうやって少しずつ経験が増えて行くと、もともとの心配性に拍車がかかり、フライト時間を何度もチェック、ホテルの予約や送迎予約も必ず確認。財布をチェーンつきに替えたり、日本の常備薬も多めに持参。パスポートのコピーなど必要書類もスマホに保存だけではなく、プリンターで印刷して分散。
ついでにどうせならカメラも2種類、着替えも多めに…
と、毎回やることと荷物が多くなり、いつまでたっても旅慣れない私であるが、それでもいいと今は割り切っている。


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