あしたのC

Cです、普段は曲を作っています、日々いろんなことを考えては時が経つとするりと抜けてしま…

あしたのC

Cです、普段は曲を作っています、日々いろんなことを考えては時が経つとするりと抜けてしまってもったいないなぁと思っていたので、noteに残して置いて何度でも読み返して自分を作っていけたらなと思っています。

最近の記事

映画「正欲」を観たので

ほんの少しの水だけで彼らは生きている ネタバレ全開かもしれないので見てない方は気をつけてください。 「居なくならないで」 このたった一言で、恋愛ではないけれど生きていくのに必要でとても大事な一滴、存在だってことがわかる深くて重いセリフだった この表現がシンプルなのに詰まっていてとてもカッコよかった。 人と違うこと これがどれだけ息苦しいことなのか マジョリティ側で生きてきた自分には到底理解できない世界なんだろうと思うけれど、その苦しみの100分の1くらいは理解でき

    • 「踊り場にて」を観ました

      上げて落とす。 そんな表現をしてしまいそうになる「諦める」という言葉を前向きに捉える それもなるべく綺麗事になってしまわないように。 諦めるということは追いかけた証でもある。 本気で追いかけた者だけが諦められるとも言える。 そして諦めた人は、また新たな目標に向かって進める。 諦めたとしても、その気持ちは消えるわけでは無い。 この脚本が諦めることを推奨することになってもいいのだとさえ思える。 「人に言われたくらいで諦められるならそんな楽なことはない」から 感想おわり。

      • 小説「ひと」感想 ※ネタバレあり

        小野寺 史宜さん著「ひと」 この本は職場の方にお薦めしていただいた本で 急なお薦めだったので、「僕に読んでほしい何かメッセージがあるのか?」とか思ってちょっとドキドキで読んでみました 笑 お薦めしてくれた人と感想をどんな風に喋ろうと思って、色々と思考しながらnoteにまとめてみることにしました。 感想 純粋に面白かった!んですけど ただひとえに面白かったと言っても様々な面白さがある中で 単純明快な勧善懲悪!とか大どんでん返しや急展開の冒険活劇!とかそういうワクワクやハ

        • 映画「街の上で」感想※ネタバレあり

          とあるyoutubeで邦画ランキング2位にランクインしていて、気になってnetflixで観てみました。 「街の上で」を検索すると、既にマイリストに入っていて あ、見たかったやつだこれ となったのが印象的でした。他にも「his」という同じ今泉監督の作品もマイリストにあったし、「愛がなんだ」は既に視聴済みでした。 つまり、サムネイルで結構惹かれるくらいに僕の好みの絵作り(画作り?) なんだと思います。 感想 好きか嫌いでいうと、どちらでもないっていう作品になってしまいま

        映画「正欲」を観たので

          映画「彼女が好きなものは」感想

          Cです、観ました。※ガッツリネタバレありです。 とても素晴らしい映画でした。 日々の中で彼らのように真摯に向き合うことが僕にできるだろうか。 苦しみの中で思いやりを忘れずに居られるだろうか。 普段書かないnoteで感想を書こうと思ったくらいには満足度が高い。同性愛を取り扱った映画。 内容に触れる前に言っとくけど僕は男性で異性愛者で、同性愛者の友達も居る、高校生の頃は普通にエンタメとしてBLも読んだりしてた。 なのでかなり抵抗はないつもり。 そんな僕がドキっとしたシーン

          映画「彼女が好きなものは」感想

          ぼくなりのアートの楽しみ方

          はじめまして、Cです。 音楽を作っていく人です。 バックボーンから書くのは親切ではないのかもしれませんが、自分で読み返すときに思い出せるように、順を追って書こうと思います。 僕は音楽を作る上で漠然とアート思考で音楽を作りたいと思っていましたが 実際アートってなんぞやってことはまだまだ分かってなくて 「そこには表現したい物があってあらゆる音に意味がある音楽」 なんて理屈っぽいものしか思いつかない僕ですが そんな僕がアートに対する理解が少し深まった気がするのでここに書き置きま

          ぼくなりのアートの楽しみ方