#04 11th Single ひなた坂46 LIVE 前編(day1)
はじめに
だいぶ機を逃しちゃいましたが、時間がなくてここまで感想を書けずにいた
「11th Single ひなた坂46 LIVE」
今回は2日間を通してライブを観た感想や今後のひなた坂46の展望などについて書いていきたいと思います。
ちなみに筆者はday1は配信、day2は現地でそれぞれ観ています。
#04前編はday1に関してセットリストを追いながら各曲の感想などを、#05後編はday2での変更点や高本彩花卒業セレモニーについて触れていきます。
ちなみに事前の予想は以下の記事でも触れていますので、よかったらどうぞ!
セットリストと楽曲への所感
ここからは基本的にセンターを務めたメンバーにスポットをあてて感想を書いていきます。
セトリで2日間同じ曲は現地での感想を基に書いています。
overture
M01「ってか」
(センター高本彩花)
オープニングを飾ったのは、今回のライブで卒業するあやちゃん。
大人気曲の「ってか」を引っさげて、スタイル抜群、迫力のあるダンスで華々しいライブの開幕でした!
日向坂の中でもダンス難易度が高い楽曲ですが、フルサイズでもしっかりと踊りきっていて、1曲目からこのライブへかなり練習を積んできたのが窺えました。
この楽曲の難しさは純粋なダンス難易度だけではなく、楽曲内での感情の変遷を経て表情なども変えていくのですが、そのあたりも完璧でしたね!
一曲目にしてこのライブへの期待感はかなり高まっていました!
M02「ソンナコトナイヨ」
(センター山口陽世)
「ってか」でぶち上がった会場のテンションをさらに加速させたのがぱるでした。
歌い始めの前に煽りを入れてファンもメンバーも巻き込んでいくスタイルは見事!
パワフルかつ元気な躍動感のあるパフォーマンスはぱるのイメージにピッタリ。
観ている人を熱くさせるのはもちろん努力の賜物でもありますが、彼女の天性の資質の気がしますね。
M03「You're in my way」
(センター平岡海月)
3曲目のセンターはみっちゃん!
ここで会場の雰囲気はガラッと一変。
楽曲の世界観に観客を引き込んでいきます。
みっちゃん持ち前のダンススキルと表現力が存分に活かされた選曲。
このパフォーマンスを観てみっちゃんの新しい一面を見つけたという感想もSNS上ではよく見かけたので、大成功の選曲とパフォーマンスだったのではないかと。
M04「青春ポップコーン」
(センター石塚瑶季)
たまちゃんらしさを存分に発揮したこちらの楽曲。
ひなパレのエピソードトークでも出てきた彼女の青春感を余すことなくお届けできたこのパフォーマンスは、観ているファンだけなく本人もメンバーもとても楽しそうでしたね。
観客も一緒になってジャンプするのは、ある意味で四期生が掲げている「一体感」に通ずるものがあって、とても良かったです。
M05「世界にはThank you!が溢れている」
(センター清水理央)
りおちゃんの持つスター性や華やかさが、より分かりやすい形で発露した形となったなと。
四期生で初めてセンターを務めたのは間違いではなかったと確信させてくれるパフォーマンス。
間奏で入ったフラッグパフォーマンスも見事で、普通なら失敗するかも?とハラハラするものですが、全く感じさせなかったのは凄いです。
M06「どうする?どうする?どうする?」
(センター高瀬愛奈)
未経験の楽曲をパフォーマンスするメンバーが多い中、あえて経験のある曲をブラッシュアップさせる形で、一期生としての矜持を感じさせてくれたまなふぃ。
一期生として後輩をセンターで引っ張っていくまなふぃは、とても頼もしく輝いて見えました。
あと、後のMCでも語られましたが、とても楽しそうな姿が印象的でしたね。
M07「ゴーフルと君」
(センター竹内希来里)
実は個人的にどんな楽曲でくるのかとても楽しみにしていたのがきらりん。
実際はゴーフルだったわけですが、可愛らしさにコーティングされつつも、彼女の中にギラついたものが垣間見えた素晴らしいパフォーマンスでした。
あと凄いなと思ったのが、7曲目でゴーフルをフルサイズで踊れるパワフルさ…いい意味で驚かれました。
ここからは中盤戦のユニットパートになります。
大半のメンバーが加入前の「けやき坂46」の楽曲を中心に構成されていたのは、色々と感慨深いものがありました。
M08「ハロウィンのカボチャが割れた」
(高瀬愛奈・小西夏菜実・竹内希来里・平岡海月)
ユニットパート1曲目はカボチャ!
これは全くの予想外でした。個人的な見解として「りまちゃんちっく」の曲はしばらく封印するのかなと思っていたので。
しかし、あえてオリジナルメンバーを全く入れないことで解禁というのは、ある意味では最善手だったのかもしれません。
本筋に戻りますが、オリジナルへのリスペクトは忘れずにかつ、自分らしいパフォーマンスを見せようとする姿は素晴らしかったです。
可愛らしい曲調と衣装に隠されたちょっとした毒っ気を見事に表現できていたかなと。
そのあたりも曲に合った人選ですね。
M09「キレイになりたい」
(渡辺莉奈・清水理央・石塚瑶季)
また先ほどに続き個人的な感想になるのですが、この選曲は正直なところ少々残念でした。
というのも、この楽曲はまだオリメン(現在在籍メンバー:小坂菜緒・丹生明里)ですら観たことがないファンの方が大半であろう曲なので、それならばせめてオリジナルで1度パフォーマンスした後に、派生として観てほしかったというのが本音です。
まあ一ファンの戯言はここまでとして、パフォーマンスはとても素晴らしかったです。
誰でも持つであろう真っ直ぐな気持ちに裏付けされた芯の強さと、一方でどこか憂いを帯びているという絶妙なバランスは見事で、オリメンがこの楽曲を貰った年に近いメンバーが披露したのも必然なのかもしれません。
M10「1番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」
(山口陽世・森本茉莉)
2日間のユニットパートの中で1番驚いたのがこちらの楽曲。
何の力に頼ることもなく、ただひたすらに2人の力だけで観客を魅せる。
三期生はあまりそういったアプローチの仕方をしてこなかったので、本当の意味でのまりぃとぱるの素の力を見せつけてもらったと思います。
2人でパフォーマンスしたことで魂の削り合いといいますか、バチバチにやることでお互いがより高みにいけたのかなと。
M11「男友達だから」
(高本彩花・濱岸ひより)
事前からあやちゃんとひよたんでやってくるだろうなとは思っていたのですが、選曲は意外でしたね。
元々力量に疑いの余地は無かったので、ただただ感動をありがとうと伝えたいです。
何か言うとしたら、今後何かしらの手段で見れる際にはぜひ見てほしいなと。
そこには素晴らしい体験が待っています。
M12「わずかな光」
(髙橋未来虹)
ユニットパートのトリを務めるのは座長のみくにん。
どういった選曲でくるかなと思っていましたが、今の彼女にぴったりなのかなと思える楽曲でした。
「自信が欲しい。できればその裏付けをおひさまからも欲しい」
少し大袈裟かもしれませんが、そんな心の叫びにも似た歌を歌い上げたことで、彼女の求めていたものを少しは手に入れることが出来たのはないかなと思っています。
ユニットパートが終わりここからはライブはいよいよ後半戦。
ダンストラックで会場の熱量が加速度的に高まっていきます。
M13「My fans」
(センター渡辺莉奈)
ダントラ明け1発目は髪をバッサリと切ったのが大好評のりなしでした。
元々随所で表現力の高さの片鱗は見せていましたが、ここではそれが大爆発。
しっかりと観客を煽りつつ、15才とは思えない色気を感じさせるパフォーマンスは圧巻の一言。
最近各方面で殻を破ってる姿がみられますが、今回のライブでも更なる成長を見せてくれましたね。
M14「アディショナルタイム」
(センター森本茉莉)
おひさま大人気の楽曲をパフォーマンスしたのはまりぃ。
ファンの需要にも応えつつ、しっかりと自分らしさを表現するその様は、観る者の心に訴えかけるようでいて自然と吸い込まれる感覚がありましたね。
オリジナルにも参加しているまりぃですが、センターに立つことでより、あの頃よりも成長している姿を見せてくれたのはとても嬉しかったですね。
M15「愛はこっちのものだ」
(センター濱岸ひより)
歌声・ダンスを含むパフォーマンス力に定評のあるひよたん。
彼女がセンターに立ち、その力を遺憾無く発揮した姿は見ていてとても気持ちが良かったです。
どちらかというと既存の曲では繊細な表現を求められがちでしたが、今回は全てを巻き込んでいくような嵐でした。
まだまだ濱岸ひよりの底は見えないですね。
M16「恋した魚は空を飛ぶ」
(センター小西夏菜実)
16曲目にして本日トップクラスにハードな楽曲に挑戦したコニ。
カッコよさや凛々しさといった方面の表現がおひさまに好評だった彼女ですが、その魅力を余すことなく伝えられていたのではないかと思います。
個人的には、この曲順でこの曲をやったというチャレンジ精神と向上心、負けん気の強さをとても高く評価したいです。
M17「錆びつかない剣を持て!」
(センター髙橋未来虹)
楽曲前のMCでこの公演にかける想いや、座長として1人のメンバーとしての熱い気持ちを吐露してからのパフォーマンス。
以前筆者のnoteでライブ映えする曲とは書きましたが、予想を遥かに超えてきましたね!
まずはみくにん単独での殺陣から始まり、一糸乱れぬ気迫のこもったメンバーの姿には胸が熱くなりました。
日向坂46の髙橋未来虹として、ひなた坂46の座長として、後ろで支えてくれてるメンバーたちの想いも背負って…そんな様々な気持ちが乗っかって一瞬たりとも気を抜かずにやりきった姿は、とてもとても尊いものでした。
パフォーマンスを終えた後は、どこか憑き物が落ちたような安堵の姿にも見えました。
それだけ背負っていたものが重かったのだろうなと思ってしまいましたね。
熱狂に包まれたまま本編が終了し、ライブはアンコールへ。
En1「ハッピーオーラ」
筆者が以前書いたnoteでひなた坂46に期待するものとして「ハッピーオーラ」と書いていたので、この楽曲を選んでくれたのはとても嬉しかったですね。
日向坂46にとってある意味原点といえる、その概念をまたひなた坂46が体現してくれる喜び。
このライブでこの楽曲をパフォーマンスすることに関わったすべての方に感謝したいです。
En2「知らないうちに愛されていた」
一部のファンの間では不遇と言われていた楽曲をここでパフォーマンス!
生で観ていた方はもちろん、配信で観ていた方も温かい気持ちに包まれる。そんな時間でした。
これ以上語ることはないかなと。
さいごに
まずはここまで読んでくださってありがとうございました。
めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、前編のday1はここまでとなります。
本来なら前後編にする予定はなかったのですが、熱がこもりすぎて分量が多くなりすぎたので分割することにしました。
day1から最高のライブだったわけですが、day2は感動のあやちゃん卒業セレモニーが待っています。
後編も近いうちに公開しますので、ぜひとも読んでくださると嬉しいです。
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