見出し画像

2022年よかった音楽

はじめに

2022年はあまりにも元気なく過ごしてしまったが、その中でもなんとか音楽は聴くことができていました。
ここでは2022年に触れてよかった音楽について記します。
(2022年に発表された作品に限らず、個人的に聴けて良かったなという作品を紹介しています。)

DIVE / AMBR

心地いいオルタナティブhiphop。
「Rockstar」「Nobad」が特に好き。

Because He's Kind / BIM

初めてBIMに触れたEP。
PUNPEEとのEPもかなり良かったです。

Ants From Up There / Black Country, New Road

楽器の生っぽさと聴こえる音の豊かさに心地良く包まれるようなアルバム。
リラックスしながら聴くのにめちゃくちゃ良いと思います。

Hellfire / black midi

以前のblack midiの作品は「凄いことをやってるが、いまいち掴めない」と思って聴いてしまっていたけれど、今作はアルバム通してとても楽しい気分になった。

nirvana - single / dodo & tohubeats

トラックも各々の詩も心地いいです。

What Could Possibly Go Wrong / Dominic Fike

「Vampire」という曲の冒頭が「青い空と太陽」にしか聴こえないので、そこだけでも聴いて欲しい。

MAYBE IN ANOTHER LIFE… / Easy Life

イギリスのハイブリッドポップバンドEasy Lifeの2nd album。
近年追っているバンドの一つで、今作もとても心地よかった。今までと比較すると、何処となく終わりを感じさせるサウンドの楽曲が多かったように思える。

パルコの消滅 / HASAMI group

あのHASAMI groupの21th album。
青木龍一郎が紡ぐ詩を再翻訳することは無粋なのではないかと思ってしまう。
「詩とスマートフォン」「DELIVERY KIDS」「あぶくのサイレン」「IA」「FIRE」「パルコの消滅」が特に好き。

metamorphosis3 / HASAMI group

あのHASAMI groupのセルフカバーアルバムの第3弾。
未発表曲のアレンジver.である「不思議な都市計画 take.2」は、地方都市の寂寥感が感じられてかなり良い。
セルフカバーのアレンジ集ではあるが、中には当時のものよりあえて微妙な仕上がりを目指して作られたものもあり、その狙いなどは↓の青木氏本人の解説で述べられている。


So Wet Boys / HEAVEN

奈良発のコレクティブHEAVENのアルバム。
オルタナティブなバンドサウンドとヒップホップを上手く繋げていて(というよりも、この方向性が自然なのかもしれないが…)、ゼロ年代前半を思わせるトラックが良い。
5曲目の「So Wet Boys」が特に好き。

私たちは生命への冒涜でしたか / yanagamiyuki

過去に発表された楽曲のRemix?EP。
全体的に原曲よりもBPMが上がっており、心地よい範囲内の歪みが加えられている印象。
3曲目の「破損したファイル10010001」(カイジュウの島2 のRemix?)が好きです。

KiD - EP / Lil Soft Tennis

あのLil Soft Tennisによる全曲素晴らしいEP。
3曲目の「piko」が本当に好きです。

ほぼゆめ / Kabanagu

前作よりも歌ものとしての聴きやすさが明確に打ち出されている印象で、ハッとする展開や音の入れ方がとても心地よくて素晴らしいアルバム。

YC2.5 / Kamui

アルバムを通してサイバーパンク的な世界観が構築されており、サウンド、リリック、Skitに至るまで芯が通っていて格好良い。

American Boyfriend: A Suburban Love Story / Kevin Abstract

先日解散したヒップホップクルーBrockhamptonの中心人物であるKevin Abstractのソロプロジェクトの1stアルバム。
このアルバムをきっかけにBrockhamptonも聴くようになりました。
一枚通しての流れがとても良いです。
15曲目の「Echo」が本当に素晴らしいです。
(アルバムとMVでアレンジがかなり異なりますが、どちらも本当に良いです。)

L.S. / lyrical school

lyrical schoolの2期体制の最後のアルバム。
9曲目の「Find me!」がとても好き。

Red Hand Akimbo - EP / Paris Texas

トラックが最近(ここ数年?)の流行りの感じではなく、生音が歪んだようなサウンドで心地よい。
ラップも荒々しくて良いです。

しりべつのほとりにて / Phritz

「源流をたどって」が本当に美しい。

GHOST IN THE MACHINE DRUM / SuiseiNoboAz

新譜が出る度に本当にありがとうと思っています。

9.97 - EP / Tohji

1曲目の「sugAA」がトラックもリリックもめちゃくちゃ良いです。

ムームート / ウ山あまね

このアルバム全体を通して聴こえる音、言葉の全てが面白く、クラクラします。今作も素晴らしいです。

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- Theme Songs / 潟女DIY部!!、せるふとぷりん

2022年を代表する素晴らしいアニメ作品「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」のOP/EDテーマに加え複数のアレンジ版が収録された一枚。
特にED曲の「続く話」のFull ver.では、まさしく本編からの「続く話」が語られており、一聴の価値があります(本編を観た方は必ず聴くべき)。
曲としても「そこで拍を待つんだ……」と圧倒される展開があり、とてもいい曲です。
全部良いですが、「続く話 Kawaii Mix」というKawaii Future Bassのmixがとても良いです。

モンダイナイトリッパー! - Single / 名取さな

曲が目まぐるしく展開していく様が聴いていてとても面白くて、本当に楽しくて良い一曲。詩もウィットに富んでいてとても良いです。

やややや - Single / ひがしやしき

トラックもリリックもとても良く、かなり再生した一曲です。
出だしから詩に強く惹かれます。
良いと思えて良かったなと感じています。

Walk Through the Stars / ピーナッツくん

feat.楽曲が多かった前作とは異なり、プロデュースが一貫されてサウンドやリリックの全てが洗練された一枚。
10曲目の「Youngpixar」から終わりまでの流れには、クリエイターとしての思いや活動を含めた自身に対する内省、これからの視線などを強く感じました。
彼の立場からしか発することのできないバックグラウンドが色濃く表現されており、本当に素晴らしいアルバムです。

DONBURA KONBURA SPEAKERS - Single / Ranunculus

にじさんじのラナンキュラスのデビュー時に発表された楽曲。
キャッチーなフレーズと展開が詰まっていて聴いていてとても楽しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?