悪化する自己嫌悪

最近、搬送されて一度目に閉鎖病棟に入院させられた時の精神状態に近づいている感覚がしている。死ぬ事は諦められたと思っていたけれど、自殺衝動が頻繁に来るほど追い詰められていなかっただけだったようで、少し考えれば分かることなのに楽観視していた自分の頭の悪さに呆れる。
また搬送されるほどの未遂を繰り返すのか、今度こそは死ねるのかわからない。二度目の入院は一度目の倍の期間帰ることを許されなかったので次はもっと延びてしまいそうで怖い。二度目は医者にかなり危なかったと言われた。その頃よりも7kgほど痩せた上に体力もかなり落ちていて貧血も酷いので今度こそ成功できる気がしてくる。あの量の薬を飲むのはかなりきつかったので別の方法がいいが確実性に欠けるので悩みどころだ。こんなことを言っているが多分実行はしないだろう。メンヘラとは総じてそういうものだ。

どれだけ不健康な生活をしていても、急激に終わりに近づくことはなくて、緩やかに向かっていくだけだ。もちろん、普通の人間と比べれば急だと思うが、私にとっては気の遠くなるような長い道のりだ。終われるまでに本当に頭がおかしくなってしまってなにか犯罪になるようなことをしてしまわないかがとても怖い。犯罪まで行かずともなにかひどく迷惑をかけてしまうことになるのもとても怖い。既に周りの人にかなりの迷惑をかけているのは自覚している。それなら離れればいいものの、寂しさや悲しさに負けて留まってしまっている。優しいフリばかりで結局は自分を優先する自己中ぶりに嫌気がさす。それだけでは飽き足らず、負担になると分かっていながら辛さに負けて頼り、後々の相手の辛さを増している。後悔してもどうにもならないのに、何度もそればかり考えては泣き、許された気になっているあたり余計にタチが悪い。色々なことで甘えているくせに何も返せていない。今だってこうして文章にして免罪符を得ようとしている。つくづく救いようのない人間だと実感する。

いっそ自分の本当に汚い部分を見せれば後腐れなく離れていってくれるのだろうか。それとももう既にバレていて、同情で付き合いを続けてくれているのかもしれない。わからない、怖い。初めから誰とも関わらなければよかったのに。自分などがいることによって、人生の一部を割かせて、精神を摩耗させて、何がしたいのか。

普通になりたいだなんて高望みはもうしないから、せめて人並みの強さと優しさだけでも欲しかった。

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