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仮想政府ニャルニアの歩み

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仮想政府ニャルニアの公共サービス実装を行う執務官ニャンマルハウトと、その親友ししゃも丸の心温まるほっこりエピソードです。
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仮想政府ニャルニアの歩み:3日目・データベースの基礎設計

ニャンマルハウト「MySQLが突然MariaDBになった時、俺は宇宙猫になった」 執務室にて ニャオネラ「ではニャンマルハウト、引き続き公共事業プロジェクトを推進してください。ニャルニアの未来はあなたの額に乗っていますよ」 ニャンマルハウト「はッ!」 ニャンマルハウト「…………」 ニャンマルハウト「ふう。女王様を前にすると、一端の雄猫である俺でも緊張するな」 ししゃも丸「迫力がすごいし、きれいなひげだった」 ニャンマルハウト「何だお前、ひげ派か。俺は前足の爪派だ」

仮想政府ニャルニアの歩み:2日目・OpenAPIとJsonSchemaってだいたい一緒じゃない?

諸行無常:API仕様はいつまでたっても完成しないことを言い表す言葉。 執務室にてここはニャルニア国の執務室である。一匹の猫が公共サービスを共通のAPIとして実装するべく動き出していた。ニャルニアは猫の国である。ニャルニアに公共サービスはない。公共サービスを新規実装するならITを使えと飼い主に教えられてきた。 ニャンマルハウトはニャルニア国のマイナンバーを定義した。 つぎは、新しくマイナンバーを手に入れるためのAPIを設計しようとしている。親友ししゃも丸と共に、今日もニャ

仮想政府ニャルニアの歩み:1日目・マイナンバーあれ

猫はいった。マイナンバーあれ。マイナンバーがあった。 執務室にてここはニャルニア国の執務室である。一匹の猫が公共サービスを共通のAPIとして実装するべく動き出していた。ニャルニアは猫の国である。ニャルニアに公共サービスはない。公共サービスを新規実装するならITを使えと飼い主に教えられてきた。 彼の名はニャンマルハウト。れっきとしたニャルニア猫である。 親友であるししゃも丸と共に、公共サービスの相談をしている。 ししゃも丸「ニャンマルハウト、公共サービスっていってもどこ