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もう一度届かぬ想いに手をのばす

こんにちは、Niaです。
長い自粛生活もようやく解消になりましたね。
3月から3か月、家族のためにいろいろと時間を使い、
布マスク製作100枚に時間をたくさん使い、

ふと、自分のために時間を使えるのなら、何をしたいんだろう。
何をしなかったら、心残りになるんだろう、と思っていた時、
自分の中で長い間封印していたものがふっとよみがえってきました。

それは、きれいな人物画が描けるようになりたい、という想いでした。

1度は上手になりたくて目指したのですが、
何しろ中途半端な出来上がり。SNSを信じるわけではないのですが、『可愛い絵』に比べて、自分の描いた人物画のイイネは、ほぼゼロか数個。
世間に求められている画力ではない、
この世界に私の力量では到底かなわない、
もう自分にはどんなに練習しても努力しても手が届かない、できっこないと一旦諦めて、その思いを捨てました。

それからは可愛い絵一本にして、時々人物画を描く程度で、本気で練習しようなんていうことは、思わない様にしていました。

ところが、世界中がコロナウィルスにより外出できない生活が続き、神経がすり減っていく中、もしこのまま死んだら私後悔しないかなぁって漠然と感じたんです。

できなければ、できないでも、本気で練習しよう。それはだらだらと何年もやるのではなく、たった3か月。3か月だけ真剣に人物画を描き上げよう。
(絵本の色塗りは同時進行で行っていきますが、こちらの発売予定は7月、残り10枚もないので主に絵の練習がメインになります)

たった3か月でどのくらい上達するかはわからないけれど、それだけ密にがんばったら、自分でも納得するんじゃないのかなと。
そして、やっぱり可愛い絵にかこうと思えば、それでいいし、
人物画で行こうと思えば、引き続き練習を続ければいい。

そんな風に選択肢は広げて、自分の活動を深めていきたいなぁと思います。

おそらく、コロナウィルスは今回だけでなく、また涼しくなる季節になったら、違うカタチで流行することも考えられます。
そしたらまた家族に時間が多くとられることになるでしょう。

それなら、とちょうど収まってきたこの時期を大切に、自分の時間にあてたいなと思うのです。だから、これは練習であっても、自分へのご褒美タイムではないかと思うんです。5月15日から始めて、10日が過ぎました。

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きれいで、かわいいイズちゃん(仮面ライダーゼロワン)
ロボット(AI)なので、無表情なのですが、その時の感情が絵に乗り移ってしまうなぁと若干反省点ではあるんですが、

さて、私はどんな気持ちで絵を描いていたでしょうか?そんなことを想像しながら見てもらえたら幸せです。
製作過程です

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初期の段階で紙を汚してしまったのは、反省点です…。

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ちょこっとずつ彩色していきました。

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完成画のドアップ(ピンボケですね、すみません)

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実は絵で描いたのを確認するよりも、こうしてPCに写真を落とし込んで確認すると、「あー、ここがNGだった」というのを客観的にみられるので、勉強になります。

今日もすてきな一日を

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