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ベトナム人(外国人)と付き合うにあたって気をつける8つのこと

ここでは僕自身が、ベトナム人の妻と付き合った時に気をつけたことを紹介します。
妻だけに言える場合かも知れませんが、相手が他の外国人でも日本人であっても該当する所もあると思います。
それでも、意識するとしないで全然違うのでベトナム人(外国人)と付き合う際は心のスミにでも留めて頂けたらと思います。

1.やさしい日本語を使いましょう

これは、全ての外国人と関わる際に言えることです。
そして日本人が一番出来ていない所です。
N2などの資格を持っていても同じです。
分かりやすい日本語の言葉で話してあげて下さい。

難しい熟語は辞める、
ゆっくり話す、
言葉は短く区切る、
略語・専門用語は使わない、
〇〇性、〇〇的、〇〇化、不〇〇、未〇〇、非〇〇などの熟語や四字熟語は頻繁に使わない

質問があればそういった日本語も教えますが、妻と話す時は以上の事などを気を付けてます。
言葉を覚えたての子どもに日本語を教えるのと似ています。
せっかく日本語を一生懸命覚えてくれて、わざわざ日本まで来て仕事して、
そして恋人として貴方を愛そうとしています。
一人よがりの話し方では、会話が成立せず何を言ってるか分からない、相手を混乱させ放ったらかしにする事になってしまいます。

2.パーソナルスペースは近く

外国人の人はパーソナルスペースを近く、
日本人はパーソナルスペースを遠く保つ性質があるようです。
外国人の方とお付き合いするならば、パーソナルスペースは中距離〜近距離までに抑える事が必要です。
恋人であっても、近くに寄られたら距離を置きたい人はお付き合いは向いていません。
一緒にいる時の会話や、
メッセージや連絡のやり取りがそうです。
皆さんおしゃべりが好きな人は多いですし、恋人になるとスキンシップも多いです。
メッセージでは、マメに連絡を返してくれる人も多いので間隔は開けすぎずちゃんと返事してあげてください。
他愛のない会話で問題ありません。
それでも一日の最初のメッセージは自分からしてあげてくださいね。
その時は自己完結の内容ではなく相手に気をかけた言葉で話しかけてあげたらと思います。

3.思い出は共有する

妻はお出かけやデートをするとよく写真や動画を撮ります。
思い出を残すのが好きなそうです。
物珍しい場所に行くと何歩か歩く度に写真を求められるでしょう。
それがこれからの二人の思い出や話題になるのでしっかり答えて上げて下さい。
写真や動画を撮り慣れているので僕たち日本人より撮り方も上手ですし、ポージングも上手です。

4.あなたがイベンター

デートプランはあなたが考えて提案して下さい。
色々とデートスポットを探して提案してあげるだけでも良いです。
行ったことがない新鮮な場所や
母国で体験出来ないことはよく喜ばれます。
プラネタリウムや、水族館、動物園、
海の見える公園、アスレチックパークなどが感触良かったです。
有名な観光地や大型遊園地は以外と皆さん行ってます。
あなたしか知らない、外国のガイドブックに無い所や日本の文化を知れる所の方が喜ばれるかも知れませんね。

5.全て分担の精神

共働きでがんばりたいと考える人が多いように感じます。
その分、家事や子育ての分担をどうするかよく相談しましょう。
臨機応変に分担で対応できるのが理想です。

我が家の場合は僕が調理師免許を持っているのもあって、基本は買い出しと料理担当です。
妻はご飯は結婚するまで、日本食や日本の食材はあまり冒険して食べたり買ったりしなかったそうです。
日本の馴染みのあるご飯が食べたい時は、
相手への紹介の意味も込めてあなたが作ってみてはいかがですか?

6.家族は大事に

家族は大切にしてください。
相手の家族はもちろん、自分の家族もです。
妻は毎日、ベトナムの家族との電話は欠かしません。
そのため、家族仲が悪いことが、印象悪くなる場合があります。
結婚すると親戚も含めてその家族の一員となり、自身の家族も含め、
家族と家族の深い関わりになります。
テレビ電話で話し顔合わせを済ませてから、
ちゃんとベトナムに行って挨拶をしておいた方が良いでしょう。
恋人の親や親戚に会って受け入れられると言うことはベトナムでは、婚約者だと言うことです。

実家暮らしが好印象になる場合があります。
我が家は僕と妻と娘と父と祖母の5人暮らしです。
ちゃんとした理由があれば『自立してない』より、『家族を大事にしている』と見られます。
それに将来を考えると日本人よりよっぽど現実を見ている気がします。
離れて暮らす家賃やローンは無駄な費用だと妻は言っていました。

そして、「日本での私の家族が増える事が嬉しい」と結婚する前に言われました。

7.真面目が一番

仕事はある程度安定していれば、問題ありません。
仕事でつまづく事があっても、家族のために最善は何なのか意識しながら仕事していけば良いんです。
外国人の皆さんは日本人より結婚に大事なことを知っています。

「真剣に私のことを愛してくれる人が理想です」

妻や外国人の人に理想の人を聞くと一番最初によくこの言葉を聞きます。
年収とか、イケメンや美人の芸能人を理想ですと言う日本人とは違いますね。

その代わり言葉の通り、恋人→妻になる人と、これから生まれる子どもを一番に考えられる人じゃないといけません。

趣味が忙しすぎて厳かにするのは嫌われます。
あと浮気、不倫は絶対ダメです。
パートナー以外の異性と距離感近く接するのが得意な人や、THE遊び人みたいな人は付き合ってはいけません。

浮気や不倫がバレだ場合は命の危険を覚悟しといた方がいいでしょう。

そのくらい相手とは純愛を貫くべきです。

8.好意は口にだす、隠さない

僕は毎日妻へ好意を口に出しています。
口に出し過ぎて軽く見られるほどに……

こうやって妻や娘のことをお話するとやっぱり僕には大切な存在だと実感します。
そしてそれにきづいたらすぐに妻に伝えます。

いまだに妻に見惚れることも多いです。
その時は、かわいいも言いますが、
素直にキレイだねと言っています。

愛情表現はすごく大事です。


以上が、ベトナム人と付き合って国際結婚をした僕が気をつけた事です。
国際結婚夫婦の離婚率が約57%、
日本人同士夫婦の離婚率が約36%と差があるのは、
そういった日本人本意の物差しで接して、異文化の違いを深める努力が出来てなかったからだと思います。

とはいっても約36%と日本人同士でも高いのは、国際結婚でなくても自分本意だったり話し合いが下手だったりして、それを気づかない人が一定数いるのだと僕は思いますが……

http://www.nishiharima-shirano.jp/

『西はりまの結婚相談所シラノ』
大谷 鷹之


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