問いを立てるとはなにか-50日の連続投稿で見えてきたこと-
こんばんは。
_____にまつわるエトセトラ 共同代表の三宅です。
いよいよクラウドファンディング終了までカウントダウンが始まりました。果たしてどんな結末を迎えるのか。ドキドキしています。よろしければ皆さんもシェア等でこの最後の盛り上がりを作っていっていただけると嬉しいです。
そんな今日は、_____にまつわるエトセトラの大事にしていきたいことのひとつでもある「問いを立てる」ということについて。
なぜ問うのか
今回の題名が「問いを立てるとはなにか」というものであるように、僕はよく物事の「そもそも」を考えてしまいます。
自然とはなにか
山とはなにか
火とはなにか
人とは、地域とは、家族とは、お金とは…
普段つかう言葉の意味することについて、「そういえばそもそもなんだっけ?」と考えてみる。つまり自分に問いを立ててみる。
僕がこの問いを自分に立てるのは、一つは納得感のある考えが欲しいから。
例えば「自然を守りましょう」ということをいきなり言われても、いままでそんなことを考えたことのない人にとっては「なんで?」で終わってしまいます。いやむしろ「なんで?」があれば良い方で、断られておしまいの場合だってよくあるでしょう。
でもそこで、「そもそも自然って…」というように、自分なりの考えと一緒に話すことができれば、あるいは一緒に考えることができれば、相手は納得してもらえるかもしれません。
つまり、自分への問いの先にある、自分で納得のいく考えを得たいから。そして場合によってはその考えを用いて、相手にも納得をしてほしいから僕は自分に問うのだと思います。
なんてことを書いていたらやはり自分自身で納得し始めたのでやはりそういうことなのでしょう。
僕は自分を納得させるために問いを立てているようです。
なにを問うのか
さてなぜ問うのかの次は、なにを問うのかについて。
問いを立てることはきっと簡単で、あらゆるものに「なぜ?」と一歩立ち止まってみればいいのです。言い換えると、どんなものであれ問うことはできるはずなのです。
なぜ僕はこの文章を書くのか
なぜあなたは読んでいるのか
なぜ今朝の食事はあのメニューだったのか
なぜ夕焼けは赤いのか
などなど、本当にあらゆるものに問いを立てることは可能です。
しかし、いちいち全てを考えていては時間がいくらあっても足りません。ではなにを問うべきなのか。それは目的にもよりますが、「自分の考えとして答えることができる問いかどうか」という観点で判断しています。
例えば「なぜ夕焼けは赤いのか」という問いは、物理現象に対しての問いなので一定の答えが決まっています。詩的な答えかたをしない限りは、調べれば答えにたどり着くことができます。
一方で「なぜ僕はこの文章を書くのか」という問いは、僕の中に答えがあります。つまり、自分の考えで答えるしかない。ただ調べることでは答えにたどり着くことができないのです。
問いの先に自分を知ることや、自分の考えに辿り着けることがあるかどうかでなにを問うべきかは整理することができそうです。
誰にとっての問いか
もう一つ、大切になってくるのが「誰のため」であるか。
実はつい先ほど
僕は自分を納得させるために問いを立てているようです。
ということを述べています。そしてこれはこれで事実。問いを立てる以上それは、自分にとっての問いであることに間違いはないのです。
では、自分のためだけなのかというとそこが問題で。
_____にまつわるエトセトラは活動を通じて、「より多くの人に豊かな暮らしを送って欲しい」という想いを抱いています。そして、そのための「問いを立てる」ということを_____にまつわるエトセトラの役割としています。
つまり、僕たちの立てた問いが、誰かにとっての豊かな暮らしにつながってほしいということ。
問いごとに想定される対象は変わってくるはずですが、僕たちの問いは僕たちの周りにいてくれる人たちにとっての問いでもありたいと考えています。
さて、以上のように_____にまつわるエトセトラにとっての「問いを立てる」ということについて考えてきました。そして今日まで、これらのことをぼんやりと考えながらこのnoteに毎日投稿をしてきたのですが、そのおかげで気づいたことがあります。
それはそんな生温い姿勢では、誰かに響く問いを立てることはできないということ。
およそ50日、池上くんにも文章を書いてもらいながら毎日投稿を続けてきたことにより気づけたことです。
そしてこの気づきとともに新たな決意も。
それは
まずは自分に響く問いを立てていく
その後、他の人の場合はどうだろうと展開していく
という過程を十分に踏んで言葉にしていくということです。
よくよく考えてみれば、50日も投稿してみずとも最初に辿り着けそうなものでもありますが、僕たち(特に僕かもしれませんが)の信条は、まずは行動してみること。そしてその先で考えてみること。ということでひとつここはご愛敬。多目に見てやってください。
ということで、まだこれは池上くんにも相談していないことなのですが、明後日以降のnoteの在り方を変えていこうと考えています。(明日のnoteはおそらくクラウドファンディングの振り返りになると思うので)
今までの全体的なとりとめのない文章は卒業し、次回からは「自分に響く問い」というテーマで更新していく予定です。
僕自身、テーマに沿った文章を続けて更新するということは初めてなのでどうなっていくのかは想像もつきませんが、内心ワクワクしています。
これもクラウドファンディングがきっかけで得ることのできたもののひとつ。本当にありがたいことです。
そしてこの文章を書いている間にも、新たなご支援をいただいております。
本当に、いよいよ残り20時間ほどで終了です。
なんだか実感が湧きませんが、最後まで楽しんでいきたいと思います。
あと少し、ご協力くださいませ。
さて今日も最後までありがとうございました。
こちらもシェア等していただければ喜びます。
ーCreditー
文章・写真 / 三宅康太
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