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持続可能性に本気で向き合うってどういうことだろう

こんばんは。

_____にまつわるエトセトラ 共同代表の三宅です。

ここにきて梅雨らしくなってきており、なかなか草刈りの予定が立てづらいのがここ最近の悩みです。


そんな今日は雨にもかかわらず、岡山の浦上染料店さんにお越しいただきました。

お互いに今取り組んでいることの話や、そこにかける想いなどを話し合い、一緒にこれからできそうなことを見つけることもできました。

僕自身、繊維や染めなどアパレルの製造工程に関してはまだまだ勉強中なため学びも多い時間でした。

そんな話し合いの中でふと、思ったことについて。

人間の都合による人間の都合のための人間の都合

今までなんとなく知っていたけど、やはりそうなんだと改めて知ったことがあります。

生地の製造の中で傷や繊維の部分的なほつれなどが生じたB反やC反がどうしても買い叩かれてしまうこと。しかしB反やC反の中にも、傷やほつれなどのないA反として使える部分も残っていること。それでも裁断コストを考えると、やはりB反やC反は敬遠されてしまうこと。

人間の都合により生み出されたものが、やはり人間の都合により処分されていく。こんなことは今に始まった話ではないのですが、やはり聞いていて気持ちいいものではありません。

このように世間的にムダやゴミとして扱われてしまうものにも本来ならば価値はあり、ただそこに時間をかけるのは効率的ではないという観点から処分されてしまう。持続可能な社会を目指そうという言葉が叫ばれ始めて久しいですが、利益の追求が第一になっていることのしわ寄せは未だに解けそうにありません。


持続可能性って何なのでしょうか。


とりあえずWikipediaに頼ってみました。

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持続可能性(じぞくかのうせい、英: sustainability)とは、(中略)環境学的には、生物的なシステムがその多様性と生産性を期限なく継続できる能力のことを指し、さらに、組織原理としては、持続可能な発展を意味する。すなわち、人間活動、特に文明の利器を用いた活動が、将来にわたって持続できるかどうかを表す概念であり、エコロジー、経済、政治、文化の4つの分野を含むものとされる。経済や社会など人間活動全般に用いられるが、特に環境問題やエネルギー問題について使用される。(中略) 以上から転じて、企業の社会的責任(CSR)との関係で、企業がその活動を持続できるかどうかという意味で論じられることもあるが、これは、本来の用法とは異なる。

出典がWikipediaということはひとまず置いておいて、持続可能性はどうやら人類全体の問題と捉えるべきもの。便利な道具に頼りすぎた結果、将来的に人間が活動できなくなる可能性があるんじゃないの?という問いだと考えます。そしてあくまで人類全体の問題であり、企業が活動を続けられるかは本来関係のない話。これはつまり持続可能な企業活動へと適応することのできない企業は、その活動を持続できなくなったとしても仕方ないとも言い換えられるでしょうか。

どうやらやはり、それくらい大切に向き合ってみるべき問題のように思えてきます。地球温暖化や異常気象の科学的根拠が正しく認識できているかどうかを考えるのも大事なことです。でもそれ以上に、まずは自分たちの活動がどんな影響を及ぼしているのか、そしてその活動が自分たちの子どもや孫、ひ孫の時代にも安全に続けることができるのか、そういったことを考えてみるのも大切ではないでしょうか。

変えたいのか、変えたくないのか

人間の都合で多くのものを生み出し、人間の都合で多くのものを捨てていく。

その結果が地球という自分たちの住処を汚したり壊していく。

どこかでそのことに気づいているけど、変えられないままでいる。


この流れを断ち切ろうと思うこと。
そしていま自分たちの仕事で起きていることについて正しく知ること。
これらがまずは“持続可能性”について僕たちがするべきことだと考えます。

正しく知り、改善点が見えてきたなら代替案を考える。

経済を止めることはできないかもしれませんが、自分たちの暮らしとともに最適な形にシフトしていくことはできるはず。

まずは一歩踏み出し、続いて二歩三歩と、歩みを進めていくことこそが、持続可能性について本気で考えていくことだと思うのです。

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いろんな地域を旅すればするほど
自分の地域に暮らせば暮らすほど

まだまだ大事にしていきたいと感じる風景があります。
続けていきたいと思える営みがあります。

そんなひとつひとつに想いを馳せること。解決策はないかと考え動くこと。

これもまた_____にまつわるエトセトラの活動の醍醐味だと感じています。

そして僕たちは動いていきます。


その先で、一緒に楽しんでいける仲間と出会えると最高に嬉しいです。




今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

想いを共有できるというのはやはり、楽しいことでした。


 ーCreditー 

文章・写真 / 三宅康太

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