医療DXを加速させる想いとは?パイプライン開発部長が語る #ワークルールズ を聞いてみた
皆さん、お疲れ様です!コミュニケーション戦略部のYUIです🐶
今回は医療DX本部パイプライン開発部の石田さんにお話を伺いました✨
2021年4月にネクイノにジョインしてから新規事業を数多く立案され、社内で大活躍している石田さん。今はまだ水面下のプロジェクトが多い中、これまでのご経歴からパイプライン開発部でのお仕事についてインタビューしましたので、ぜひご一読ください!
これまでのご経歴を教えてください。
石田 雅章
大学院卒業後製薬会社に入社、MBA取得後ネクイノへジョイン。現在、医療DX本部パイプライン部 部長として活躍。
ー学生時代にナノテクノロジーが話題になっていたこともあり、当時は粉体工学を学んでいました。学んだ専門分野を活かしたいという思いから製薬会社に入社し、2005年に社会人になってからずっと、製薬関連のお仕事に携わっています。
製薬産業は、この20年で最も大きなパラダイムシフトが起きた産業のひとつです。
製薬産業のパラダイムシフト:
自社創薬モデルの崩壊・後発医薬品の利用促進・活発なM&A、デジタルヘルスケアという薬以外の選択肢の出現など
このような外部環境変化に適応する必要があると日々肌で感じていて、その為に新しいことへ挑戦していきたいと常に思っていました。その中で縁あって、2社目への転職を決意。また特定の領域以外の知識もつけたいと思い2018年にMBAを取得しました。2019年には、新たなチャレンジとして、海外企業に転職し、海外で生活をはじめましたが、コロナが発生した影響で、環境が激変しました。海外生活ということもあり、大変な面もありましたが、自身のキャリアの幅を広げるいい経験となったと思っています。その後帰国し、ネクイノへジョインすることとなりました。
やりがいももっていた仕事からなぜネクイノへ?
ー様々な経験を積んでいく中で、私の専門分野である医薬と、今世界の中心となっているITをかけ合わせることで新たな価値をつくる担い手になりたいと考えるようになりました。
これまでの経験から得たスキルに対してオファーを頂くこともありましたが、これまで経験してきた分野だけに固執せず、新しいソリューションを提供できる領域に挑戦したい。
そう思っていたタイミングで、友人からネクイノを紹介して貰いました。
代表石井が未来を熱く語る姿を見て、ネクイノは本気で「世界中の医療空間と体験をサイテイギする」を叶えにいっているなと思いましたし、医療×DXを本気でやるならここしかないと直感的に感じましたね。
『ここだ!』と自分が感じた所に一点突破していくという私の性格もあり、ネクイノにジョインすることを決めました。
実際に入社してみて、「世界中の医療空間と体験をサイテイギする」為の新しいアイデアを本気で考え、実行に移していくメンバーの姿はとても刺激になります。こういうと美辞麗句に聞こえるかもしれませんが、私の仕事は、多くの部署と横断的に連携することが多いのですが、どの部署のメンバーも、建設的で、レスポンスが早く、イキイキしている姿を日々感じています。
医療DX本部・パイプライン開発部ってどんな部署?
ーパイプライン開発部は医療DX本部の中でも、規制産業の領域(薬や医療機器は、その安全性と品質を担保する為に、国の機関によって審査され・許可されたモノしか市場に流通させることができません。こういった許認可が必要な分野を規制産業と呼びます)を重点的に取り扱っています。この分野に関連する新規事業を開発して、ネクイノの5年先、10年先の事業の柱に育てることを仕事にしています。
今の石田さんのお仕事内容や役割を教えてください。
ー規制産業領域の中で、アクセルとブレーキをうまく使い分けて、イノベーションを起こすことが期待されていると思っています。
規制産業では、ブレーキ(ルールから逸脱しない、した場合は再発防止を徹底する)がとにかく重要視されますが、ベンチャー企業である我々は、ゲームチェンジャーになりたいと考えています。
そこでアクセルとブレーキのバランスを見極め、攻めるところは攻めて、守るところは守るという体勢を、規制産業出身という視点からうまくバランスをとって舵取りをしたいと考えています。
今も、ある規制関連分野の製品にネクイノにしかできない付加価値をつけて、世の中に出すことを水面下で進めていますので、晴れて報告できる日を楽しみにしていてください。
風を巻き起こし旗を振る役割として、意識をしていることは?
YUI:会社の成長の最先端で走られている石田さん。ネクイノが目指す、連続的な成長より更にクイックに成長していく『非連続な成長』を実現していくために、パイプライン開発部の部長として意識されていることがあれば教えてください。
ー非連続な成長をするためには、オートノミー型の組織が重要だと私は考えています。
オートノミーとは:
元々「自分で自分に自身の法を与える者」という古代ギリシア語に由来する概念で、一般に、自主(性)・自律(性)・自立(性)・自治、自治権・自主権・自己決定権などを意味し、政治・道徳・哲学・心理学・医学・宗教・法・人事・人権など幅広い分野において、複数のそしてそれぞれ異なる、または複合的な意味をもつ基礎概念である。(Wikipediaより)
『自立、自主性』というのがキーワードになってくるのですが、この組織や風土を作る為に、私が大事にしていることは2つ。
1つは、役職・年齢・性別に関わらず常に相手に謙虚に接するという点です。組織間、組織内でのフラットな関係性が、新しいことへの挑戦の源泉となり、非連続な成長を促すと信じています。
2つ目は権限移譲です。『立場が人をつくる』という考えを持っており、プロジェクトのオーナーシップをメンバーに移譲し、オーナーとして、考えて、悩んで、答えを出す経験を沢山してもらいたいと思っています。もちろん充分なサポートは行います! 社外との連携も多く、大企業のトップ層の方と商談させて頂く機会もありますので、役職に関わらず、オーナーとして交渉をリードする機会を提供することで、自立したメンバーが沢山生まれればうれしいですね。
ネクイノでのお仕事はどこに醍醐味がありますか?
ー医療とDXをかけ合わせて、新しい価値を生み出すことにチャレンジするという観点で、その資源が潤沢に準備されているのがネクイノだと思います。
医師や、医療従事者(相談室メンバー)、エンジニア、ユーザーといった不可欠な、すべての要素の方々とコミュニケーションをとりながらPDCAを回せる日々の業務はとても刺激的で、学びが多いです。
特にD to Cの業態で、ユーザーと直接コミュニケーションができるのはネクイノの強みですよね。何か専門領域を極められたキャリアの方が、それをベースに新しい価値を生み出す場として良い会社なのではないかと思っています。
最後に
YUI:最後に、ネクイノの目指す未来について石田さんの想いを聞かせてください。
ーネクイノが描く事業の3つの柱(オンライン診察PF・POCT事業・ID Relation事業)が社会実装される未来が来ることを願っています。
私には2人の娘がいるのですが、2人が成人する10~15年後に、医療×DXで解決できることが増え、『生物学的な女性』ということで「生きにくい」と感じることが少しでも減れば良いなと。彼女たちの笑顔が増えること、そこに少しだけ自分が携わり、彼女たちに自慢できる日が来るといいなと思います。
ネクイノの目指す未来の実現に向かって、最先端で走られている石田さん。秘匿性の高いプロジェクトを担当されていることが多いながらも、医療DXに想いをかけ日々お仕事をされていることが凄く伝わりました。
お2人の娘さんの将来に笑顔を少しでも増やしたいという気持ち、素敵です・・!
石田さん、有難う御座いました!!
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