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「人工朝日」を設置して最高の目覚めエクスペリエンスを獲得した話


こんにちは。ニケル氏です。

早起きが苦手だった僕が、寝室に「人工朝日」を設置したら嘘みたいに朝シャキッと起きれるようになったという話です。予想以上に素晴らしかったので、設置するに至った経緯や実感した効果をみなさんにも紹介したいと思います。

昨年大学を卒業し、引っ越して個人事業主となったのですが、毎日好きな時間に起きられるというのは逆に困ったものです。まるで別人にでもなったかのように朝無限に寝てしまうようになってしまいました。アラームもセットしているし起きなきゃいけないことは分かっているけど、なぜか身体が動かない…。時間の使い方を自分で制御することがなによりも大切な個人事業者にとってこれは由々しき事態です。最初のうちは卒研・卒論による精神の極度の疲弊によるものだろうと思っていたのですが、どうも改善されそうにありません。何が原因か改めて考えてみたところ、寝室に朝日が差し込まないことが最大の原因ではないかと気づきました。

引っ越す前までは、朝日の眩しい光を見ることで自然と1日の始まりを感じて身体が活動モードに切り替わっていたのですが、現在の自宅は寝室の唯一の窓が北側に面しており、日が昇っても部屋の中が暗いままなので無限に寝てしまうのではないかと…

この現状を打開するための解決策として、寝室の移動や巨大な反射鏡を南東向きに差し込むことなどを考えましたが、どれも現実的ではありません。そこでとりあえず人工の光を試してみることに決め、以前に作った「天井の間接照明」をタイマー点灯してみたり、調光機能付きシーリングライトを設置してみたりしましたが、やはり光量が足りず、点灯しても気づかず眠り続けてしまうという有様でした。一向に起きられない自分にいよいよ業を煮やしたので、最終兵器として直射日光並みの明るさが得られる"投光器"を導入することにしました。

新年1個目のにゅーぎゃーです。意外と安くAmazonで5,000円くらいでした。昔は投光器というとメタルハライドランプで消費電力も1kWとかでしたが、これは光源にパワーLEDが採用されており、たった100Wで10キロルーメンもの光束が出せるそうです。僕が作業部屋で使っている明るめのデスクライトが500ルーメンなので、デスクライト20台を同時に点灯したのと同じ明るさが出せる計算になります。

なるほど、これは眩しいです。試しにベッドの枕元に向けて照射し外から見てみると部屋の中に太陽が出現したかのようです。照度計は持っていませんが体感でお昼前くらいの直射日光の明るさです。10万ルクスの輝きだ~!

期待を込め「人工朝日」と銘打ち、枕元から直線距離で2mくらいの位置に設置してみました。これで問題なさそうであれば固定して使おうと思います。

ちなみにこの投光器単体では指定時刻に自動点灯するという使い方ができないので、Wi-Fiに接続して電源を操作できる「スマートプラグ」を併用することにしました。これを用いる事でスマホから点灯時刻や曜日による繰り返しの設定を行うことができます。お家のスマートホーム化、たのしいなぁ~。

結果:起きれるようになったのか?

とりあえず毎朝8時の自動点灯で運用していますが、1週間もすると朝無理なく起きれるようになりました。あれほど起きられずに苦悩した日々が嘘のようです。

体内時計が確かに矯正された実感があり、以前は起きるモチベが皆無でしたが、身体の内側から「眩しい光…朝…ッ起きるかぁ!」という気持ちが自然と湧き上がってくるのでオフトンから容易に脱出できるようになりました。まさに引っ越す前の朝普通に起きれていた自分です。眩しい光を見ることで身体に「日がこんなに昇っている、もう起きなくては」と思い込ませているといってもいいかもしれません。これは人工の光でも有効であることが分かりました。

結果として、「人工朝日」を用いて快適な目覚めエクスペリエンスを獲得したことで、生産性の高い1日を取り戻しました。いやぁ~よかったよかった。


まとめ

寝起きの悪さの原因は人により様々であると思いますが、僕の場合は朝日を人工的に作り出すことで解決しました。もし同様に日当たりの悪い寝室で目覚めが快適でない人がいたら、原因は朝の日照量不足にあるかもしれません。一度見直してみると改善するかも?

快適な朝を!


2020/2/16追記:

最近は人工朝日を使わなくても普通に起きられるようになってきました。週に3回程度点灯し、ズレた体内時計を補正するという使い方をしています。


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