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占いの勉強してたらお墓参りの意味がわかった話

排卵日調べない40歳妊活記#47

先日生徒さんとLINEしていて、このようなコメントを頂きました。

算命学勉強していると、
人として当たり前のことを真っ当にやれよ!
ってこと気づかされること多いですね。
占いとか以前に、っていう。

そうなんですよね!
算命学を勉強したり、スクールで説明をしたり、していると時々
あれ?何を勉強しているんだっけ?と思うことがありますね。

占いをするってのは、全然目的ではなくって
自分が自分らしく生きる→(これ「本来の人間らしく」になる)
ための手段であり、当たった外れたとかそういうことではなくって

自然の摂理というのか原理というのか、そもそもの法則、「ことわり」みたいなものを学んでいて、なんか結局知ってることというかDNAに刻まれていることというか
当たり前のことなんですよね。

昔お父さんやお母さんから教わったような・・・
おじいちゃんやおばあちゃんに教わったような・・・
幼稚園の先生や学校の先生に教わったような・・・
近所のおっちゃんおばちゃんに教わったような・・・

なんか人として、こうしなさい的な。
こうしなさいと言うとそこまで強制されているわけではないかな。
仏教の戒も同じで、結局そこ守ると結果的に生きやすいよということなんだと思いました。

その中のひとつ。
運勢には限度、容量があって、それは色々なステージでバランスを取ろうとする、ということについて書いてみたいと思います。

5つの幸せ「五徳」

何度も出てきますが、まずは五行という考え方に則っている算命学なのですが、人間の幸せも5種類あると言われています。
福・禄・寿・官・印です。
福禄寿という言葉は知っている人も多いかもしれません。
これが揃うと本当に幸せだということになるのですが、そうバランス良い人は居ないんですね。

例えば「禄」というのはお金です。必要以上に稼いでしまっていたり、自分の力でもなく、とか、そんなに人に役立っていないのに、お金を儲けてしまっている人ってどうでしょうか?
運勢には限度がありますから、禄を取り過ぎると、他の4つのどれかが減ってしまうんですね。例えば「印」これが減ってしまうと知恵がなくなります。今までだったらしなかった無駄遣いをするようになって、ギャンブルや投資で大損してしまうかもしれません。または判断力が鈍って人間関係や異性関係でトラブルを起こすかもしれません。そういう有名人や経営者って多くないでしょうか。

これが自分自身の中でバランスを取ろうとする現象です。芸能人や大金持ちの人が早くに亡くなったりすることはコレに当たることが多いです。
そもそもの限度以上のものは取れないのですね。自分にあった幸せの量ってのがあるんです。どこかを不自然に伸ばしてしまうと必ず他の部分で不幸になります。なのでなんでも程々が良いんじゃないっていうのは結構算命学の教えの根幹にあります。

程々というのは、身の丈に合ったとも言い換えられる気がします。昔から欲張るなと母やおばあちゃんに言われたことを思い出しますね。皆さんはいかがでしょうか?

家族や家系の中でもバランスを取ろうとする

次に家族の中でもバランスを取ろうとするという現象もあります。
たまにですね、父母子2人の4人家族がいたとして、お父さんが株で当ててめちゃくちゃありえないほど稼いでしまったとします。そんな宿命でもないはずなのに・・・みたいなことが起こることがあります。これも算命学で説明できるのですが、で、その際に上記で書いたように自分自身の中でバランスを取ることが起こるのが普通なのですが、たまにそうならないことがあるんですね。

そのような場合、家族でバランスを取る可能性もあるのです。奥さんが病気したり、子供が怪我したり、それぐらいで済めばいいですが、不自然なものを取り過ぎるとその分の揺り戻しがきますので、命を落とすことや、重度な障害者として生まれるというようなことも起こります。これが家族でバランスをとろうとする現象です。大金持ちの家に障害者の子がよく生まれるのはこれに当たることが多いです。

次に家系でバランスを取ろうとする現象もあります。
めちゃくちゃ成功した人が一人出たとします。そうすると、全然役に立たないポンコツが生まれるとか、これもまた障害者が生まれるとか、または、数人の兄弟や親せきで分け合ってちょっとずつ不幸な人が何人か生まれるとか。そういったようにしてバランスを取る現象が起こります。5代で一区切りという考え方があり、ひいひいおじいちゃんの代ですね。
自分自身はひいひいおじいちゃんからも運勢の影響を受けていると考えます。

運を取り過ぎた人の話をしてきましたが、そう考えるとですね、たくさんの先祖の中にはめちゃめちゃ苦労をしたのに自分自身はそこまでリターンを得ていない人っていると思うんですよね。または早くして病気で死んでしまった人とか。そういう人の分の幸せが、今の自分に巡ってきている可能性があるわけです。これが家系でバランスを取ろうとする現象です。
昔は、家族の中に知恵遅れのような人が生まれると、その人には感謝をして大切に育てたというようなことも聞いたことがあります。

重力に従って高いところから低いところに動いていくように
水に何かを溶かすときに濃いところから薄いところにいくように
気圧の高いところから低いところに風が吹くように
自然の現象、法則のように運というものもあるんですね。

なのでそのほかにも、世代でバランスをとろうとする、地域でバランスをとろうとする、国でバランスをとろうとする。そういう現象もあると考えられています。

そこから感じること

自分の幸せは5代の中の苦労によって出来ているのだなーと思いを馳せることになりました。あーお墓参りする意味って先祖に感謝する意味って、そういうことだったんだなってめちゃくちゃ納得しました。
そして、自分の幸せは他人に対して何か役に立ったり苦労をしたから得られるもので、「自分だけよければ」って感覚とか、「自分が欲しい欲しい」という願望や欲って、全然ダメなわけですよね。
だから、結構多くの人が根底にあるような「楽をして稼ぐのが勝ち」みたいな考え方は法則から外れているからありえないし、楽をして稼いじゃったら自分の他の幸せに影響がくるか、または妻や子供に悪い影響が出るか、または子孫や地域の人に不幸を背負わせることになるわけですよね。
そんなことを学び、知ると、冒頭ご紹介したような生徒さんの感想のように

算命学勉強していると、
人として当たり前のことを真っ当にやれよ!
ってこと気づかされること多いですね。
占いとか以前に、っていう。

こういうことを日々感じるようになるわけです。
さあ、実践はより難しいけど、これを知ったからには、5代上には感謝を5代先の子孫には恥ずかしくない生き方をしなきゃなーと思います。

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