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南部鉄器と万年筆とSIGMAfpLを買った理由は同じかもしれない

「最近買って良かった」でぱっと浮かぶのは

①南部鉄器の鉄瓶
②ペリカンの万年筆
③SIGMA fpL

この3つ。
①及富の鉄瓶 細口丸あられ 


お湯を沸かす、を楽しくしてくれた品。
お茶の味も素人でも解る程変化する。飲泉のような重さといいますか味わいの変化があって、贅沢なお湯になる。お茶がとにかく旨い。鉄分も取れる。
もはや鉄瓶のない生活は考えられない。
中がホーロー加工されてる商品も世の中にあるけど、お湯沸かした時に鉄が溶出しないので手入れはしなけれぱいけないけど鉄瓶お薦めです。

②ペリカンの万年筆 自然の美観シリーズ



探しに探した万年筆2本。
ポーラーライトとエターナルアイス。
e-bayでアイルランドの未使用品を入手。
別に字が綺麗なわけでもないし、文字を書くのはむしろ嫌い。
そんな人間でも手帳に予定を書くことすら楽しい。
ペンクリニックに行く楽しさ、インクを選ぶ時間、たかだか文房具一つだけど楽しみは間違いなく増えた。
副次的効果として万年筆買ってから勉強時間も増えた、と思いたい。


③SIGMA fpL

XマウントとFマウントを全て売却して購入。
28-70 F2.8で主に撮影してますが、なんといっても6100万画素。5倍クロップにも耐えうるので実質レンズ1本で28-350まで撮影出来る。
100-400があればニコンP1000のような使い方も出来てしまう超小型なのにモンスター。
首からぶら下げてて少し拡大したい、チャンス逃したくない時にも本当に便利。

絵が本当に豊かで何を撮っても楽しい。
カメラを持ち出す機会も増えた。


上に挙げた3つとも、お湯沸くの遅いし手入れ面倒でしょ?T-falでいいじゃん、ボールペンの方が便利っしょ?インク交換面倒、手振れないでしょαのが良くない?スマホでいいでしょ、そもそもカメラいります?
とか言う人もいる。


鉄瓶でお湯を沸かす時間
万年筆にインク入れてる時間
FpLで撮れた画を見てる時間

その時間が楽しいんすよ。

他人から見たら不便や無駄な時間かもしれない。
自分が好きな時間を考えて、心に響くモノに巡り会えたのは幸せだと思う。


まぁ無駄を削ぎ落とすのが楽しい人はそれで良いんですよ。それが自分の選択なんだから。
会社や社会に効率化を求められて、言われるがままにそれを是として、結果楽しくないのなら削ぎ落としたものを見つめ直すのも大事なことなんじゃないのかね。

30代前半で子供小さかった時の自分なら違ったのかもしれないな、と書きながら思う。

来月40歳なので、無駄を楽しめる年になったのか余裕が出たのか単純に暇なのかはわからんですが。
そんなわけてま上記が自分が最近買って良かったものでございます。



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