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小さいけど確実に驚きを与えてくれた2つの機能【3DSの思い出】

今月のお題は“3DSの思い出”。

というものの、じつは俺はあまり熱心に任天堂ハードで遊んだことはなくて、3DSに関する強烈な思い出というものがない。

思えば任天堂ハードは、ある特定のシリーズを遊ぶために買っていた。別に任天堂ハードが嫌いなわけではないけど、優先度が低いという感じ。

その特定のシリーズというのは、『逆転裁判』シリーズや『ファイアーエムブレム』シリーズ、『ポケットモンスター』シリーズなどなど。

周りにやっている人が多ければ『モンスターハンター』シリーズを買うこともあったかな。でも、1人で遊ぶだけだったら恐らく買っていなかっただろう。Wiiで出た『モンスターハンター3』や、3DSの『モンスターハンター4』は、やっぱり操作性的に厳しくもあったから……。

一方で『逆転裁判』シリーズはほとんどプレイしているほど好きな作品だ。このためにハードを買うだけのパワーがある。『ファイアーエムブレム』と『ポケモン』に関しては遊べるタイミングであれば買うといった感じで、毎作必ず遊んでいるわけではないけど。

というくらいであまり3DSに関する強い思い出はないのだけど、印象に残っている3DSの機能の話をしていこう。


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未来を感じた裸眼で見える立体視

3DSという名称からわかる通り、ニンテンドー3DSは立体視を備えたゲーム機として売り出された。

それまで立体視はそれ用の3Dメガネなどを装着することで見ることができた機能だったところ、“裸眼で立体に見える”という宣伝には少し懐疑的だったものだ。

しかし実際に試してみれば、確かに画面に奥行きを感じられたのには、素直に感心した。まぁ、左右の視力に大きく差がある身では、コンタクトをしなければ満足に体験できなかったが……。

確か初めて立体視を体験したのは、『モンスターハンター4』だったと思う。画面に奥行きを感じたことで、迫りくるティガレックスの圧力を、より強く味わえた。

3DSの立体視の弱点としては、目が疲れやすかったことと、画面が少し荒くなるところ。そのため、長時間続けるのは難しく、なるべくきれいな画面でプレイしたかった俺としては、徐々に使わなくなってしまった。

立体視、AR、VRなど、新しい技術を味わえる機器はとにかくワクワクする。新しいだけあって少し粗削りで、常用するようなものでなくとも、確実に技術は進んで、新しい遊びが生まれてくることを感じられるから。

今後立体視を生かしたゲームが出てくるのかはわからないけど、毎回何かと“新しさ”を追求してくる任天堂のことだ。Switchの次のゲーム機がどのようなものになるのか、今から地味に期待している。


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