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YouTube Worksにワクワクしない -テレビCMみたいな作品ばっかりじゃん!-

はじめに

YouTube Works Awards は、Google が主催する広告賞です。
ぜひいくつか見てみてください、、、

どうでしたか?
僕はというと、選出された作品に対してワクワクできません!

僕はYouTubeの広告に関わる仕事をしているのですが、僕が目指す方向ってそっちでいいんだっけ?とYouTube Worksの選出作品を見て疑問に思っています。

このnoteでは、テレビCMみたいな作品ばかりでワクワクできないことについて考えたいと思います。

テレビCMみたいな作品とは

知名度の高いタレントを起用して、プロ集団がクリエイティブを作り込んで、それを一方的に視聴者に届ける。

これがテレビCMみたいだと感じる要因なのかなと思います。

ワクワクしないのはなぜか

テレビCMみたいな作品がダメだと言いたいのではなく、せっかくYouTube Worksなんだから、YouTube的な広告が選ばれて欲しいよねという話です。

今のままじゃYouTubeで流したテレビCMグランプリじゃん!
YouTubeの面白さってそういうところじゃない!

YouTubeのおもしろさについて

じゃあYouTubeの面白さとは一体何なのか?

それは、誰でも情報発信ができて、視聴者と双方向的なコミュニケーションが取れることだと考えています。

誰でも情報発信ができることにより、チャンネルの数が種類が増え、細かいターゲティングができるようになります。
そのため、マスマーケティングでは届けることができないような商材の広告も作成でき、視聴者が望まない情報を押し付けることが減ります。

さらに、知名度が高くない素人でも注目を集めることができます。
素人が情報発信することにより、視聴者と距離が近く親しみやすい動画になり、リアリティのある情報が発信されやすいです。

そして、コメント欄やいいねで視聴者からの反応を直接もらえることにより、視聴者との双方向的なコミュニケーションが可能になります。

上記のようなYouTubeならではの広告が作りたいよねっていう話です!

どうしてテレビCMみたいな作品ばかり選出されているのか

YouTubeの利用者が増加して、リーチが広がり、
YouTubeがマスコミュニケーションの手段になっているからだと思います。

僕が今までYouTube的だと思っていたことは、YouTubeにのみ当てはまることではなく、新しいメディア全般に対して当てはまることなのかもしれません。

ただ、YouTubeの誰でも発信ができて、視聴者と双方向的なコミュニケーションが取れるという特徴は、今までのマスメディアにはなかったものです。

実際に選出された作品の中にも一部YouTube的なものもあります。
『サンリオNEXT KAWAII PROJECT「ガチカワコンペ」』と『ずっと無理だと思ってた電話ができるようになりました。』です。
この2つの作品はYouTubeの特徴をうまく活用したいい事例で、僕が作りたいYouTube広告はこういうものです。

おわりに

まとまりのない文章になってしまった気がします。はっきりとした結論があるわけではなく、YouTube Worksを見て自分が感じたモヤモヤを文章に書き起こしただけです。

色々な意見があると思うので、ぜひこの辺りのことを誰か話しましょう!話してみることで思考が整理されたり、新しい発見があると思うので!

では!

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