13年前のロシアより祈りをこめて
昨今のロシア政府の狼藉は嘆かわしいばかりですが、2009年の正月にサンクトペテルブルクを訪れたことがあり、最近そのことを思い出しています。あの頃はプーチンが長期独裁化を狙って院政を敷いていた時期で、日本より景気がよかったのか、街がとても煌びやかだったことを覚えています。
政府は恐怖的だったのかもしれませんが、現地の人びとはとても素朴で、共産圏っぽい不愛想で不器用そうな人もいますし、とても純朴そうな親切で気のいいお嬢さんにも何人も出会いました。みんなものすごい宵っ張りで、あまり貧しい人がいなかったのか、真夜中にほっつき歩いてもとても安全。ともかくそこに住む人びとの印象はとてもよかったのです。きっとあの人たちが自分たちの意思で平和を導いてくれるのだと信じて、掘り起こしたあの頃のロシアを掲載することにしました。
古い写真を点検したところ、なんと8割ぐらいの写真がピンボケしていて、どれだけ安いカメラと下手な技術で旅をしていたのだろうかと思いますが、なんとか縮小すれば見られるものをひっかき集めてみました。
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