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【Radio】花咲か、most。【『くにまるジャパン極』】

こんにちは!
札幌もけっこう雪がとけて道が歩きやすいし、Walkmanくんは尾藤イサオの曲をエンドレスで再生してくれてるし、何よりもごきげんなことに、もうすぐ夢コンサートが再開されるらしいし!で、ほんと、春ですね、ながおかです。


さてさて先日、とあるラジオで『あしたのジョー』が流れたのに対して、尾藤イサオ御本人から番組宛に〈ありがとう!〉ってFAXが来たよ、
っていうエピソードがかわいすぎる!と、わたくしが悶絶しておりました件をご記憶でしょうか。

さあ、ここらで、いや知らんし、ていう方と、だってお前さんいつもなにかしら悶絶してるでしょうよ、ていう方と、おおよそ二派に別れたかとおもうのですけれども、まあ、いずれにせよ、過去記事貼ったりとかは、しないのですか?しないのですね?(←念のため己に確認しました。)
〈…だって、記事との出逢いは一期一会ですからね。ふ。〉なんておもってるぽくふるまったらちょっとカッコイイかもしれないですかね、そうでもないですかね、まあ、ご想像どおり、そういうアレではないです。そうです。
めんどくさいから。です(←ひょっとしてnote向いてない疑惑。)なんだかにんげんとしていろいろともうしわけない次第です。

で、過去記事貼ったりはいたしませんのですが、ちょっと前にそういうエピソードがありまして(過去記事は貼らないけど、信じてね)、わたくし、たいへんに悶絶いたしました(同、信じてね)のですが、
そのね、尾藤がFAXを送った“あるラジオ番組”とういのが、文化放送の〈くにまるジャパン極〉なんです!

■(それでそれでね、)
その〈くにまるジャパン極〉の、3月18日放送のゲストが尾藤イサオだったのです。
これはあの例の、かわいすぎる〈ありがとうFAX〉についてのやりとりがきっかけで出演が決まったんだそうです。

…いい話だなぁ、オイ。

〈あ、俺の歌かかってる〉、で、すぐにFAXしようとおもう尾藤も軽やかなら、
FAXをもらって、〈え、聞いてくれてるんだ? じゃあ出てよ!〉ってなる番組側も軽やか。春ですねえ。

あとね、番組中で尾藤が、「2月の節分のとき、この番組を聴いてたら…」というはなしをしていたので、どうやら、

※ ガ チ の リ ス ナ ー ら し い 。

ということがわかった。
すきなひとのすきなものはすき!の法則で、私も一瞬にして〈くにまるジャパン極〉がだいすきになったので、今後も時間が合ったら聴いてゆこうとおもう。(単純。)
ちなみに節分の話は、そうです、正解、「赤鬼と青鬼のタンゴ」についてでした! 尾藤バージョンもちょっとだけ流れたよ。

■(さて、極、)
冒頭から、またしても〈お若いですね!〉って驚かれている(ふふふ)。
まあね、尾藤氏は、初めましてとかお久しぶりとかの際には、たいてい〈若っ!〉てビックリされているので、あはは、また言われてる、くらいにおもうのが常なのですが、なんと、今回は!

※ え え 。 お か げ さ ま で 。

て答えたので、
うわ、認めた!受け止めた!って、爆笑してしまいました。
「きょうだいみんなそうなんだけど、お肌がつるんつるんなんですよ」って自分で言ってたよ。ごきょうだいのお肌を拝見したことはないけれども、尾藤のお肌がつるんつるんな件については、“連帯保証人になってもいい”レベルで全面的に肯定するぜ!!


トークは、かるく生い立ち、からの、曲芸師時代にアメリカに行ったおはなし、ロカビリー歌手をめざしたいきさつ、などを経て、ビートルズ来日公演のあたりまで。
…て書くと、こないだの〈ラジオで語る昭和のはなし〉とだいたい似てるぽく見えるんだけど、じっさいに話されたなかみはぜんぜん違っててね、
わあ、聞き手(パーソナリティー)によって、引き出されるエピソードってこんなにちがうんだ!って嬉しくなってしまいました。

おなじ尾藤イサオというひとの人生の、おなじ時代のおはなしなのに、
それ知らなかったな!っていうことがどんどん出てきて、たいへんにわくわくでした。
それぞれのパーソナリティの〈聞き出し力〉もすごいなとおもったし、
聞き方のアプローチが変わっただけで、ちがった角度のエピソードがぽろぽろこぼれ出てくる尾藤イサオというひとについても、ほんとうにいろんな波を乗り越えてきたひとなんだなあ、って、改めて感じました。

■(たとえばね、)
今までは〈その時代に渡米なんてカッコイイ!〉ってかんじにおもっていた、〈曲芸でアメリカまわったよツアー〉について、
ちょうど第一次安保闘争のころで(出発の三日前に空港で投石事件があったりもして)、直接入国できずにカナダで足止めされたり、アメリカに入ってからも、けっきょく全体での興業はできなくって、小分けされたチームごとに、移動遊園地と一緒に巡回したり、老人ホームに慰問に行ったりしたんだよ、っていうのとか。

曲芸師として成功していた尾藤が、プレスリーにあこがれて、〈畑違いのロカビリーの世界に飛び込むぜ!〉のくだりも、
青春っていいよね、っていうだけの話ではなくて、そうするためには、いったん師匠から破門されて、それまでの芸名を捨てて、今後いっさい曲芸での収入は得ません、ていうやくそくをしなければいけない時代だったんだよ、っていうこととか。
(※のちに、師匠からはおゆるしをもらって、応援してくれたそうです。)

…などなどを、あいかわらずにこにこと楽しそうな、令和の尾藤の声が語るので、
それについての感想をここに書こうとしている私は、こう、なんていうか、今まさに感じているこの、〈好きだな〉っていうやつをもっとずっと強くあらわす、〈好きだな〉以上のフレーズがあればいいのに!!!!とおもっているのです。ていうか日本語にも、英語のmoreとかmostみたいに、くっつけたら最上級みたいな便利アイテムがあればいいのに、ておもっているのです。いやもう、いっそそのままくっつけたらいいのかしら。尾藤イサオ、most好き。

…なんか深まったのはダサさだけっていう気もしないでもないが、まあ良い。

※ m o s t 好 き !

(とりいそぎ、勢いだけ、伝われ。)


でね、あまりにもいろんなエピソードが出すぎて、
あやうく冒頭でくにまるさんが振った〈ビートルズ来日公演の写真について〉まで、話の展開が間に合わなくなりそうで(!)、さいごのほうはちょっと急ぎ足で、ビートルズまではいちおう追いついておいてね、そこから、

※ 次 回 に つ づ く 。

ってことになった。
かけあしで聞くにはあまりにももったいないエピソードがたくさん出てくるから、いっそもう一回来てもらってじっくり聞きましょう!だって。
え、え、天才かな。天才だ。くにまるさん、天才にちがいない。
(ちなみに私、ついさっきまで「くにまるさん」ていう名字かと思っておりましたが、ファーストネームでした。その天才の名は野村邦丸、さんだ!)
この〈せかさずに、ぜんぶを聞く〉というのは、尾藤イサオのおはなしを聞くときには、ほんとうにほんとうに正しいスタイルだとおもうの。

なので、ちかぢか、ふたたび尾藤がゲストの回が生まれるらしいので、とてもとても嬉しくて楽しみです。
それにしても、番組ちゅうに、〈またすぐ出て!〉〈うんいいよ!〉って即決する流れも、たいへんに軽やかでありました。春ですねえ。

■(あとね、)
番組のとちゅうに入る、ジャパネットたかたさんの生CMに、尾藤も一緒に参加していたのだけれども。

わたしね、尾藤の笑い声にはおおまかにいって二種類あるとおもっていて、
ていうか、これは尾藤にかぎったことじゃなくて、成人男性のわりと多くに見られる傾向な気がするのですけれども、
①〈ほんとにわらってるとき〉と、②〈あいづちとしてわらってるとき〉の音が、わりとわかりやすく違う。
どうちがうかっていうのを言葉で説明するのはちょっと難しいのだけれど、②はたとえば、「あなたに同意しますよ」とか、「敵意はないですよ」とかを示す〈社会的な音〉として、笑い声を代用しているかんじ、というか。(伝われ!)

で、ラジオのときの尾藤からは、音声オンリーの媒体だというのと、あとおそらく、〈相手の話をさえぎらずに〉、聞いていますよ、参加していますよ、っていうのを示す、おぎょうぎのよさなどもあいまって、わりと②の笑い声を、よく聞くなっておもっていて、それがまたね、じつにじつに良い音なのですよ!!
そりゃそうか、あんなふうに歌えるひとが、自分でコントロールして、〈笑い声を出す〉に特化するんだもん、すごくいい音に決まってる。

(…などを、ふまえまして)
この、ジャパネットたかたさんのCMちゅうに、尾藤が、一回だけ、
①の、いうなれば、〈ガチの笑い声〉をもらしたところがあってですね!
それが、ジャパネットのお姉さんが、商品(=空気清浄機)の機能性をアピールするために、〈くにまるさんがオナラをしてもだいじょうぶなんです!〉って言ったときだったので。

…しつこいようですが、やっぱり尾藤イサオって、

※ 男 子 だ な … !

って、こころからおもいました。しかも小学生男子です。
かと思うと、空気清浄機については、「こういうのは、人間だけじゃなくて植物もよろこぶんですよね」なんていう大人っぽい発言もしてくるので油断できません。


そして、(ラジオなのに、やっぱりチェックしてしまう)お召し物関係は、
〈黒T+黒ベースに白で柄の入ったアウター〉という、完全モノトーンコーデ!でした。
ああもう、ラジオなのに隙なくカッコイイなぁ。

…なんてなことを言ってるとほら、どんどんながくなっちゃうし、
実をいうとまだぜんぜん書きたりないくらい(!)なのだけれど、
近いうちに〈つづき〉があるとわかっている極でもあるので、
このへんでいったん筆をおきます。いや、筆なんてここ何年も持ったことないんだけどね。

あ、夢コンサートは、4月から、全国各地をまわるみたいです。
北海道はまだ予定に入ってないのでじゃっかん残念ですが、
体感的には、2020年には春が来なかったような気がしていた(ここいらがあたたかくなる5月ころには、既にがっつり自粛ムードだった)ので、じつにいちねん以上ぶりに、

ああ、春だ…!

て、おもっています。ていうか、
尾藤のゆくさきざきから、じゅんじゅんに春になるのかもしれない、とか半分本気でおもっている、きょうこのごろです。なんつって、礼。






( ↓ お花のイラストの ) 
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