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【『窓際太郎の事件簿』】尾藤イサオはかわいい床屋さんなのか、はたまたカッコイイ牧場主なのか、問題。【《9》and《27》】

こんにちは!
本日も通常営業で〈尾藤イサオがだいすきなひと〉をやっております、
ていうか、年中無休二十四時間のじつにコンビニエンスなスタイルで
※ 尾 藤 イ サ オ が だ い す き !
なひと、をさせていただいております、ながおかでございます。
まことに、まことに、おさわがせしております_(._.)_

■ さて、このたびは!
ちょっと前に〈BSで刑事ドラマの再放送を観るのが好き界隈〉を、ほんのすこしザワつかせた、『窓際太郎の事件簿』シリーズにおける、
【 尾 藤 イ サ オ 、 こ な い だ と 違 う ひ と じ ゃ な い か 問 題 。】
について考えてゆきたいと思います。

嘘でした、ほんとはほとんど考えたりとかはしません、
いやぁ、うちの尾藤はほんとにカワイイんスよ…とかゆって、居酒屋で相席の青年にムリヤリ孫の写真を見せる一杯機嫌のおとうさんのごときスタイルでゆきます。通常営業です。

■(とりいそぎ、)
『税務調査官・窓際太郎の事件簿』とは!
小林稔侍さん主演の2時間サスペンスドラマのシリーズで、ええと、元東京国税局のエリート税務官だった窓辺太郎(=小林稔侍さん)が、
…なんか、だいぶわるいやつ?の悪事をあばこうとしたところ、なんか、返り討ちにあった?みたいなかんじになって、ええと、いわゆる左遷というやつをされてだね…“窓際族のおじさん税務員♡”て感じのゆるふわポジションにキャラ変し町のみなさんに税金の大切さをおしらせしてゆくよ!
と見せかけて、実は〈秘密の☆税務調査官!〉として、政財界の巨悪に立ち向かってゆくのだったよ!
ていう、「マルサ×仕事人+ほんのりご当地感」のアレなアレなのだぜ!!

■ で。
〈尾藤イサオ、ちがうひとじゃないか問題〉とは!

35作あるらしいシリーズのうち、
※第9作め(2002年12月)
 と、
※第27作め(2014年7月)
 に、われらが尾藤イサオ(かわいい担当)が、〈まったくの別人〉として登場するのだけれど、まあ、窓際さんたちも、「あなた、私の知人に似ていますね…」などと説明したりは特にしないよ?、という案件です。

上述のとおり、9作目と27作めの間には、実に12年もの歳月が経過しておりですね、
同じ俳優さん(ていうか同じ尾藤。)が異なる役で登場したとしても、もともとは、それほどの違和感も無かったんだと思います。
ただ…ほら…、BSやらCSの再放送って、シリーズ世界をものすごい高速スパンで駆け抜けるじゃないですか。平日毎日、とか、モノによっては一日で6回ぶん、とか、駆け抜けるじゃないですか。
そうなると、そうですよね、毎回かかさず窓際太郎をチェックしている窓際族(※語弊)のみなさまにしてみれば、

※ 待って待って、尾藤イサオ…こないだも見た感じするんですが!

てなりますね。

※ ていうか、尾藤イサオ…こないだ見たときと違う人なんですが!

てなりますね。
そりゃちょっとザワつきますよね、窓際界隈。

わかります。

そんな窓際界隈(陽当たりよさそう)のひとびとへ、わたくしから申し述べたいことは、ただひとつ、

【 尾 藤 イ サ オ が 、 二 回 も 見 れ て よ か っ た ね ! !】

ということです。

【 し か も 2 パ タ ー ン も 見 れ て 、 ほ ん と う に よ か っ た ね ! ! 】

ということです!!!
…あれ、まちがったかもしれない、これは単なる個人の感想だったかもしれない。

■(まあいいや、)
ただ、わたくしが思いますには、ですね、
本当に問題とすべきなのは、
再登場した尾藤が、〈ぜんぜんちがう役じゃないか!〉みたいな、そんな瑣末なことではないのではないでしょうか。

本当に、しんじつわれわれが、
〈これはどういうことなんですか! 説明してください!〉
と会議用の長机を拳でバンして責任者か誰かを問い詰めなければならない問題とは、

9話で《東京の理髪店の店主》として登場した尾藤イサオが、
27話で《北海道の牧場主》として帰ってくるまで、
…この間じつに12年ですよ、
ほんらいならば、
〈しぶい59歳(くらい)のおじさまが、いい感じに枯れた70歳(くらい)のおじいさまになって再登場!〉
くらいの感覚でお出迎えするところなわけですよ、それなのに!(バンバン。)

【どっちの尾藤も、ただもう激烈に かわいい としか言えない。】

というのはどういうことなんだと。
どこでどんな手違いが生じたらそういうことが起こるんだと。
責任者出てきなさいと。ていうか、シェフを呼んでくださいと。いやもう本当にこころからのごちそうさまでしたを伝えたいので、なんかこう総支配人的な誰かに、

※ よろしく伝えてください。

■ (9話のきゃわについて。)

初登場時には、あの白い、いわゆる《床屋のおやじさん》的なおようふくを着ています。
髪型も、アイパー風(?で合ってる?)にきっちりまとめて、《床屋のおやじさん》風味ましましです。

ああもう、こういうコスプレ(←ではない。)シリーズ集めて写真集出してほしい。
ポストカードセットとかでもいい。

…というきもちも、嘘ではないのですが、9話の見どころはまだこの先なのです。

あのね私、この9話のキャスティングしたひと&脚本書いたひとは、てんさいだと思ってる。しょうじき、『本筋の事件とはまったくなんのかかわりもない』(←逆の意味でネタバレか…)こんな地点で、これほどの魅惑展開をまきおこし視聴者をきゃいきゃい言わせてだいじょぶなのだろうか!と心配にすらなったのよ。ものすごくきゃいきゃい言ったよ。

あのね、前半でね、「今どきの若ぇ奴のちゃらちゃらした髪型なんか、やってられっか!」とゆうような昭和ライクなガンコ発言のすえ、離婚の危機にいたったかわいい尾藤のとこやさんは、
慰謝料の税金についてアドバイスに来た窓際太郎さんから、あまったれなさんなと、社会の変化に合わせていく努力もしないで、なにが離婚ですかと、強くたしなめられて、ですね。
次の登場シーンではね。
…社会の変化に合わせてゆこう、と決意した、かわいい尾藤のとこやさんはね。

※ほぼほぼ、〈尾藤イサオ〉になっている!

なにこの激キャワ展開!!!! なにそのイメチェン!!!!
あれ、やっぱりさっきまでのとこやさん、コスプレでしたか?とおもいましたよ。
赤のアロハ着てるし。いい感じにパーマくるくるしてるし。前髪あげてるし。ていうかもう、口調とか、しぐさとか、言葉づかいとか、

【 ていうかあなた、〈尾藤イサオ〉さんですよね? 】

て感じになっている。
なんだろう。くりかえすけれど、『本筋の事件とまったくなんのかかわりもない』このような地点で、一部の視聴者の心臓をど真ん中で打ち抜くこの展開に、いったいどういう狙いがあるのか!(バンバン。)
いやもうなんだろう、責任者っていうか、シェフっていうか、総支配人っていうか、いっそもうなんか、創造主的などなたかを呼んでください、とおもいました。

※ この世界に尾藤イサオをおつかわしくださった件について、こころから、お礼がいいたいです。

なおかつその後、窓際さんと飲みにゆく尾藤。
ブラックベース&ジーンズのやんちゃ寄りカジュアルスタイルにお召し替え(※これからジョーを歌うんですか的コーデ。)のうえ、ほろ酔いのふわふわした足取りで、「まーどちゃん♡」とかゆったりする。
あのね、尾藤さん、そうやって、

【 ちょいちょい殺しに来るのやめていただいていいですか? 】

心臓がいくつあっても足りません。尾藤界隈です。

■ (27話のきゃわについて。)
12年経ちました。かわいさにおいて一切の経年劣化を見せぬまま、尾藤イサオは、

※由仁町で牧場を経営しています。

ここで、きゃあぁあ、って、なるのは、わたくしが、〈北海道生まれの北海道育ち〉だからです。北海道の景色内に尾藤イサオがいるだけで、萌え率3割増しです。
あとあれです。牧場コスプレも激きゃわです。

(久々の)転生するならどのポジション問題=〈窓際世界〉では、圧倒的に 牛 がいいです。尾藤の牧場の牛になりたい。めっちゃなつく自信ある。…待って、これ文字化するまでは、わりとふつうに思ってたんですけど。なんなら、鍋になりたい、よりは、生物だし哺乳類だしだいぶんマトモに寄せたな今回は、と思ってたんですけど。活字で見ると、ひょっとしてちょっとだけ変態ぽいですか。

【 わ た し 、 尾 藤 の 牛 に な り た い 。】

…あ、ダメな感じしかしない。ギリアウトですらない。あきらかにファウルだ。ラフプレイ感がハンパない。

(置いといて。)
たぶん、他の地域のかたもそうなんでしょうけれども、北海道弁ネイティブとしては、
…ううん、全語尾に、「だべ」「べさ」「っしょ」が付くわけではないの…
と思いながら見ておりました。
(地域差もあるので一概には言えませんが、札幌市近郊では、〈チームナックスの皆さん同士がフリートークスタイルで話しているときくらいの「べ」や「しょ」が通常量〉、〈大泉洋さんに限って言えば、一般的なラインよりやや多めかもしれない〉くらい、と思っていただければ間違いないかと。)
が、いやもう、ほんとそういうのどうでもいい。それよりも、

※ 尾藤が…北海道弁を…!

という変な感極まり方により、しばらくドラマに集中できななかったことのほうがゆゆしき問題。
(いっそ定住してくれてもよかったな…)

あのね、だけど、さすがにね、
札幌大通の三越ライオン前をふらふらしていた窓際さんが、そのままの流れで由仁町の病院まで歩ってお見舞いにゆくので、それは、ええと、すごくポジティブにとらえたとしてもですね、

 健 脚 か よ … !

とツッコまざるを得ません。ていうかナチュラルに無理ですから良い子はぜったい真似しないでくださいね、北海道の広さなめてかかったら遭難すっぞ?

(置いといて。)
カッコイイ尾藤の牧場やさんは、ヒロインの幼なじみくんのお父さんで、〈事件とは直接かかわりないけれど、良いこと言っちゃいますよ、俺〉な役どころの、優しくて強くて大らかで、〈二日酔いが持病です〉とかゆっちゃう、ものっすごく素敵なおじさまでした。
ていうか、そうだよ、また窓際さんと飲んでたよ!!(しかも今回は病院の待合にワインを持ちこむというやんちゃさ…)

■(どうでもよい結論)
かわいい床屋さんも、カッコイイ牧場やさんも、どっちも良かったなあ…。

みんなちがってみんないい、
 というか、
みんな尾藤でみんないい、
 ですな…。

(ほんとうにどうでもよい結論に至った。)


こうやって、同じ世界に二回出ちゃいました、みたいなことがあると、あらためて思うのだけれど、
いろんな年代に、いろんな役柄を演じている尾藤がいてね、
それはそれぞれ、ぜんぜん違うひとみたいに見えて、
なんだけど、やっぱり、ぜんぶが尾藤イサオでもあるし、っていうのって、
いや俳優さんなのだから、たぶんすごく当たり前のことに私は驚いているのだろうけれど、

尾藤ぽい尾藤だ、っていうことが嬉しかったり、
尾藤ぽくない尾藤だ、っていうのもまた嬉しかったりで、

…ファンていうのは、ずいぶんとハッピーないきものなのだな、と、たにんごとのように感心したりなどしながら、『尾藤イサオ、こないだと違うひとじゃないか問題』についての、現時点での考察を、終わります。礼。





(   床屋さんの写真の  ↓  )
<a href="https://pixabay.com/ja/users/5477687-5477687/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=2387365">5477687</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=2387365">Pixabay</a>からの画像

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