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コロナと教育

スオスダイ〜こんにちは🌞
石黒春花です!
毎日太陽ギラギラなカンボジアで焦げそうです

今日はカンボジアのコロナの状況とその間の教育事情について書こうと思います。

カンボジアのコロナのニュースは日本ではあまり耳にしないかもしれませんが、実はロックダウンされていたり、州間移動禁止が続いたり余談を許さない状況が続いていました😢

そして驚くべき学校の優先順位の低さ。

毎度のアナウンスで徐々に規制が解除されていく一方で、規制緩和の対象外も常にあります。カラオケ、バー、大人数の集会、そして『学校』

教育に関わる身としてもどかしいとともに疑問を感じます。

結局学校は約1年間再開していませんでした。

子どもたちはどうしていたのか?

家で働いたり、遠くの州に出稼ぎに出たり、、
いずれにしても学習継続はできていません。

学びたくてもどうしたらいいかわかりません。
自分が働いて家計を助けられると実感してそのまま学校を退学した子もいます。

私たちは『カンボジアの人々の手で教育のサイクルを回し貧困を脱出する』ことを目指していますが、まだまだ長い道のりだと感じてしまいました。

外からの一声ではなにも変わらない。
内から徐々に変えていかなければならないと。

内から変えるとはなんなのか?

私は、学ぶ意味を感じてそれを伝えていく人を増やすことだと思います。教育水準が上がることは国の自立、成長に繋がります。

言葉ではなんとでも言えるし、行動に移さなければ意味がない。
でもまずは言葉にさせてください😂

私たちにできることは何か?

一語学学校として、どんな状況でも学びを届け続け職の選択肢を広げること。興味を引き出し、学ぶ楽しさを届けること。学びによる小さな成功体験を積み重ねて、振り返ったときに学べてよかったと重要性に気づいてもらうこと。

復学支援を通して、家庭の事情や学年が遅れた羞恥心から一度退学した子たちと、そこから共にもう一度踏ん張りし、卒業まで見届けること。その先で学んだことを活かす瞬間を見つけてもらうこと。

『ほんの少しのことしかできないからと言って何もしないのは大きな間違いだ』

イギリス軍人Sidney Smithの言葉です。

教育とはまさにそんな分野じゃないかと思うんです。目の前で今できることは小さくても少しずつ少しずつ継続していく必要があると思います。

考え悩みながらですが一歩ずつ進んでいきたいです!!

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