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「みんなの図書館 さんかく沼津」飛び込みインターン日記(前編)

こんにちは、hana です。

実は今、地元である静岡に短期帰省中なのです。

3/21~3/24までしかいられないのですが、その4日間はずっと「沼津」にいます。

山梨だと誰にでも伝わる「沼津」という地名。

私はお隣の市出身なのですが、中学と高校の計6年間、沼津の学校に通っていたので、”第二の故郷”感があります。青春の思い出がすべて詰まっている、大切な場所です。

そんな愛する地元に恩返しがしたい、という思いで、”サードプレイス” や ”ユースワーク” に関心を持ち始め、Miacisでのインターンをしはじめた、という流れだったわけなのですが・・。

もちろんこの1年間で、Miacisのある韮崎市にも魅了されたですが、今度は地元で何かしたい、と漠然とした想いをずっと抱えていました。

そんな時に偶然見つけた、この記事↓


来年度のビジョンが全く決まっていなかった私のもとに突如現れた希望の光。

ちょうど、河原部社のみなさんや、トップファン(初登場ですね、いつか紹介します)の方々から、「来年どうするの~?」「静岡で何かやりたいなら絶対人脈広げたほうがいいよね」などと言われていたタイミングでもあって、私自身も静岡で何かやっておきたい欲があって。しかもあの有名な土肥さんのもとでのインターン!これはやらない理由がない、と思い、割と即決で連絡。

数日後に土肥さんと面談。次に帰省するタイミングでお試しでインターンしてみたらどう?と言っていただき、今に至ります。

ちなみにこれまた初登場の土肥さんは、「みんなの図書館 さんかく」運営のボスで、まあNPOとか、一般社団法人とか、いろんな団体を動かすスーパーマン。静岡県内外で活躍しているすごいお方です。(実は今のインターン先のボスであるニシダさんともつながっていて、ふたりの性格とかオーラとかがすっごく似ているので、今度比較記事を出そうかなと検討中・・・。)


「みんなの図書館さんかく」について知らない方も多いと思うので、ちょいと説明しますね。

さんかく は、一般社団法人トリナスが運営する、完全私設の図書館です。ベースの仕組みとしては、本棚が細かく区切られていて、そこを一般の方に貸し出し、その貸出料で運営をする、というかなりシンプルな仕組み。(一箱本棚オーナー制度と言います。)

オーナーさんが本棚の中に何を置くかは自由で、小説、雑誌、漫画、絵本、時にはけん玉や小さな置物を置かれている方も。この個性を感じられるのも、他の図書館にはない魅力です。

お店番も、スタッフやインターン生だけではなく、本棚のオーナーさんたちがやってくれたりもして、まちのひとの「参画」で成り立つ図書館です。

図書館にある本たちも、まちの人からの寄贈や、本棚オーナーさんの所持しているもので、誰でもその本を借りることができます。


多くの人がイメージする、司書さんがいて、本がジャンルや作者名順に並んでいて、静かで、どちらかというと「個」の時間が重んじられる”図書館” ではありません。

新しい人と出会ったり、話したり、本棚ごとの違いを楽しみながら良さそうな本を探したり、ちょっとしたボードゲームをしたり。そんな空間の中でもちゃんと「個」として本を読める感じもあって、楽しみ方、使い方も利用してくださる方次第なのが、「さんかく」の最大の魅力であると感じています。

同じ仕組みで運営されている図書館は、日本国内にいくつかあります。

まず、みんなの図書館第一号である、静岡県焼津市の「さんかく焼津」。石川県加賀市の「おんせん図書館 みかん」。兵庫県豊岡市の「だいかい文庫」。長野県茅野市の「My Book Station」。そして、今私がいる静岡県沼津市の「さんかく沼津」。

ベースの仕組みは似ていても、それぞれの「みんなの図書館」に個性があって、今後全国の「みんなの図書館」巡りがしたいな~なんて、考えています。


もっと詳しく知りたいよ、という方は、HPや、土肥さんのnoteをご覧ください。


今回、2日間の飛び込みインターン生としていただいたお仕事がふたつ。

ひとつめ。2021年4月1日に、「さんかく沼津」がオープンするのですが、「オープンしました」のフライヤーを作成すること。

私、センスないですよ!?と面談の時に言っていたのですが、なんか知らぬ間に決まっていました。(この辺のテンポ感もニシダさんそっくり。)

実は昨日から作成し始めているのですが、なかなかうまくいかないものですね。ほかのインターン生やスタッフの人にもアドバイスをいただきながら、すこーしずつ、形にしていきます。

(土肥さんからOKが出れば)4月1日のオープン時に、私の作ったフライヤーが掲示されているはずなので、是非お立ち寄りくださいね。


ふたつめ。「さんかく沼津」のインターン生目線で、noteを書くこと。

テーマは割と自由です。「インターン生の目線で」がキーワード。この2日間で感じたこと、気づいたことをご紹介できたらな~と。

『飛び込みインターン日記』、気が向いたときに更新していこうと思いますので、お時間あるときにでも読んでいただければ幸いです。


私は基本、山梨県で大学生をしているので、来年度もオンライン授業でなければ頻繁に帰省するのは難しそうです。もしオンライン授業なら、きっとこの「さんかく沼津」にインターンと称して入り浸ることでしょう・・・。そうでなければ、長期休暇期間だけでも、「さんかく沼津」のインターン生(仮)として色々体験させていただこうと目論んでおります。何卒、今後ともよろしくお願いします!



では、また。

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