旅のラゴス。旅する欲望は変化を欲す時に現れる。

こんばんは。

最近本を読む時間がなくて、全然進んでませんでしたが。
ようやく読み終わりました。

感想としては...身近に感じられる作品であったw

ジャンルとしては、SFなのか。ファンタジーなのか。ジャンルとして分けるにはあまりにも普通すぎて分けることができない本だと思う。もちろん空間転移だったり、空中浮揚といったSFチックな事は用いられてるけど。

人生の中で、何かを学び、学んだ事を生かし、次の世代に残す。
誰しもが経験するし、人間として生活を営む上でとても普通だからこそ、それを描いた本を無理に分ける事は出来ないと思う。

物語の構成としてはとてもシンプルで、旅人が、南を目指しいろんな出来事を体験していくというシンプルな物になっている。

この本の中で著者が言いたいのは、人生で何かを学んだらそれを生かすこと。
大切と思える人は人生の中で何人かに会えるという事

だと思う(笑)

今がきついから死のうとする。
最愛の人と別れて後悔する。
人生のピークと思え、将来が不安に思える。

こんな事は誰にでも起こると思うけど、そんな時にこそ”旅のラゴス”を読んで、
元気、勇気をもらってくれればなぁと思います。

以上、ご馳走さまでした。


PS. 南=陽気という様なイメージがあり、ラゴスの最初の目的地が南というのは人生のピーク。つまり、若さを現していたのかも。

・夢を持って旅に出たもの、30〜40代くらいでの奴隷時代
知恵を使って生き抜くさまはまさに今の世の社畜と変わらないと思う。

・50代までインプットを繰り返し、60〜70代で世に残す。
としをとっても知識欲は衰えず、若い時より経験が理解を深めてくれる。

・70以降でまた旅に出る。
やり残した事を最後にやりきりにいく。

俺も30手前になって、ようやく地に足ついたけど、先はまだ長いんだろうな。
困難が続いても学ぶ姿勢は持ちつ続けられると良いなぁと思います!

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