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あけましておめでとうございます

2023年のJリーグが開幕した。
待ち侘びたこの開幕は我々各クラブのサポーターからしてみたら本当の年明けの様な感覚になる。
そこらじゅうで久しぶりに再開するサポーター仲間から「あけましておめでとうございます」の挨拶が聞こえてくる。『あぁここからまた1シーズン長い闘いが始まるんだな』ととても心地の良い高揚感に包まれスタジアムに入る。
今年も無事こうしてJリーグが開幕してホントに幸せだ。

今年からはなんといっても
声出し可能エリアにおいても収容率の上限が撤廃され、満員のゴール裏でも2020年の開幕依頼となる熱い熱い応援が帰ってきた事が最大のトピックではなかろうか。
やはりサポーターの歓声があってこそのスタジアムであり,一体感を産みチームを活性化させる最大の武器である《声》が帰ってきた事はホントに素晴らしい。 これまで控えてたブーイングなども同時に復活した。今年はより他クラブと競い合いながらダービーなどに置いてはブーイング等で煽り合いも積極的に楽しんでいきたいものだ。

さてさて
我らがガンバ大阪は昨年J1リーグを18チーム中15位で終えギリギリの自動残留でなんとかJ1に踏みとどまった。 それまで大分トリニータを指揮していた片野坂監督を招聘しポゼッションスタイルへの回帰と主導権を握りながら勝ち進むガンバ大阪の造り上げにトライしたが様々な要因が重なり上手く行かず8月に監督交代。同年6月までV・ファーレン長崎を指揮していた松田監督を急遽監督に置き、現実的なサッカーで最低限の残留を果たした。

今季は徳島ヴォルティスからダニエル・ポヤトス監督を招聘。再び主導権を握りながら勝ち進むガンバ大阪の創造へトライする。
今季はFWパトリックやMF小野瀬康介,DF昌子源など主力だった選手を放出。しかしvs日本代表戦においてゴールを決めた事もあるFWジェバリやJリーグ初のイスラエル人プレーヤーのMFネタ・ラヴィ、モンテディオ山形から期待の若手サイドバックの半田。他にも長崎からDF江川、ロアッソ熊本からMF杉山を獲得や湘南ベルマーレからGK谷を復帰させるなどこれまでとは明らかに一線を画す補強で本気で強いガンバ大阪の創造へ取組む。

トレーニングマッチではかなり好調だった模様で期待値も高まる中迎えた2.18開幕戦。
ガンバ大阪は敵地で柏レイソルとの対戦を迎えた。
決して相性が良いとは言えないスタジアムだが、柏レイソルも選抜の半分が昨年と入れ替わっている。ましてや開幕戦。相手も完璧では無い。
どんなゲームになるのか?シーズン開幕への期待や高揚感と少しばかりの不安に包まれキックオフの時を待つ。

ウォーミングアップの時から
両スタンドから全力のコールやチャントが木霊する。ホントに素晴らしい事だ。かく言う私もその一員なのだがスッカリ声の出し方を忘れていたのか「ウー」という低い声を声量大きく出すのにシッカリ失敗して裏返ったかの様な声が出て恥ずかしかった…やはりサポーターもリハビリが必要なのかもしれない、、、

15:03
他会場より1時間遅れて日立台にキックオフのホイッスルが鳴り響いた。
前半は柏の人に付く守りで上手くビルドアップ出来なかった時間が多く、クリアミスを叩き込まれ先制点を許す。しかし後半サイドから中央へ付けると一瞬の隙を見逃さなかった『7番』宇佐美が突破を魅せる。一気にBox内へ侵入するとシュートはキーパーの足に当たるもそのままゴールラインを割り同点に追いつく。ボールを置き所と一瞬のスピードupで相手に寄せる隙を与えなかった流石 宇佐美貴史というゴールで今季チーム初得点をあげた。
その流れで僅か5分後。
センターバックからの縦パスをIH気味のポジションに降りてきた飯野がダイレクトで左サイドバックの黒川へ渡す。そのまま敵陣Box付近まで上がりクロスを上げる。このボールは相手に渡るがクリアボールが鈴木武蔵に当たるとそれを丁寧に落とす。
受けたダワンが対角へ巻いたシュートを放つとキーパー手前でバウンドしたボールを弾き切れずゴールに吸い込まれ一気に逆転に成功する!
昨年リーグ戦34試合で逆転が1度も無かったチームにとって開幕戦かは逆転に成功するという大きな自信になる実績を残す事に成功した。

調子を取り戻したガンバ大阪は中盤でIHが降りたりして上手くトライアングルを形成。時折食い付いてきた相手を交わして運ぶなどして主導権を握る。
途中出場のFW山見の仕掛けや、合流したばかりのMFネタ・ラヴィのスピーディーな判断とプレー。
今季こそガンバ大阪は変わるんだ!
確かにそう感じられる観ていて楽しいサッカーを展開してくれた。
しかし最後5バックで逃げ切りを計ったところでPKを献上してしまい勝ち切れなかった所はまだ悪い癖が抜けきれていないか… それでも悲観することはない。スタジアムに来ていたガンバサポーター誰もが確かに感じた明るい未来とそこへ立ち向かって行くガンバ戦士達を拍手で迎えた。


皆さんの応援するチームは如何でしょうか?
何れのチームにも「声援」という最大の武器,ピースが戻ってきた。
共にスタジアムで声を出し熱狂し楽しみJリーグ30周年を盛り上げていきたい。
そしてガンバ大阪がその主役に。もしくはそれに近い位置まで上がれる様に切に願ってまた次のゲームを迎える。そんな週末を繰り返す楽しみなシーズンが幕を開けた。

いつまでもずっと
愛し続けるさ
この世界
終わるまで
We Are GAMBA OSAKA!!!
We Are GAMBA OSAKA!!!
We Are GAMBA OSAKA!!!

ガンバ大阪 公式Twitterより

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