競馬素人の自己満足 2023年秋華賞感想

 リバティアイランド強し!牝馬三冠達成!!

 川田騎手はこれで三冠ジョッキーに。リバティアイランドは強すぎた。単勝1.1倍に支持されて2番人気は12.9倍。まさに一強。
 私が一番考えるのは、川田騎手のことだ。以前も書いたが、川田さんと福永祐一騎手の関係性は強固なものがある。福永さんは今年で調教師となるために引退したが、引退前の2022年有馬記念後のとある配信で語っていたことがある。

1:03:31あたりから数分見て欲しい。
「リーディングをとって、楽しもうって吹っ切れて楽しみだしたときにどんなジョッキーになるか見てみたい気持ちは強いね。うーん、すごいステージに行ける可能性あるんちゃうかなって。」
予言というわけではないが、翌年、リバティアイランドの桜花賞、プログノーシスの札幌記念、ママコチャのスプリンターズステークスなど、パトロールを見ていると位置取りや仕掛け時が先を読んでいるのではないかというように感じることがある。これは私が福永騎手にも感じた畏怖だ。
 そして今回の中内田厩舎とのコンビでの三冠達成。あまりにも出来過ぎてはいないか。競馬の神様がいるとすれば、筆が乗りまくっている。騎手川田将雅はさらにとんでもないジョッキーになるのではないか。

21:40から数分見て欲しい。ファンの声は良くも悪くも陣営にも届いている。とんでもないプレッシャーだったと思う。勝ち切った結果の裏には関係者の並々ならぬ努力があるのだと感じる。それだけにこのチームで勝ったことがいちファンとしてうれしい。

 2着に来たのはマスクトディーヴァ×岩田望来騎手。ゴールを過ぎてがっくりと頭を垂れる姿が脳裏に焼き付いている。先輩ジョッキーの背を見つめた悔しい2着。この構図は何度も見た。記憶に新しいのはダービー2着(2021年、2023年)の横山武史騎手や2023年スプリンターズステークスの坂井瑠星騎手。若手ジョッキーが力を付けて来てはいるが、先輩ジョッキーも譲らない。このバチバチとした戦いにますます夢中になる。やはり競馬は良い、競馬が好きだと思った秋華賞だった。

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