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2021年はコミュニティを持っている人のみが生き残る。100%自分勝手の巻。

年末ですね。

2020年は大変な年になりました。が、コロナにより、次の時代がクリアに見えてきた気がしますね。今日は、来年2021年にあなたがどのように生きていかなければならいのか?その辺りをまとめてみたいと思います。

2020年に起きた大きな変化

コロナが引き金にはなりましたが、職場において「自分の能力がいかほどのものか?」これがかなり可視化された時代になりました。なんとなく仕事できる風の人は、ZOOMベースの仕事により全て化けの皮が剥がれた感じです。実際やってみると分かりますが、chatwork、ZOOMベースの仕事は、「アウトプットのみ」が評価されることになります。

「あ、例の資料、できましたよ。確認お願いします。」

この一言でその人が前回の打ち合わせから何をしてきたのか?仕事の進み具合であったり、速度であったり...、が全てわかります。会議の時になんとなく口出しするだけの人(Aさん)って、「会議がないときは何もしていない」ことになります。

「Aさんは前回の会議から、何の仕事をしていたんですか?」

と冷静に突っ込まれたならば、「や、やってるよ!」と顔を真っ赤にしながら反論はするでしょうが、実際、目に見える形で何もアウトプットがないので、「実務は何もできない人」と誰の目にも明らかになります。残念ながらそんな人間はチームに必要ないわけで。早々に早期退職で肩を叩かれることになります。

自分の実力が可視化された2020年。そう言っていいでしょう。

2021年に起きる変化

さて次の時代はどうなるでしょうか?

今の時代を踏まえて乗り越えることになりますので、当然今年の流れを引きついで発展させた形になります。2020年は個人の戦闘能力が明らかになったが、それだけでは大きな仕事はできません。次の課題は、チーム全体の力を合わせること。ドラクエ的に言えば、パーティ全体の力を引き上げることが必要になります。

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自分一人が孤軍奮闘しても、僧侶が弱かったら、長期的に戦えない。魔法使いが弱かったら、援護射撃がもらえない。ドラクエでいうところのパーティの存在が求めれます。

社歴が長い人(Aさん)は社内営業をした結果、社内に自分の気心知れたブレーンがいることが多いです。Aさんは自分自身の戦闘能力は心許ないが、ブレーンをまとめる力があるかも知れない。ベテランは今こそ、社内に自分のチームを作り、チーム全体でアウトプットを引き上げていくことが求められます。

ただ、残念ながら、日本の会社ではそれはうまく機能できないかもしれません。会社の仕事は直属の上司に規定されていることが多く、あまりそれ以外から仕事を受けても、どちらに力を注ぐか?難しいところがあるからです。

営業部に所属しているAさんが、経理部に所属しているBさんとツーカーだったとしても、経理部のBさんにAさんが直接仕事を頼むのは、Bさんの上司の了解が必要になり、仕事のダイナミズムに欠けます。

では、どうやって自分が主体となるパーティを作るのか?

答えは社外にあります。

例えば、私は現在オランダに住んでおり、個人事業主登録をしています。日本語をメインで扱うので私が仕事を依頼するのは当然日本人です。ライティングならこの人、WEBデザインならばこの人、ツール制作ならばこの人、と自分の頭の中にパーティが浮かんでいます。この社外の人脈を統合しておく必要があるということです。

【チームNISHI】として。

※今年はオランダに来て一年目なので、とてもじゃないですが、英語ベースで自分のチームを作ることは叶いませんでした。将来的に英語圏の人材を自分のチームに引き入れることを意識すれば良いですね。

仕事を通じた仲間ですから、気心知れた仲間もいれば、そりは合わないけど、あいつの実力は絶対に必要だという場合もあるかも知れません。大事なことは自分が仕事で何を成し遂げたいのか?これを何度も語り、ビジネスの方向性を合わせておくこと。それを知った上で手を貸してくれる仲間を周りに集めておく。

もちろん、自分が目指す理想に対して付いてくる形になりますので、そのメンバー自体も「その人についていくことが自分の幸せになる」という関わり方をしないとダメです。

2020年は、2030年に向けて新たな10年の始まり

2020年は干支で言えば子年です。干支はねずみから始まるのでまさに2020年は次の時代の幕開け。ねずみチョロチョロあっちこっち動きが変わる、実に忙しい一年でしたね。

周りがワイワイしまくって何が正しいことかわからないときは、原点に帰る。これが大事です。原点とは何か?それは「家族」です。それは今風の言葉で言えば、コミュニティです。

これは3年前くらいから言っているんですが、これからのビジネスは「意図的に何らかの集団を率いる」ことが成功の秘訣になっています。私が最近言っている書評王と書評家というのはこの文脈です。これは良い悪いではなくて自分が「こう生きるんだ!」と決めてからスタートするということです。

いわば極めて自分勝手な人生を歩んで、その自分勝手に人を巻き込んでいくという流れです。この自分勝手を多くの人は周りの顔色を伺いながらこわごわ出している感じですが、それではダメです。自分勝手を100%通してみるということです。

誰からも賛同されないかもしれないけど、「これ、俺にとっての理想やねん!」という切り口を勇気を持って出していく。そこに賛同者が集まっていつのまにか一人また一人と集まってくる。

私にとってのそれは「本の感想を言うだけで飯が食える世界がくると思うんだよ!」です。職業としての「書評家」というものを確立してみたいなぁと自分勝手に思うわけです。

100%自分勝手とは、MSPのこと

MSPの大切さに対してはもうなんども書いているけれども100%自分勝手はこれとほぼ同義だと思ってください。みんな自分のコンセプトや切り口などに自信がない人が多いけど、周りの顔色を伺いながら、「これ当たるかなぁ」なんて考えながらやっているからダメなんですよ。どうせ世界でたった一人で始めることだから最初は大外しからスタートです。

自分勝手に生きていたら普通は怒られます。世の大人たちに。そこでたった一人になっても「なんかこれやりたいんすよねー」とか言いながら追求し続ける理想の世界があるかどうか?そこの強度により人が集まってきて、集団になり、コミュニティになるかどうかが決まるような気がしますね。

自分は100%勝手に生きているだけなのに、なぜか人が集まってくるコミュニティが理想のコミュニティですからね。

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